昨日のブログで、黒澤明の映画「生きる」のことをに、
少し触れましたが、この作品、ぜひ観ていただきたい傑作です。
毎日、ただ一日が無難に終わればいいと思って
すごしている何の変哲もない退屈な市役所職員、
当然、無気力で、何のために生きているのか
分からないような人物です。
彼は、ある日、ガンで半年の命と宣告されます。
絶望から自暴自棄にになり、嘆き悲しみます。
そして、ある時、自分が生きていられるあとわずかな
時間に、何をするべきかを考えるのです。
彼が、人生最後の時をかけて、取り組んだ
こととは・・・
この映画を観ると、つくづく黒澤監督の偉大さを、
痛感させられます。
アメリカでリメイクされるそうです。