2月4日四ッ谷から市ヶ谷まで江戸城外堀を散策した。
普段は現代の建物、道路しか目に留まらずにせかせかと行き来しているが
改めて見てみると江戸城の外堀はとても興味深かった。
四谷見附跡、喰違見附跡、赤坂見附跡、市ヶ谷見附跡(交通の要所の見張所跡)、
紀尾井坂とは紀伊家、尾張家、井伊家の中屋敷があったことに由来している。
明治11年この坂の手前で大久保利通が暗殺されている。など
歴史のわかる地名となって今でも使われています。
ホテルニューオータニの日本庭園は一度は訪れてみたい素晴らしい庭園です。
400年の歴史を物語る江戸城外堀に囲まれた4万hmの広大な回遊式の日本庭園です。
木々が樹齢400年、うっそうとした都内とは思えない森、ビオトープ、滝、
手入れも行き届き心休まる空間となっていました。
創業者大谷米太郎は貧しい家に生まれたが力士となり、努力して鉄鋼王とも云われ、
力士の縁で蔵前国技館の建設にもかかわったそうです。
また今年3月に閉館となる丹下健三設計のかつての赤プリは取り壊しになるそうです。
時代の波には勝てないのですね。
△クリックで庭園スライドショーです。