マウスを買ったよ

前回、マウスが猫に囓られたことを書いたら
「無線のマウス」を紹介してもらえた。
そうだそうだ、そういうの、あった。
ということで、お店に行ってみた。

ネットでの購入は、なんとなく「食わず嫌い」な、あたし。
行きつけのショップは、土日が特売日。
ということで、出向いてみた。どんなんかな～？？

あたしは、そんなにパソコンを駆使してお仕事するとか、は、していない。
たまに（一日に数分）ネットで知り合いのところを巡回してみる、とか。
写真を取り込むとか（最近は、体調不良を理由に、ずっとやってない。）
大昔は絵を描いていたが、最近は猫の世話に追われて、ご無沙汰。

生活のパターンは、年月を経るにしたがって、変化していくもの。
少し前なら、学校に勤めていたこともあって、パンフレットの印刷とか
子どもたちの写真を印刷とか、けっこうパソコンの出番はあった。
子どもたちにさわらせて、遊ぶなんてことも、やった。
パソコンのUSBに繋いだ顕微鏡を持ち込んで、子どもが見つけてきた何かを
一緒に画面で眺めて、きゃーきゃー喜んでいたり、も、した。

でも、今はすっかり様変わりしている。
仕事は退職したし、家族が亡くなったり、子猫が生まれたり、老猫が死んだり
人生の「大きなうねり」を（軽く）実感している。

そんなことも関わりなく、朝になれば日は昇り、夜には月が輝く。
春は花々に満ち、夏は汗して走り回り、秋は木の実を堪能し、冬は雪に埋もれて眠る。
パソコンは、今やすっかり「カードゲーム機」に変身し、あたしは考え事があると
いつもパソコンの前で日がな一日ぼんやりと、カードをクリックして過ごす。
カードをクリックできたら、それでいいのだから、そんなに高級機である必要性は
全く無いのだ。
安くて扱いやすければ、言うなれば「なんでもいい」。

最安値のボールマウスは、２５０円。
時々、ボールを磨いたり、後ろの蓋を開けて、中を掃除するという楽しみも、ある。
実は「こつこつお掃除」が、けっこう好き。
ちまちまと掃除して、カーソルがすいすい動くようになった時の喜びは、軽く「達成感」でもある。
ただ。
なにしろ、ひも付きは、いけない。猫は紐が大好きなので、噛みちぎられる。
何個かは、繋ぎ合わせて使っているが、囓られるたびにどんどん短くなってくるし。
あげくに時々は操作感ももたつくし。
つなぎ目を貼り合わせたビニールテープの「ねばねば感」も、なかなかにウザイし。
なんでか知らないが、気になる時に限って、指先に「べたべた」来るし。
まるで「今だ！」とばかりに選んでやってるとしか思えない、不運さ加減。

いろいろ見たけど、なんかかんかと迷うので、「色」で選んだ。
邪道と呼ぶなかれ。
女性にとって、色合いから来る「気分の高揚」って、けっこう大事なんだから。
白いノート用に、深紅の小さめのマウス。似合うだろう。
黒いノート用に、紫がかった深いピンクの大きめのマウス。粋でしょ？＾＾
（・・・といっても、実際の色合いを見なければ、なんとも言えないんだけどね。）

で、操作感は・・・まだ慣れてなくて、時々カーソルを見失う。＾＾：（速いんだよ！）
だけど、つないですぐに認識して、昔のような「CDからドライバを入れてうんぬん」の
煩わしさは、いっさい無い。
値段も、２２５０円、と、思ったほどでもなく（というか、そんなもんかな、と妥協）。
高価なものは数千円～一万円近いものもあるが、そんなのはあたしには似合わない。
身の丈には、ほどよい辺りかな。

そう思ってた。
ふと立ち寄ったら、中古屋に「新古品」として、まったく同じものが出ていた。
色合いは少なかったが、値段は１９００円。
うぅぅぅぅぅ・・・・・
なんというか、・・・・なんとなく、ビミョー。（ー＿ー；）トホホ？

いや、白や黒、灰色なんてものしか無かったんだから、あたしの選択で、いいのだ。
（ちょっと、負け犬の遠吠えじみて聞こえたら、ごめんなさいましよっ。）