Quality Timeをどれだけ一緒に過ごすか

2010-01-24 22:44:57 | Diary
現在、我が家では夫婦の形を模索中・・・

恋人との適切な距離感、って難しいですね。

できるだけ一緒にと思うけれど、そればかりでは時間を食いすぎてしまうし、
お互いに無理が出てしまう。無理が出ない二人の形はどんな形なのか?
それが模索なのです。

■ 釣った魚にえさをやらない = クオリティタイムがない

模索・・・試行錯誤、どうすれば夫婦がハッピーに暮らしていけるか?

そういうことが、私にとっては試行錯誤の対象である、という時点で
私の人生の最大の関心は、家庭、もっと平たく言うと夫との関係をなんでしょうね。

だって、妻との関係をどう築いていくべきか真剣に試行錯誤している男性なんて
会ったことがありません。

多くの男性にとって妻や家庭というのは、前提条件、です。試行錯誤の対象、
自らのクリエイティビィティや理性を最大に活用して、つまり自己を投影して、考える対象ではなく、
”そこにあって当然のもの”。 男性にとっては仕事が自己投影の対象なのです。

そこが女性と男性の齟齬の大きな原因です。男性が家庭や恋人、妻との関係を
”円満でいて当然”のものとして扱うと、女性は「釣った魚にはえさをやらないんだ」と
感じます。

女性は自分の人生がうまく行っているかどうかという判断の基準に充実した恋人との精神的絆があります。単に肉体的につながっているだけでは満足できないのです。

精神的絆を深めるためには、QualityTimeを過ごすことが大事だと思います。Quality Timeというのは質の高い時間、ですが、むしろ、この人と一緒にいると楽しい、と思える時間ってことです。

動物好きな人には、Cats&DogTimeもクオリティタイムのひとつです。子供がいる人にとっては子供とちゃんと向き合って話す時間や絵本を読んであげる時間など、クオリティタイムといえると思います。


■ すれ違いの例…

今日は夫を散歩に誘いました。うちの近くには愛宕山という小さな山があって景色が良く
特に冬は甲斐駒ケ岳や富士山がくっきりと眺められる上、科学館や子供の遊具が一杯の
公園などがあって夫の好みにも合いそうだし、小一時間の散策にはピッタリ。

これは”一緒に楽しい時間(Quality time)をすごしましょう”という提案です。
ところが夫は出不精なので「家にいる~」なんていうのです。

これは 怠惰、を言い訳に、相手との関係をないがしろにしているように
相手には聞こえます。 夫の実家の父親も、同じようになんども温泉などに
お誘いしても出不精で出てきません。

そうするとどういうことになるか? 

→結局 葬式や法事だけで会うことになります。つまりその人が想起させる
活動は葬式&法事です。これでは会って楽しい人、という連想はできません。
つまり一緒にQualityTime(楽しめる時間)を過ごすことを
怠惰のために先延ばしにすることは、おろかな選択といわざるを得ませんね?

確かに出不精、家にいるのがすき、というのは、悪いことでもないし、
尊重されていいのですが、問題は、じゃあ家で、どういうQuality Timeを一緒にすごせるのか?ってところです。
ちゃんと別の提案をしなきゃいけない。それがないのが怠惰であり、
サボりなのです。

夫は私と家でお菓子を作ったことが楽しかったそうです。そうなのか・・・
家でお菓子を作るのはいいのですが、それでは必ず私が講師役。
生徒と先生に別れる活動は一方通行で、QualityTimeとは
いえない気がします。 どうでしょうか?

男性と女性では一緒にやって双方が楽しめる活動っていうのが少ないのです。

食事する、眠る、休息する、買い物する・・・などの活動で一体どういう活動を
一緒にやっていくのがお互いに楽しく、負担なく生きていけるのか・・・?

新婚時代とは違う、夫婦の形を模索中です…。



最新の画像もっと見る