■ アジサイの大笠山
今日は、昨晩待望の雨が降り、朝がとても涼しかったので、待ちに待った裏山へ出かけました。
裏山、実はアジサイが一杯植えてあって、去年の冬にアジサイの時期に来るべきだなと思っていたのです。 下界ではアジサイが咲き始めたので、そろそろ行かねば・・・けど低山(543m)なので暑い日は勘弁・・・と思っていたのです。
雨上がりの涼しい朝・・・これはチャンス!と出かけてきました。
予想通り、アジサイは咲いていたのですが一足早かった感じ。あと1週間先でちょうど良さそうでした。

■ 公共スペースの荒れ具合と?な個人主義
ウチからはブドウ畑と高級住宅街を通って山に入ります(^^)
この高級住宅街を通るたびに思うのが、日本的個人主義です。高級住宅街なのに草ぼうぼう・・・荒れ果てています。
私有地の管理(景観)に周囲が口を出せない、という不文律は、日本ではまるで欧米輸入の悪しき個人主義の弊害のように思われていますが、一体いつどこでそんな風に曲解されたんでしょうね?
というのも、私が見てきたアメリカでは、同じような高級住宅街で草ぼうぼうは決して許されない横暴でした。
近所からの苦情多発だけでなく、転居してくるとき地域の条例みたいなもので約束させられているのです。
だから、みんなバックヤード(裏庭)はともかくフロントヤードはキレイに保つのに必死。朝早く出ると庭手入れの人によく出くわします。そうした生活スタイルが高級エリアに住むお約束化していました・・・。
ネイバーフッド(ご近所)が荒れている=治安の悪さのサイン で、日本と同じ”自分の所さえキレイならいい”っていう感覚は低所得層の住むエリアくらいしか見出されません。
キケンを感知しなくてはならない外国人にとっては”荒れ”は、ひとつのフィールドサイン化しています(笑)。 そう、荒れた場所は治安が悪いのです。
そういえば、メルボルンでは郊外に向けて、低所得層のエリアを越えて高所得層の住宅が広がり・・・そしてその途中にアメリカ風の落書き・・・・を見て友人は”People don't take their prides.”と嘆いていました。
プライド。なるほど、生活を美しく整えるのは、住む人のプライド。だからプライドが高い人=きれいな環境を求める→高級住宅街→周辺環境がキレイ。
たしかに都会の街中に落ちているゴミは海外のほうが多いですが、ゴミではなくて植栽が一切手入れを放置されているのはむしろ日本です・・・温暖化を食い止めよう、っていうのに落ち葉が嫌だという理由で枝を切り払ってしまうのだし。
見た目より手間(コスト)が日本。でも結局、見た目が悪く手間が掛からない町は全然
居心地がいい町ではないような気がしますし、幸福度もアップしないような気がしますがどうでしょう。
昔は日本でも家の前5mくらいはキレイにしていました。校長先生は毎朝校庭を履き、学級委員長だった私は毎朝早く行って窓を開け、黒板を掃除していました。
今ではまるで公共エリアを掃除していると逆に怪しまれるかのようです。
実は私は引っ越してきたとき、外廊下が余りに汚かったので掃除したのですが、隣の人にビックリされちゃいました。
そういう実情を考えると、自分の半径5m以内ってワケでなく、町として住環境として美しい環境を求める、っていうのも日本では本当に得難い贅沢ですね。
だって最低価格は1億円は下りそうにない高級住宅街にたとえ住めたとして・・・ひとつ隣は草ぼうぼうなのですから。
日本ではそういう美を求める人は奥山に行くしかないかもしれませんね。それか都会で高層マンションに住むか、どちらか極端です。
■ 美しい自然
一方のアジサイの山、小山ですが、途中の道はけっこう本格派。
途中の柿の木には小さな柿が。
ちゃんと舗装された遊歩道もあるのですが、変形自転車広場から上がる道は、登山道と同じ無舗装路でこっちのほうが断然オススメです。

こんなんです・・・バリバリ岩。ただ距離としては短く15分くらい。雰囲気は奥山。距離はミニチュア。ホーホケキョもちゃんと聞こえます。
ただ私は、近くの裏山をカンチガイしていました・・・アジサイを見るをテーマにしていたので、かわいくアジサイ色のズボンをはいて、普段のコットンTシャツと水筒。でいそいそと出かけ、アジサイ色よね~なんてマッチしている自分を想定してしまったのですが(足元はかろうじて本格登山靴を履いた)

・・・里山は暑い。環境としてこの時期厳しい環境のは、高山ではなくて低山でした・・・(汗)
いまこそ、登山ウエアの出番だったのに・・・滝の汗でした。普段着のコットンパンツやTシャツは暑い。
帰って水シャワーをあびたのですが、普段着のズボンは小さな泥はねなんかでかなり汚れていました。
苔も一杯。


帰りに甲斐奈神社の本尊近くで甘酸っぱい匂いが充満していました。
みると梅が落ちているのでした。


少々のところとはいえ、裏山はさすが無舗装、土の道はアスファルトよりうんと涼しく木陰は快適でした・・・ただ、途中がアスファルト舗装なので日が高くなると、道路からの熱に負けてしまうようです。
道路って温暖化効果すごいんですね・・・
やはり低山の散策は早朝9時までがベストのようです。
今日は、昨晩待望の雨が降り、朝がとても涼しかったので、待ちに待った裏山へ出かけました。
裏山、実はアジサイが一杯植えてあって、去年の冬にアジサイの時期に来るべきだなと思っていたのです。 下界ではアジサイが咲き始めたので、そろそろ行かねば・・・けど低山(543m)なので暑い日は勘弁・・・と思っていたのです。
雨上がりの涼しい朝・・・これはチャンス!と出かけてきました。
予想通り、アジサイは咲いていたのですが一足早かった感じ。あと1週間先でちょうど良さそうでした。

■ 公共スペースの荒れ具合と?な個人主義
ウチからはブドウ畑と高級住宅街を通って山に入ります(^^)
この高級住宅街を通るたびに思うのが、日本的個人主義です。高級住宅街なのに草ぼうぼう・・・荒れ果てています。
私有地の管理(景観)に周囲が口を出せない、という不文律は、日本ではまるで欧米輸入の悪しき個人主義の弊害のように思われていますが、一体いつどこでそんな風に曲解されたんでしょうね?
というのも、私が見てきたアメリカでは、同じような高級住宅街で草ぼうぼうは決して許されない横暴でした。
近所からの苦情多発だけでなく、転居してくるとき地域の条例みたいなもので約束させられているのです。
だから、みんなバックヤード(裏庭)はともかくフロントヤードはキレイに保つのに必死。朝早く出ると庭手入れの人によく出くわします。そうした生活スタイルが高級エリアに住むお約束化していました・・・。
ネイバーフッド(ご近所)が荒れている=治安の悪さのサイン で、日本と同じ”自分の所さえキレイならいい”っていう感覚は低所得層の住むエリアくらいしか見出されません。
キケンを感知しなくてはならない外国人にとっては”荒れ”は、ひとつのフィールドサイン化しています(笑)。 そう、荒れた場所は治安が悪いのです。
そういえば、メルボルンでは郊外に向けて、低所得層のエリアを越えて高所得層の住宅が広がり・・・そしてその途中にアメリカ風の落書き・・・・を見て友人は”People don't take their prides.”と嘆いていました。
プライド。なるほど、生活を美しく整えるのは、住む人のプライド。だからプライドが高い人=きれいな環境を求める→高級住宅街→周辺環境がキレイ。
たしかに都会の街中に落ちているゴミは海外のほうが多いですが、ゴミではなくて植栽が一切手入れを放置されているのはむしろ日本です・・・温暖化を食い止めよう、っていうのに落ち葉が嫌だという理由で枝を切り払ってしまうのだし。
見た目より手間(コスト)が日本。でも結局、見た目が悪く手間が掛からない町は全然
居心地がいい町ではないような気がしますし、幸福度もアップしないような気がしますがどうでしょう。
昔は日本でも家の前5mくらいはキレイにしていました。校長先生は毎朝校庭を履き、学級委員長だった私は毎朝早く行って窓を開け、黒板を掃除していました。
今ではまるで公共エリアを掃除していると逆に怪しまれるかのようです。
実は私は引っ越してきたとき、外廊下が余りに汚かったので掃除したのですが、隣の人にビックリされちゃいました。
そういう実情を考えると、自分の半径5m以内ってワケでなく、町として住環境として美しい環境を求める、っていうのも日本では本当に得難い贅沢ですね。
だって最低価格は1億円は下りそうにない高級住宅街にたとえ住めたとして・・・ひとつ隣は草ぼうぼうなのですから。
日本ではそういう美を求める人は奥山に行くしかないかもしれませんね。それか都会で高層マンションに住むか、どちらか極端です。
■ 美しい自然
一方のアジサイの山、小山ですが、途中の道はけっこう本格派。
途中の柿の木には小さな柿が。

ちゃんと舗装された遊歩道もあるのですが、変形自転車広場から上がる道は、登山道と同じ無舗装路でこっちのほうが断然オススメです。

こんなんです・・・バリバリ岩。ただ距離としては短く15分くらい。雰囲気は奥山。距離はミニチュア。ホーホケキョもちゃんと聞こえます。
ただ私は、近くの裏山をカンチガイしていました・・・アジサイを見るをテーマにしていたので、かわいくアジサイ色のズボンをはいて、普段のコットンTシャツと水筒。でいそいそと出かけ、アジサイ色よね~なんてマッチしている自分を想定してしまったのですが(足元はかろうじて本格登山靴を履いた)

・・・里山は暑い。環境としてこの時期厳しい環境のは、高山ではなくて低山でした・・・(汗)
いまこそ、登山ウエアの出番だったのに・・・滝の汗でした。普段着のコットンパンツやTシャツは暑い。
帰って水シャワーをあびたのですが、普段着のズボンは小さな泥はねなんかでかなり汚れていました。
苔も一杯。



帰りに甲斐奈神社の本尊近くで甘酸っぱい匂いが充満していました。
みると梅が落ちているのでした。


少々のところとはいえ、裏山はさすが無舗装、土の道はアスファルトよりうんと涼しく木陰は快適でした・・・ただ、途中がアスファルト舗装なので日が高くなると、道路からの熱に負けてしまうようです。
道路って温暖化効果すごいんですね・・・
やはり低山の散策は早朝9時までがベストのようです。