手の皮、ずる剥け

まるで日焼けか、脱皮のごときありさま。
両手の皮が、ぺろぺろ剥けるんです。

銀杏の実の処理をしたから、で、理由がわかっているから。
わかってるから、ずいぶん長い間、銀杏の処理はやめていたんでした。

　　でも、拾うとき、楽しかったんだ。
　　当時、仲良しだった友達にあげたい、と思って、ね。
　　一粒ひと粒、いとおしんで拾ったっけ。


最初は、ふやけたように「ぶわぶわ」に、なるのです。
それも、ただのふやけ、ではなくて。
まるで・・・・そう、ホルマリン漬けのように？ふやけるの。

これ、爪に何かはさまってるように見えるでしょ？
違うの。
爪がやわらかくなって、ぶわぶわしてるの。（ちょっと気持ち悪くなったくらいよ＾＾；）


一日たって、剥ける前は、てかてかに黒ずんだ皮が張って。



剥けるときは、しわしわになってべろーん、とはげます。

日焼けでもそうなのですが、なんか、はじっこが目に留まると、剥きたくなるんですよね。。。。つい。
むけたところは、色白できめ細やかな肌になります。

思わず、顔で試したくなる、ほど。
でも、やめた方がいいです、絶対。

なにせ、以前、あたしの剥けた手を見たパパさんが、足の裏で試したんです。
風呂場にバケツを持ち込んで、銀杏の皮が入ったお湯に、足を浸した。
ほんの短い間でしたが。

翌日、ひどくかぶれて、病院に行きましたから。

で。
よほど悔しかったとみえて、悪態つきましたもんね。

『あなた（あたしのこと、ね）だったら、顔でもかぶれないかも、ですけど。』だって。

確かに、面の皮厚いかも、ね、と笑って返事したら、なんか、自分で言ってて傷ついた気がした、のはなぜだろう？＾＾；