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Bassist・菊池“out-low”智弘の不定期わいわいBlog。

アンプ、火を噴くの巻。

2009-09-18 | Weblog
昨日のリハ中、キャビネットの内側で火が噴いた。“ガーン!!”と弾くと、キャビの中で火花が出て“バチバチ!!”となっていた。んー、いよいよ俺のプレイも火を噴く程の力を付けたか…。

まぁ、17年のベーシスト人生で初の体験だったよ(笑)

今リハに使ってるスタジオのキャビは、俺が所有してるGALLIEN KRUEGERのキャビ(410RBH)とまったく同じモノ。

って事は俺が所有してるキャビも、そのうち火を噴く恐れがあるって事だろうか?(笑)

ま、単純に何らかの故障だと思うんだケドね。過大入力とかだったら、普通は火ぃ噴く前にスピーカーが飛ぶし。

ちなみに照明を消して弾いてみたら、花火みたいで綺麗でしたです、ハイ(笑)


写真のエフェクターはお馴染みのBOSSのコーラス。何やら使わなきゃいけない事態になってきたので、引っ張り出してきました。

これねぇ…16か17ん時に買ったやつだよ(笑)約13年モノ(笑)まったく壊れずに、未だに現役です。何度かMAXSONのアナログ・コーラスに浮気しそうになったケド、結局ずっとこれを使ってる。

確か俺が中学生ぐらいの時に、このBOSSのベース用エフェクターがすべてモデルチェンジされて、一気に5種類くらい新発売になったんだよね。

それ以来モデルチェンジはしてないはずだから、BOSSはもう15年以上このモデルが“最新”なんだね(笑)

まぁこのコーラスにしてもシリーズ3代目だから、開発的には“行き着いた”って感じなのかもね。

どの曲で使用するかはLIVEでのお楽しみ。

さ、揺らしまっせ~♪

ジャスラック物語。

2009-09-18 | Weblog
爆風スランプのファンキー末吉さんが、ジャスラックとのとても興味深いやりとりをblog上にupしていた。
(携帯からLink貼れないので[bookmark]のとこに登録しときました)

ちょっと頭が混乱しそうになるけど、じっくり冷静に読めばジャスラックの実態がぼんやりとわかってくるね。

まぁ特にこれに対してどうこう言うつもりはなくて、じゃあ何で書いてるかと言うと、実は俺もその昔、

「著作権料払わんかい」

的な攻撃を喰らった事があったなぁと思い出したのです(笑)


高3の頃だったかな?当時、俺の地元・石巻にはライブハウスなんてモノは無くて、ライブをする場所が無かったんだけど…だったら自分らで企画してやっちまえ!!って事で、空き店舗やPAをレンタルして、バンドを集めて、自主企画のライブをやったワケ。

今でも覚えてるよ、PA代\70,000の場所代\50,000で計\120,000。

参加バンドが16バンドだったから1バンドあたり\7,500を参加費で徴収して、\300のチケットをそれぞれのバンドに25枚ずつ渡す。

25枚×\300=\7,500ってね。全部のチケットを捌いてお客さんをちゃんと呼べば、マイナスにはなりませんよって言うシステム。

高校生にしては抜目ないでしょ?(笑)でも皆が平等で、誰もプラスにもマイナスにもならないスジを通したナイスアイディアだと我ながら思ったけどね。
(結果プラスになっちゃったんだけどw)

ニッキー・シックスのポスターをバックに、各バンド名のアルファベットを切り貼りしてフライヤーを作ったり、

コンビニで無理を言って、色画用紙を入れてコピー機を使わせてもらってチケットを刷ったりして(笑)、

とにかく自分らの遊び場を自分達で作る事に必死で。まぁ、超楽しみながらやってたけど(笑)

で、無事に当日を迎えて本番を終えたんだけど、数日後にジャスラックから連絡がきて。…いや、最初は俺じゃなくて他の誰かに連絡がいったんだったかな?

とにかく、

「コピーバンドも居ただろうから、楽曲使用料を払って下さい」

的な。まさかの展開ですよ(笑)

楽曲使用料?ジャスラック?未成年とか関係ないの?ってか、どのバンドが何をやったとかわかんないですけど?全部主催者の俺らが払うの?と、色んな事が頭ん中を駆け巡った(笑)


それで、高校生が主催した田舎のちっぽけなライブに何故ジャスラックが気付いたかと言うと…

まずは、その日ライブが終わって精算をしたら、何と4万近くのプラスが出てて。すべてのバンドから均等に料金をもらっていたから、そのプラス分は当日券の売上だったワケ。約130枚強かな。

で、その他に普通に前売りで買ってくれた人達も居たから、フタを開けてみたらだいたいトータルで300~400人近くが来場した事になったんだけど…それをどっかの新聞社が勝手に記事にして掲載したんだよね。

『空き店舗を利用して、アマチュア主催のライブイベント開催』

みたいな見出しで。で、その記事をジャスラックの人間が見た、と。
(ちなみにその記事のおかげで、消防法に引っかかってるとかで警察からも注意されたwww)

そんなこんなで“払って下さい”と連絡が来て。結局どうしたんだっけかなぁ?確か適当に曲のリストをあげて、主催者の何人かで払った気がするんだけど。まぁ1曲の使用料は微々たるもんだったしね。

でも高校生ながらにして色んな疑問はあったよ。

ちゃんとそのアーティストに支払われるの?とか、

明細やアーティストに渡った際の証拠は?とか、

すべてのアマチュアイベントからちゃんと徴収してるの?とかね。

「お答え出来ません」とか、

「法律ではなんちゃらかんちゃら…」

とまぁ、色んな難しい言葉を並べられて、逆にこっちが「もういいです」ってなったりしたんだけど。当時高校生だった俺達にはちんぷんかんぷんでいっぱいいっぱいだったし(笑)


あれからもう…12年だよ!!別にあれ以来ジャスラックなんて特別気にした事はなかったけど、今回ファンキーさんのblogを読んで、何かちょっと考えるモノがあったかな。

個人的に思ったのは、細かい盲点を突いて姑息なやり方しやがって…みたいなね。

ただ同時に、アマチュア側すべてが、すべてのライブハウスや組織がきちんとした事をやらない限りは、ジャスラック側の方が立場は上なんだな~とも思った。日本中すべてのアマチュアさん達が、100%確実に自主申告するなんて事はまず有り得ないだろうし、その辺を考えるとやっぱり“姑息な…”と思うけど。


ファンキーさんの件で興味深いのは、ファンキーさんは支払う側であると同時に“もらう側でもある”と言う部分だよね。そして現役の、しかも[爆風スランプ]と言う、名の通ったバンドのミュージシャンでもあるという事。

現役ミュージシャンの立場としてのジャスラックとのやり取り。

一方ではライブバー経営者の立場としてのジャスラックとのやり取り。

…ね?何か興味深いっしょ?(笑)

ミュージシャン側の立場で「支払われてねーぞ!!」「ちゃんと正式に計上しろ!!」とクレームもつけてるし(笑)

まだまだ続きそうだから、今後もチェックしていくつもり。音楽やってる以上は他人事じゃないしね。


しかし“著作権管理団体”とは良く言ったモンだね。

“著作権管理してますけど分配金は適当ですよ。けど法には触れてませんが何か?団体”じゃんね。むむー。