♪ 風 の 行 く 先 ♪ 

おしゃべりな風のスケッチNOTE

森へ行った日

2024-10-19 15:39:47 | Weblog
何回かスイッチバックを繰り返す 登山電車に乗って
大好きな作家さんの展示を見に 箱根まで



広い園内を巡る前に
軽め?の早いランチを 眺めの良い席で
窓に張り付くように外を見ていたら
「相模湾と 対岸は房総半島です」
お店の方が親切に教えてくださり



牛を美味しく 平らげました
ミュージアムショップをチェック
充実の品揃え



まずお目当ての 本館から


お天気に合わせて 予定を1日早めて 大正解
開館55周年記念に合わせて開催の
船越桂展「森へ行く日」
展覧会開催を待たずに 亡くなってしまった
まだまだ新しい作品に出会えると思ったのに〜残念
アトリエの一室を模した展示


撮影が出来なかったけど
制作のための ドローイングや
試作のミニチュア
哲学的な作品は やっぱり間近で見ないことには
平面と違い 立体は特に
彩色だって 微妙な色で
特徴のある大理石の眼!
遠くを見る 不思議な憂いのある眼差し
楠にデッサンして 大鉈で切り出して行くビデオや
小さなスケッチブックを めくりながら説明するビデオ
船越さんの世界を 満喫できました

広い園内 のびのびとした景色全部 丸ごと会場


箱根の空気 空の碧 芝と木々の緑
場所を心得た作品達が 随所に







木を積み上げたような 建物の内側には
カラフルな 「ネットの森」
遊べるようになっています



その先には ピカソ館


晩年に興味を持ったという 陶芸
自身が使う食器の数々
あまり他のピカソ展では 無いような
次は
「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」
Mさんが見たいと言っていた そびえ建つ塔へ
グルッと 螺旋階段で登って行きます
登り下りが ぶつからないような設計で
途中に踊り場があって 一息つきながら


中は 光に包まれた ステンドグラス
一番上からは 園内が見渡せて
降りるのも かなりです
私フウフウ Mさんクラクラ
その塔を見ながら
ガラス張りの Open Air Museum Cafeで



コーヒーとクッキーで  一息ついてから
Mさん調査済みの 足湯へ


効く! じんわり温まって 
高さ18mの塔を 乗り降りした脚を復元
違うルートを歩いて回ります
まだ 紅葉には早いけど
秋の兆しは 確かに有りました


閉園のアナウンスが流れ 急かされる中
船越桂 セレクトの彫刻館や
最後に マンズールームへ
マンズー とっても感激
名残惜しく 外へ出ると
月が昇っていました
私の写真より素敵な Mさんのをお借りして



帰り 登山電車の小さな駅
インバウンドの方でいっぱい
満員の車内 様々な言語が聞こえて来て 外国に居るよう
湯本からは ロマンスカーで〜
充実の1日を過ごすことが出来ました