今日の、

Tmitter（トミッター：富田選手のこと）は


（TOBIUO JAPAN Journalより転載）

「OFFはアスリートらしい過ごし方をしよう。」


そうだ！そのとおり。

17年。

私の今教えている選手たちのほとんどが１７歳以下。

阪神淡路大震災のあとに生まれたんですね。

沢山の方が亡くなった辛い思い出ですが、忘れないで伝えて行くべきだと思います。

１７年前の１月１７日、私は神戸市の一人暮らしのアパートにいました。

前々日、兵庫県での新年フェスティバル３連覇を成し遂げて、とても晴れやかな気持ちで地震の前日はゆっくりしていました。そういえば前日の夜に海側から山側へ揺れた地震を覚えています。

当日の５時４６分、飛び起きて暗闇の中何かが飛ぶのが見えました。
明るくなって分かったのですが飛んだのは電子レンジ。冷蔵庫の上からお風呂場のドアまで約２m。
そんな揺れですが、テレビも映らない状況で電話も通じない（携帯電話を持っていなかった）。

まずは隣に一人暮らししているおばあちゃんのところへ。。
真っ暗の中、パニックになっているおばあちゃんをおぶって「広いところへ」と思って近所の小学校へ。街中の壁が崩れていて変な脱力感がありました。

おばあちゃんを家族の方にお渡ししてプールへ。

プールは天井のセラマガードが３分の２以上プールに落下していて営業できる状態ではないことがすぐわかりました。

友達のお父さんがなくなったり、連絡のつかない人がたくさん居て息苦しくなったことは今でも鮮明に覚えています。

１７年経った今でも小さい地震で「ビクッ」としてしまいます。

誰を、何を恨むことなく、防災を意識して大切な人たちを守っていかなければならないと思っています。