暑いって話題2

2011-07-07 08:49:29 | Diary
■ アスファルト

今日は雨の予報ですが、甲府では梅雨でもなかなか雨が降りません・・・降ってくれれば少しはいいのですが降ったとしてもほんのお湿り程度なので逆に蒸し暑さを増す結果となり、甲府盆地は熱されたフライパンのごとくです。

こうした気候の土地柄で、路面にアスファルトを採用するということは、どういうことなのか?

貴重な降水を排水溝に流し、不要な熱をアスファルトに溜め込むという・・・快適さのために追求すべき功利のアベコベを行く、ということになります。

このアベコベ感・・・。多分、アスファルトというのは、「夏を旨とすべし」な土地柄ではなく、「冬を旨とすべし」の国、西洋の発想なんではないですかね? 石畳的発想のような気がします。 

今年は温暖化防止&節電で、エコが叫ばれていますが、もっとも大きな温暖化要因のような気がするアスファルト・・・
そっちのほうにも少しは注意を振り向けてほしいものです・・・人間が住むところから土の地面が一切消えて大地は熱の出し入れがとってもやりにくくなっているような気がします。

■ 高い自然の生産性

昨日は、千代田湖で田舎暮らしをしている友人の家に遊びに行ったのですが、ハイテク透水性の除草シートの上に砂利を10センチも敷き詰めた敷地でも雑草がはびこって困っているそうです・・・

いっそ雑草にアスファルトの代替になってもらったら、なんて酔狂な考えも浮かんでしまいます。

ま、それは不可能にしても、日本には豊かな水と太陽という恵み、寒冷なヨーロッパとくらべ非常に高い自然の生産性、という恵みがあるのですから、生かせないものかと思います。

日本こそグリーンですっぽり覆われた都市が可能な国なのになぁ・・・と、サンフランシスコと比べてさえも緑の少ない甲府盆地を裏山から見下ろすたびに思うのですよね。 海外の郊外って日本の別荘地のごとく森の中に家がある風情ですよね。

桃農家の友人の家は、ひろい桃畑の中に建っているので、大きなバイパスに面している我が家のマンションより涼しい気がします。うちでは裏山からふいてくる風は涼、道路からふいてくる風は熱風で、風向きの入れ替わる時間帯には窓を閉めてしまいます・・・閉めたら閉めたで熱の逃げ場がないので・・・甲府という地方都市にいても、大都会大阪にいた頃と同じく、外気を取り込めない、という事情でエアコンへ逃げ込むしかないということになります・・・。


■ 夏ヨガのススメ

最近気がついたのですが、暑いとヤル気がでないのはどうしたわけか・・・それはバンダが抜けるのではないかと思います。

バンダというのは、3つあるのですが、一番大事なムーラバンダは骨盤底に入れた力のことです。ヨガではムーラバンダ生命力がカラダから染み出すのを防ぐために常に締めておきます。
バレエでも、お尻に力をいれて、というお決まりのセリフで締めておきますよね。

で、実はバンダって入れるとカラダが熱くなるのです。火の要素、といわれています。

ウエスト周りを引き締める、という部分痩せ的な発想が、ホリスティック(全体論)なヨガの発想と合わないの&ヨガではバンダを常に締めることでウエスト周りは勝手に引き締まっていく・・・という2つの事情で腹筋がメインというアサナはナバーサナくらいしかアリマセン。

で、暑いとダルイ、そのわけは、普段の生活では、暑い=バンダを入れると余計暑い=力が抜ける・・・ではないかと。

そういうわけで、夏はバンダ緩みまくり・・・だらっとしてしまいますよね。

しかし、一方で、ヨガでは、よく錬金術のたとえが出てきます。 
錬金術というと怪しげな偽者の薬を使うイメージがあるのでわたしにはちょっとたとえが合っていない気がしたのですが、要点は、鉄を打つように熱してカラダを柔軟にし、それをジュッと冷やして固める、という仕組みがヨガの原理なのだそうです。

つまり、カラダを改善していくのに、熱の温冷を使い分ける。 熱する=柔らかくする 冷やす=固める。

冬は運動効果で暖めるのが強調されるヨガ、常に暑い夏は、逆にこの”冷やす”がポイントのような気がします。

暑いとだらっとしているのに、人間なぜか眠れません。 不思議ですよね。 なのに涼しいところに入ったとたん眠くなりますよねぇ(笑)。

暑いと眠れない。

たぶん、カラダをあつーく熱するのと、つめたーく冷やす、が陽、陰ですね。
暑い=活動、寒い=休息。 

もしかして、カラダの熱のレベルが高いと、休息のレベルも高いのでは???

この仮説を元にこの夏は究極の安眠を求めて、カラダを熱~くした後はさっぱりと冷水浴でもしてカラダを冷やし安眠具合をチェックしてみたいと思います(笑)


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