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Bassist・菊池“out-low”智弘の不定期わいわいBlog。

本末転倒ってたまには良かったりしてってパターン。

2014-09-27 | Weblog
ちょっと久しぶりにアレ聴こうと思ってCDラックをガサゴソした時に、ついつい本来の目的とは違うアルバムを手にしちまうって事ないですか?

ん?ない?そんな事言わずに。

我が家の場合、ラックを中心にダンボール、リビングの本棚、整理しきれなくてその辺に溢れてる等の事情により(←だらしないだけ? 笑)、目的のCDを探すのに一苦労。そろそろ本気でちゃんと整理しなきゃとは思ってるけど、やはり中々…ね(笑)

そんなこんなで探し始めて油断してると、

「おっ、これ聴こう♪」

となって、違うアルバムを聴く事もしばしば。今日もそんな感じでコイツを手にしてしまいました。どんっ。




PUMP/AEROSMITH

89年リリースのコチラ。89年と言えばMotley Crueの『DR.FEELGOOD』がフェイバリットな俺ですが、まぁ当時10歳の俺は当然どちらも後追い。初めて聴いたのは14、5歳の頃で、クソガキだった俺にとってはどちらもロックの参考書(教科書ではない。ここ、結構重要 笑)的な、そりゃもう思い入れの深いアルバムです。

AEROSMITHの入口はこの4年後にリリースされる『GET A GRIP』だったんだけど、始めは何故か“Cryin'"とか“Amazing"みたいなスローな曲に惹かれて。興味を持ったキッカケは車のCMで流れてた“Eat the rich"だったのに、いざアルバムを聴いたらバラードに惹かれるっていう(笑)

ところがこの『PUMP』はもう、ド頭の“Young lust"からガツンとやられたのを鮮明に覚えてて。もうベースも弾いてたから、あの地を這う様な8ビートのロックンロールベースがとにかくカッコ良くて。でもって、当時の自分の中に日に日に蓄えられていってたロックのカッコ良さって言う塊を、さらに拍車をかけてデカくしてくれたと言うか。野球ボールがサッカーボールくらいの大きさに一気に膨れ上がった、みたいな(笑)

他にも“Love in an elevator"とか“Janie's got a gun"、“Other side"に“What it takes"と、後に残る名曲が沢山で、ライブで聴けた時には鳥肌立ったなぁ。ドームだったからメンバーは米粒みたいだったけど(笑)

AEROSMITHはどのアルバムが世の中的にどうとかよくわからないんだけど(多分一般的にはアルマゲドンの。。。みたいな?)、個人的にはこの『PUMP』が一番好きなアルバムだなぁ。一番コピーしたのは『GET A GRIP』だけど。中学の時、スコア買ったから(笑)

でもこの前あるメンバーがインタビューで「これからの時代はアルバムをリリースする意味が無いんじゃないか」的な事言いやがったから最近は嫌い。。。エアロほどの大物が、んな夢の無い事を言うなよと。悲しいと言うか、寂しい発言だと思ったなぁ。




あ、本来聴こうと思って探してたのは、SNAKEPIT(SLASHのね)の2ndでした。残念ながら1stしか発見出来ず、結局これも聴き始めて「あぁ。。。1stも泥臭くていいねぇ。。。」と本来の目的を見失いながら夜は老けていくのでした。

おやすみなさい。