昨日は、東京にアーユルヴェーダの講習会に行っていました。
雨の日で大変…。以前会社が茅場町にあったので、この付近の地下鉄には乗り慣れているつもりで
いたら、すっかりおのぼりさんでした。東京駅で半蔵門線を選んだのが失敗。まるで梅田から東梅田に
行って、さらに東西線に行くくらい歩かされました。遠い!
久しぶりの表参道に行き、ちょっと気分よく食事し、ヨガの瞑想会に出て、おいしいプラサーダ料理をいただいて23時の終電に飛び乗って帰ってきました。帰りは遅いのに夫が迎えに来てくれて感謝。
ちょっと疲れましたが、とりあえず少しでも街の空気に触れ、自分の心地よいスタイルというものを
確認した日でした。
■ 老いをアーユルヴェーダではどう捉えるか
アーユルヴェーダはインドの伝統医学です。医食同源でもあるので、食事の食べ方や良い過ごし方を
指南するものですが…ただ日本では、単なるオイルマッサージと誤解されています。
特にマッサージは日本では医療行為と言うよりも…エステとかちょっと違う風に解釈されています。
人間の老いは、酸化と乾燥のプロセスであることは、西洋医学でもおなじみですよね。
アーユルヴェーダでは、老いは 乾燥 のプロセスのようです。つまりヴァータが増える。
乾燥し、固化し、動かくなり、循環すべきものがしなくなり、結果不快が募る、気持ちが揺れる。
すべてヴァータが過剰に増量したせいと考えるのだそうです。アーユルヴェーダにはトリドーシャ理論が
あります。世界は三つの性質に分けられるという理論。
ヴァータ:風の性質
ピッタ:火の性質
カパ:水の性質
で、すべての性質をみんなもっており、釣り合いが取れて生活しています。
老いはヴァータのバランスが大きくなっていくと考えるのだそうです。
というわけで治療法?というか対処法としてはオイルマッサージと口腔ケアを習いました。
オイルマッサージはカンタンで、キュアリングしたゴマ油のオイルマッサージ。温タオルに
しょうがを入れるのがなかなか良かったです。
後は、シルクの手袋(絹は毒素を抜くと言われている)でドライマッサージ。手軽でいいかも
しれません。
口腔ケアはちょっと疑問でした。というのもうがい薬を自作しますが…クローブって日本の人は
苦手な人が多いんですよね。 以前クローブで歯磨き粉を作って微妙でした。がとりあえず
甘草(リコリス)
クローブ
ターメリック
を1/4ずつ合わせたものに、200ccの湯を注いで、数滴のごま油を落としたものでうがいをする。
と口の中がさっぱりするのだそうです。ゴマ油のうがいはヨガの本でも出てきますからやってみたことが
ありますが、油は多いとさっぱりというよりさらにうがいしたくなる(笑)
ただ粘膜に優しいのはオイルですね。タングスクレーパーで舌苔を取るのは良くないそうです。
■ ヴィーガン
たまたま前日に Pureカフェに検索でヒットしたので、その後は表参道に出かけました。
店内はジャズが流れるシンプルでスタイリッシュな空間でした。ちょっと同じ年代の人かな
と思ったのでHPを見てみたら、同年代だった。やっぱり感が一杯。
見てきた時代と憧れがダブる…ので、なんとなく自分でもこんな感じを良いと思っていたよなぁと
懐かしい感じがしました。
ヴィーガンの食事もおいしかったです。
とりあえず、ここが出しているクックブックを買ってみることにしました。
ベジタリアンの食事は、単に肉を抜きさえすれば完了なので、さして難しくはないですが、
マフィン系が課題なのです。
卵を使わないケーキって、今まで見たレシピでおいしいのは全くないんですよねぇ・・・
おいしくなかったら食べたくないので…
■ 呼ばれたい名前で呼びあうワーク
昨日のクラスは、自分が呼ばれたい名前を自分で言い、それをみんなが呼んでくれるワークでした。
なかなか面白かったです。
呼び方で、関係性が分かる。
私は、遊び友達みたいな感じで呼ばれたかったので、みんなにそう呼んでもらってうれしかったです。
まぁいまんとこ、そう呼んでくれるのは、夫だけなんですが。
ある人は、命令口調で呼ばれたがり、ある人は赤ちゃん口調で呼ばれたがります。
ただそれを忠実にコピーして呼べない人もいて、別の関係性が出来上がったりして、面白いです。
ちなみに神と人の関係性は、ありとあらゆる関係性を含んだものと言われています。
ただ・・・一般に神と言う言葉に人はすでに先入観を持ってしまっている…のが、問題なんですけどね。
神が友達だったら?神が幼児だったら?神がダメオヤジだったら?想像してみると面白いです(笑)