また、しょうもない話ですが、今売られている納豆ってほとんどすべてに
国産大豆使用って書いてありますよね~。
なのに3パック98円???ありえなーい!!
”中”国産、とか ”米”国産、とかじゃないの~?と疑ってしまいます。
だって、大豆なんて専業でやっている農家なんてほとんどいないはず。
3パック98円で売れる値段で仕入れできるはずがないとおもうのですが
もしかして、国産大豆使用、っていう表示は、国産大豆が一粒でも混じって
いれば表示できるとか、何か表示法上の事情があるのでしょうかっ??
食品不信社会―なぜ企業はリスクコミュニケーションに失敗するのか
を読みました。
科学的見地で安全性を判断しよう!、という姿勢には基本的に賛成。
でも・・・例えば狂牛病騒ぎで消費者が過剰反応し、牛肉の買い控えが起きましたが、
それを”無知でお馬鹿な”消費者&マスコミのせいにするのは、企業側に虫が良すぎますね。
なぜなら・・・、『コミュニケーションの成否は受け手が決める』 からです。
国産とさえ書いたら安心する消費者心理に日ごろ、いわば便乗して、納豆を売っているわけです。
このようなことは何百とあるでしょう。
私の知っているところでは”除菌”ですね。一時除菌という表示がないとモノが売れない世相に
なりました。でも、汚れを取れば菌も当然なくなるので除菌という言葉なら普通の石鹸だって謳っていいのです。
いけないのは抗菌、滅菌、殺菌。こんな違いなんてどれくらいの人が気にするでしょうか?
だから、日本の超がつく優良企業だって自己防衛として、除菌表示を入れました。
製品の中身は何も変わっていないのに・・・。 (ちなみに本当に菌を気にするなら熱湯を
かけてください・・・笑) これは積極的とはいえなくても、軽い不誠実ですよね。
このような感じで企業は日ごろ、細かいところまで気がつかない人も多い、という集団の弱点を
利用しているのです。広告とはいかに販売に有利に商品を誤解してもらうか、ということです。
上手い広告というのは、良いイメージ=誤解が誤解を生んで、誰もが欲しくなる、つまり
誤解のレバレッジ効果が大きい広告、ということです。
だから、買い控え、というのは、単にそのレバレッジが、逆方向に効いたに過ぎません。
良い誤解なら黙っておくのに、悪い誤解ならそれは誤解だ!という・・・。
事実と異なるときに自分に有利なら黙っている、不利なら声を上げる、というのはあまりに
現金な行動ですね。 誠実さはアピールしようがありません。売り上げが上がりさえすれば
何でもいい、という話ですよね。
しかし、100万人の人に除菌と殺菌の違いを理解をしてもらうなんて不可能ですから、
最初から相当数が誤解する、というのは折込みずみであらねばならない訳です。
これは消費者の教育程度が高かろうが低かろうが同じです。そんなじっくり時間を取って
読んでくれる消費者がいるわけないじゃありませんか。
そういうモノだと思って、広告戦略を設計するのが慣わしなのですから、そういうモノだと思って
リスクコミュニケーションしてもらわなくてはなりません。
消費者が馬鹿なのではない。マスコミが馬鹿なのではない。伝え方がマズかったのだ。
私なんて、狂牛病騒ぎのときは、友達を呼んで大焼肉パーティしましたし、納豆は絶対に
国産だから選んでいるのではありませんね。納豆を食べることと多少ポストハーベストに
汚染された大豆を食すのでは納豆を食べることのメリットのほうが大きいと思うから
買うだけです。
結局、広告は、消費者1人ひとりから、考える力、自分で選ぶ力を失わせ、思わず買っちゃった!と
しむけるいう方向に全力で発展してきたのですから、日本の”中国地方”にある、中国食品工業という
会社が中国製餃子の風評被害で廃業したからといって、どの”中国”かもう少し考えてよ!と消費者を
責めるのはお門違いってもんです。

国産大豆使用って書いてありますよね~。
なのに3パック98円???ありえなーい!!
”中”国産、とか ”米”国産、とかじゃないの~?と疑ってしまいます。
だって、大豆なんて専業でやっている農家なんてほとんどいないはず。
3パック98円で売れる値段で仕入れできるはずがないとおもうのですが
もしかして、国産大豆使用、っていう表示は、国産大豆が一粒でも混じって
いれば表示できるとか、何か表示法上の事情があるのでしょうかっ??
食品不信社会―なぜ企業はリスクコミュニケーションに失敗するのか
科学的見地で安全性を判断しよう!、という姿勢には基本的に賛成。
でも・・・例えば狂牛病騒ぎで消費者が過剰反応し、牛肉の買い控えが起きましたが、
それを”無知でお馬鹿な”消費者&マスコミのせいにするのは、企業側に虫が良すぎますね。
なぜなら・・・、『コミュニケーションの成否は受け手が決める』 からです。
国産とさえ書いたら安心する消費者心理に日ごろ、いわば便乗して、納豆を売っているわけです。
このようなことは何百とあるでしょう。
私の知っているところでは”除菌”ですね。一時除菌という表示がないとモノが売れない世相に
なりました。でも、汚れを取れば菌も当然なくなるので除菌という言葉なら普通の石鹸だって謳っていいのです。
いけないのは抗菌、滅菌、殺菌。こんな違いなんてどれくらいの人が気にするでしょうか?
だから、日本の超がつく優良企業だって自己防衛として、除菌表示を入れました。
製品の中身は何も変わっていないのに・・・。 (ちなみに本当に菌を気にするなら熱湯を
かけてください・・・笑) これは積極的とはいえなくても、軽い不誠実ですよね。
このような感じで企業は日ごろ、細かいところまで気がつかない人も多い、という集団の弱点を
利用しているのです。広告とはいかに販売に有利に商品を誤解してもらうか、ということです。
上手い広告というのは、良いイメージ=誤解が誤解を生んで、誰もが欲しくなる、つまり
誤解のレバレッジ効果が大きい広告、ということです。
だから、買い控え、というのは、単にそのレバレッジが、逆方向に効いたに過ぎません。
良い誤解なら黙っておくのに、悪い誤解ならそれは誤解だ!という・・・。
事実と異なるときに自分に有利なら黙っている、不利なら声を上げる、というのはあまりに
現金な行動ですね。 誠実さはアピールしようがありません。売り上げが上がりさえすれば
何でもいい、という話ですよね。
しかし、100万人の人に除菌と殺菌の違いを理解をしてもらうなんて不可能ですから、
最初から相当数が誤解する、というのは折込みずみであらねばならない訳です。
これは消費者の教育程度が高かろうが低かろうが同じです。そんなじっくり時間を取って
読んでくれる消費者がいるわけないじゃありませんか。
そういうモノだと思って、広告戦略を設計するのが慣わしなのですから、そういうモノだと思って
リスクコミュニケーションしてもらわなくてはなりません。
消費者が馬鹿なのではない。マスコミが馬鹿なのではない。伝え方がマズかったのだ。
私なんて、狂牛病騒ぎのときは、友達を呼んで大焼肉パーティしましたし、納豆は絶対に
国産だから選んでいるのではありませんね。納豆を食べることと多少ポストハーベストに
汚染された大豆を食すのでは納豆を食べることのメリットのほうが大きいと思うから
買うだけです。
結局、広告は、消費者1人ひとりから、考える力、自分で選ぶ力を失わせ、思わず買っちゃった!と
しむけるいう方向に全力で発展してきたのですから、日本の”中国地方”にある、中国食品工業という
会社が中国製餃子の風評被害で廃業したからといって、どの”中国”かもう少し考えてよ!と消費者を
責めるのはお門違いってもんです。
