退屈な北沢コース…赤岳鉱泉へ

2012-02-05 10:10:48 | 山、登ってきました☆
■ 期待ハズレ 

昨日は天気図が素晴らしく穏やかそうだったので、赤岳鉱泉まで出かけて来ましたが
期待ハズレの曇り空。がっかり…(汗) 

同じことを考えた人は多いらしく山小屋では天気のあてが外れたことでひと盛り上がり。
山の天気は読めませんね。

私たちの今回のテーマは将来へつながる山への期待感を盛り上げるべく、【赤岳への憧れを暖める】だったのですが、美濃戸口から歩いたため、距離が長く…楽しめず。
さらにその道が雪道とはいえ、車のわだち跡。雪の車のわだち跡と言うものは、実はとても歩きにくい道でかつ音がうるさい!んですね!知らなかった!

なんだか普段の山とは違う筋肉を使ったみたいで二人とも変な疲れ方をしてしまいました。平坦な道って
登山靴で歩くと逆にツライ、ということを実感。

疲れた上、山頂を眺めに行ったのに肝心の山頂は雲をかぶり、景色などあまり収穫がない日でした。期待が多かっただけに残念。

気温はザックにぶら下げた温度計で終始-10度をさしていましたから、体に近い場所でそのくらいと言うことでマイナス15度はあったのではないでしょうか。寒気の中を早朝から歩くトレーニング山行と結果としてはなりました。



■ 備忘録

・車はやまのこ村まで入れます!
・美濃戸口=八ヶ岳山荘駐車場駐車料金一日500円
・北沢コースは堰堤前まで、車が通る林道で単調で退屈な道。
・南沢コースは途中に工事現場あり
・どちらも平坦でやさしい道
・中山展望台は景色が良い
・赤岳鉱泉は大規模で快適。 ラーメン800円。コーヒー400円。休憩のお茶無料。
・行者小屋前はテント泊の人でいっぱい。
・下山後の温泉はもみの湯。500円。

■コース

今回は山を眺めに行ったのですが山はお留守でした…(涙) あの天気図はなんだったんだ?!

 八ヶ岳エコーライン。圧雪されて走行に問題なし。

本来はやまのこ荘まで入れるのに、前の車が林道の途中でバックしてきた…(汗)ええ~?!
これがバックしてきた林道。おじさん四駆ではなかったらしい。歩いてみたらラシーンは入れそうでした。

 遠方から来た人は八ヶ岳山荘で休憩するといいのかも?トイレは100円。


しかたなく、手前の美濃戸口に車を止めたため、片道2km、往復4kmを余分に歩く羽目に…(T_T)
これも神様の体力つけなさいっていうお達しですかね??

7時出発。

美濃戸口からやまのこ村まで2kmの平坦な道です。これが退屈で退屈で。
コレ。靴と雪がキシンでかなりうるさい。

途中に少しショートカットがある。分岐しているがどちらも同じ林道につながるだけ。選べるなら左側のほうがやや短い。

ついたやまのこ荘!8:02.

やっと登山開始かと思ったら・・・・行きに利用した北沢コースは、堰堤広場まで林道です。これも退屈。
山で車が通る道を通るのはかなり退屈です。 車といえば、徒歩での移動が効率化したもの。そうなると
退屈するということですね。車だけを考えてみても、町の運転より高速道路が退屈ですもんね。
 
やまのこ荘ではトイレが安い。外トイレ50円。裏に立派なアイスキャンデーが。
 ゆる系なロゴ。 駐車場前にて。

ここから先は美濃戸山荘宿泊者のみ通行可だそうです。
東岳なのか… 茅野から見ると東だからかしら??”蝶類の捕獲を禁ず”とあります。

北沢コース・南沢コース分岐。 南沢のほうが登山道らしい道です。北沢コースは夏よさそうです。沢を
何度もわたるので。

登山道ではなく車道…やだなぁもう! 
寒すぎて息が凍る。

 堰堤前。9:11。二時間も退屈。私たちを追い越していった車が停めてあった。

やっと登山道らしい道へ。




赤岳鉱泉前のアイスキャンデー。本日は製造中らしく登れず。10:50.

赤岳鉱泉は大規模な小屋でした。トイレもキレイで、びっくり。ラーメンはおいしく、先日のしらびそ小屋のよりおいしかった。ここではカメラマンのオジサンに会いました。小屋に連泊中だそう。昨日は晴れてすごく良かったそうです。


玄関。


小一時間休憩してから、中山展望台へ。11:50発。 晴れていれば展望よさそうだけど…今日は無理。
あっという間につきます。12:30


そして、行者小屋へ。ここへもあっという間。12:45.うーん。今日は核心部があっという間で、アルバイトばかりが長い。

行者小屋で立ち休していたら上から降りてきた人がいたので聞いてみると強風で吹き飛ばされそうになったとか。

南沢コースで道迷いが発生しているそうです。
工事中。

南沢コースも途中風の通り道になっている場所があり大急ぎで通り過ぎました。南沢コースでは登ってくる人たちとかなり会いましたが全員がテント泊。 行者小屋でのテント泊は大人気なんですね~。

このコースのほうが登山道らしい感じで気に入りました。北沢コースもたぶん夏には快適そうです。沢がきれいで。8回沢を渡るのだそうですが、この時期でも凍っておらず、岩の上のこんもりした雪がかわいらしい場所でした。

ただ私たちはその前の林道が、だらだらとつづく坂道で退屈すぎ、橋をなんども渡るころにはすっかり飽き飽きしていたのでした。

 やっと下山。 アイスクライミングの練習をしていた。14:38.

帰りの車窓から八ヶ岳。今日は一日雲の中。高気圧のさなかでも曇り&強風。
富士山はピンクに染まって…今日は富士山側が正解でしたね。

今回は、前後に2kmのアルバイトを追加したせいで、標高差約1000m、14kmの道のり…日帰りでは大体10km前後で考えているので、ちょっとくたびれました。くたびれるというより退屈した、って感じですね。

赤岳鉱泉は、若い従業員だらけでした。北八ツが年配の人だらけなのととても対照的です。ただ赤岳鉱泉までならばぜんぜん平坦な道のりで北八つより植物相がイマイチな分、とっても退屈。森林限界を超える
上のほうまででないかぎり楽しめない場所だなぁ。 美しい冬景色なら北八つの勝ちです。どっちも寒さ自体は同じくらい厳しい。

教えてくれたカメラマンのおじさんによると、かなりの人気でアルバイトの倍率も高いのだそう…。各種の
山ブランドの広告もいっぱいです。

そういえば北岳も若い人がいっぱい働いていたなぁ。なんか山も2極化していますね~。

反省点
・車でどこまで入れるかチェックしてから行く。
・前の車がバックしてきても前進のこと。



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