うつ病患者は死にたがる。
病からくる苦痛が著しく強いからである。
その点、
健常者が落ち込んだ時、
苦しむこととは、桁が違う。
電車のホームにいると、
飛び込みそうになった、
というのは、
先崎九段がうつ病になったときの
訴えのひとつである。
それこそ、
あっという間に
線路に飛び込たくなる、
その感覚は、
健常者には理解できない。
それゆえ、
症状がひどいときは、
患者を隔離しなければならないこともある。
ただ、
精神病院に入院するかどうかは、
基本的には、
本人が決めることになっている。
そのため、
精神科医が判断して、
本人を保護しないと
自殺したり
他人に大きな損害を与える、
と認定されたときのみ、
強制入院となるのである。(保安処分)
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