続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

トースターで手作りピザを焼いてみた。

2010-02-06 13:12:27 | オーブン無くても頑張る菓子作り2010。
私が出勤しない朝、
万年夜勤者の旦那は朝ごはんを楽しみに帰ってくる。

その為、朝から揚げ物も辞さない私である。
本来ならば夕飯に割く手間で、朝っぱらから頑張ったりする。
あくまで「たまに」であるが。

さて。今朝はその気合でピザを作ってみた。
生地も頑張って手ごねの、手作り感たっぷりピザである。
発酵に少々時間がかかるので、朝六時から仕込んだ力作だ。
ああ、麗しき夫婦愛。なんちて。

↓今回の材料と分量はこんな感じ。


【適当ピザ生地】

  ・強力粉 カップ2
  ・ドライイースト 小1
  ・塩 小1
  ・砂糖 大1
  ・オリーブオイル 大1程度
  ・お湯 カップ1弱(要調節)



     スタンバイOK。  朝っぱらから張り切ってスタンバイ。

お湯以外の材料をボウルに入れ、少しずつお湯を注いでまとめていく。
一応イーストと塩は離し、イーストと砂糖はくっつけて置いてみた。
効果があるのかどうかは不明。
最初はベタベタするので、ある程度まとまるまでゴムべらで混ぜ
その後は気合と愛情を込めて手でこねていくのだが、
早朝なのであまり音や振動を立てないようにコソコソやらねばならない。
ほんのちょっとストレスが溜まるひと時である。

肩身狭くこね終わった。


      こんなもんでいいかな。  ちょっとこねが足りないかも?まあいっか(適当)。 


次は発酵だが、室温が低いので炊飯器を使用。
今回は、保温モードで10分程度スイッチを切って5分置いてみた。
やる気が無さそうに膨らんだ生地を取り出してガス抜きをし、
四等分に丸めて放置。


    待機。  その後、旦那の帰宅が少々遅れて倍に膨らむ事となる生地たち。 


さて。生地の準備は済んだので、旦那の帰宅を待つ間に具も準備。
残り物のナスとピーマンを入れたトマトソースを作成。


             具を作る。  あっさり控えめな味にしますた。


さあ、準備は万端。
いつでも帰ってきやがれ!バッチコイ!

。。。と息巻いたヨメであったが、
旦那の帰宅が思ったよりも遅くなりピザ生地大膨張。
「そのまま焼けばハイジの白パン」状態に。
しかし、めげずにピザ作りを続行。
生地のガスを抜き、
手でびろーんと伸ばしてみたが問題無さそうなので一安心。
もちろん焼きはトースターを使用。
しかし、我が家の小さいトースターでは
一度に一枚しか焼けないのである。ちょっと悲しい一瞬だ。

焼き上がり。

           焼き上がり! 


何だか、フォッカチャかナンみたいである。   手作りピザ。

食感はもちもちふわふわ。
きつね色まで焼くと表面は香ばしくカリカリ、中はしっとり。
形はかっこ良くないが、なかなか美味しく出来上がったので
とりあえずは良しとしよう。
旦那はビール片手にご機嫌で完食。
それは嬉しいのだが、具を下に落とすのはやめてくれ。

↓そして私には、節分という事でこんな手土産をくれた。

    鬼に金棒!いちごエクレア。  鬼に金棒!いちごエクレア。

どうやら、恵方巻き代わりのエクレアらしい。
「かぶりつき」に関しては、
食べている途中でついベラベラ喋ってしまったり、
恵方がどちらかわからなくて動揺したり、
黙って食べるのが寂しくて挫折したりと
うまく作法通りに出来たためしがない。

そして今年も、要は気持ちだよ気持ち!と楽しく喋りながら完食した。
それはいいのだが、このエクレアのパッケージ。。。
これは「鬼ヨメ」という当てつけだろうか。
更に「鬼は外」と思っているのではないか?と旦那を見やれば
あながち外れてもいない様子。
しかし、
「鬼を外に追い出したら、餓死するんじゃないの?」
のひと言に、今年も泣く泣く鬼と同居に甘んじる旦那であった。

メシも作れば洗濯も仕事もする鬼なんて結構お得だと思うので、
今年一年も仲良く同居しておいて欲しいものだ。でも、福もうち!

そんなこんなで、今朝も賑やかな食卓となったのであった。
めでたしめでたし。



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