最近私を虜にしている事と言えば「炊飯器クッキング」。
オーブンの無い我が家の料理事情にセンセーションを巻き起こし、
新たな可能性を示してくれた事は記憶に新しい。
そんな「オーブン無し家庭」の焼き菓子製作手段として、
炊飯器がブームになる前から頑張っていたのが「トースター」である。
私が子供だった頃から、トースターを使ってクッキーを焼いたり
シートのスポンジを焼いたりする涙ぐましい人々は存在した。
そして私。
先日リンゴが一個50円で安売りしていたので思わず買ってしまい、
更に義実家から何個も大きなりんごをいただき、
リンゴには事欠かない食材事情である。
さっさと消費しないと勿体無い事になるが、毎回毎回シャクシャクと
剥いたリンゴばかり食べている訳にもいかない。
そこで、ここはひとつ!と
朝からリンゴを使った焼き菓子を作ろうと思い立った。
先日から何だかパウンドケーキが食べたいので、
リンゴが入ったカラメル風味の物を作る心積もりである。
←50円リンゴ2個分。
←カラメル用。
例の如く炊飯器で焼くつもりで、朝食の支度前に仕込みにいそしむ私。
ちなみに、今回の配合はこんな感じ。↓
いつも通りに分量は約で。
【リンゴとカラメルのパウンドケーキ】
・ケーキ用マーガリン 100g
・砂糖 大2~3(好みで)
・卵 2個
・ホットケーキミックス 200g
・カラメル 大3
・炒めリンゴ 適量
(前準備)
マーガリンを室温で柔らかい状態にしておく。
卵は溶きほぐしておく。
カラメルは、無かったら作っておく。
リンゴは水を差しながら炒め、シナモンで風味をつけておく。
※注意点※
・寒い季節だとマーガリン(orバター)がなかなか柔らかくならない
・卵も室温に戻しておかないと、後がつらい。
というのも、
この後卵を何回かに分けて加えて混ぜなければならないのだが、
冷たいとうまく混ざらず分離してしまうのだ。
そう、今日の私のように。迂闊だった orz
つい、いつもの調子で手を抜いて直接割りいれるという暴挙に出た為
あえなく分離の憂き目を見た。
自業自得なのだが、何ともやるせない瞬間である。
そのまま作ると、モロモロした何ともいえない代物が出来上がるので
もし分離したら粉を少し加えて混ぜてみよう。
パッと見は回復したように見える。
実際に回復したかどうかは、出来上がってみないとわからない。
今日の私の運命は、
思えばこの時。。。卵を加えて分離した時点で
決まっていたのかもしれない。
さて、
まずはマーガリンに砂糖を加え、白っぽくなるまですり混ぜる。
次に卵を少しずつ加え、その都度よく混ぜる。
分離したら、粉をちょっと加えて混ぜてみる。
何とか見た目だけは回復したのに安堵したら、
カラメル・リンゴを加える。
最後に粉を加え、さっくりと混ぜる。
![カラメル完成。](http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/98/0000683198/87/imgd60e1949zikbzj.jpeg)
一応、生地は完成した。
分離という手痛いミスはあったものの、
自分と旦那のおやつ用なのでまあ問題ない。
さあ、張り切って炊飯器へセット、炊飯ボタンをぽちっとな。
そんなこんなしている間に旦那が帰宅し、二人で朝食。
洗濯など家事をしていたら、注文していた焼酎が届いた。
早速試飲を始めた旦那に「ケーキ、もうすぐ焼けるよ~」などと勧め、
ちょうど炊飯完了になったので張り切ってフタを開けてみたら。。。
え、ええ~?何これ~?!
何と、全く焼けていなかったのである。
生焼けどころか、ほぼ液体。
油分が多いので、生地の時はかなり固めだったが
熱が入った今はデロデロのドロドロである。
焦りつつも手順を思い返してみた。
寝ぼけていたので何か致命的なポカをしてしまったかもしれない。
ふと思い当たってマーガリンの箱を見ると。。。
「200g」とバッチリ書いてあるではないか。
こ、これだ~orz
今回は、ケーキ用のマーガリンが安かったので
初めて使ってみたのだ。
しかし、売り場の値札には「100g」と書いてあった筈。。。
普段計量をしないのが裏目に出た。
たまにちゃんと計ってある物を使うとこれである。
テンパって売り場の札を呪いそうになったが、今はそれどころではない。
とにかくこのデロデロをどうにかしなければ。
そこで、ええいままよ!と粉を足してフライパンで焼いてみた。
台所中にシナモンとカラメルの匂いが充満する。
出来上がったお焼きと何かのハーフのような見た目のそれを、
誤魔化しの笑顔で旦那の前に出してみた。
一口食べる旦那。
「。。。どう?」
旦那は深刻そうな表情で食べていたが、こちらを見据えて
「ちょっと辛口な意見、いいかな」
と聞いてきた。
もちろん、忌憚の無い意見大歓迎である。
「ハッキリ言うと、リンゴのお好み焼き」
ズギャ!こ、こいつ。。。
本当に遠慮なく言いやがった!
その時点で、
「パンケーキとして第二の人生を歩む」
という可能性は断たれたのであった。
<後編に続く>
オーブンの無い我が家の料理事情にセンセーションを巻き起こし、
新たな可能性を示してくれた事は記憶に新しい。
そんな「オーブン無し家庭」の焼き菓子製作手段として、
炊飯器がブームになる前から頑張っていたのが「トースター」である。
私が子供だった頃から、トースターを使ってクッキーを焼いたり
シートのスポンジを焼いたりする涙ぐましい人々は存在した。
そして私。
先日リンゴが一個50円で安売りしていたので思わず買ってしまい、
更に義実家から何個も大きなりんごをいただき、
リンゴには事欠かない食材事情である。
さっさと消費しないと勿体無い事になるが、毎回毎回シャクシャクと
剥いたリンゴばかり食べている訳にもいかない。
そこで、ここはひとつ!と
朝からリンゴを使った焼き菓子を作ろうと思い立った。
先日から何だかパウンドケーキが食べたいので、
リンゴが入ったカラメル風味の物を作る心積もりである。
![50円リンゴ活用。](http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/98/0000683198/89/imgdbdb6b10zikdzj.jpeg)
![カラメル作ります。](http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/98/0000683198/88/imgf844b826zik7zj.jpeg)
例の如く炊飯器で焼くつもりで、朝食の支度前に仕込みにいそしむ私。
ちなみに、今回の配合はこんな感じ。↓
いつも通りに分量は約で。
【リンゴとカラメルのパウンドケーキ】
・ケーキ用マーガリン 100g
・砂糖 大2~3(好みで)
・卵 2個
・ホットケーキミックス 200g
・カラメル 大3
・炒めリンゴ 適量
(前準備)
マーガリンを室温で柔らかい状態にしておく。
卵は溶きほぐしておく。
カラメルは、無かったら作っておく。
リンゴは水を差しながら炒め、シナモンで風味をつけておく。
※注意点※
・寒い季節だとマーガリン(orバター)がなかなか柔らかくならない
・卵も室温に戻しておかないと、後がつらい。
というのも、
この後卵を何回かに分けて加えて混ぜなければならないのだが、
冷たいとうまく混ざらず分離してしまうのだ。
そう、今日の私のように。迂闊だった orz
つい、いつもの調子で手を抜いて直接割りいれるという暴挙に出た為
あえなく分離の憂き目を見た。
自業自得なのだが、何ともやるせない瞬間である。
そのまま作ると、モロモロした何ともいえない代物が出来上がるので
もし分離したら粉を少し加えて混ぜてみよう。
パッと見は回復したように見える。
実際に回復したかどうかは、出来上がってみないとわからない。
今日の私の運命は、
思えばこの時。。。卵を加えて分離した時点で
決まっていたのかもしれない。
さて、
まずはマーガリンに砂糖を加え、白っぽくなるまですり混ぜる。
次に卵を少しずつ加え、その都度よく混ぜる。
分離したら、粉をちょっと加えて混ぜてみる。
何とか見た目だけは回復したのに安堵したら、
カラメル・リンゴを加える。
最後に粉を加え、さっくりと混ぜる。
![卵投入。](http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/98/0000683198/19/img266fe9fezik7zj.jpeg)
![リンゴ→粉投入。](http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/98/0000683198/18/imgd6d8b171zikbzj.jpeg)
![カラメル完成。](http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/98/0000683198/87/imgd60e1949zikbzj.jpeg)
一応、生地は完成した。
分離という手痛いミスはあったものの、
自分と旦那のおやつ用なのでまあ問題ない。
さあ、張り切って炊飯器へセット、炊飯ボタンをぽちっとな。
そんなこんなしている間に旦那が帰宅し、二人で朝食。
洗濯など家事をしていたら、注文していた焼酎が届いた。
早速試飲を始めた旦那に「ケーキ、もうすぐ焼けるよ~」などと勧め、
ちょうど炊飯完了になったので張り切ってフタを開けてみたら。。。
え、ええ~?何これ~?!
何と、全く焼けていなかったのである。
生焼けどころか、ほぼ液体。
油分が多いので、生地の時はかなり固めだったが
熱が入った今はデロデロのドロドロである。
焦りつつも手順を思い返してみた。
寝ぼけていたので何か致命的なポカをしてしまったかもしれない。
ふと思い当たってマーガリンの箱を見ると。。。
「200g」とバッチリ書いてあるではないか。
こ、これだ~orz
今回は、ケーキ用のマーガリンが安かったので
初めて使ってみたのだ。
しかし、売り場の値札には「100g」と書いてあった筈。。。
普段計量をしないのが裏目に出た。
たまにちゃんと計ってある物を使うとこれである。
テンパって売り場の札を呪いそうになったが、今はそれどころではない。
とにかくこのデロデロをどうにかしなければ。
そこで、ええいままよ!と粉を足してフライパンで焼いてみた。
台所中にシナモンとカラメルの匂いが充満する。
出来上がったお焼きと何かのハーフのような見た目のそれを、
誤魔化しの笑顔で旦那の前に出してみた。
一口食べる旦那。
「。。。どう?」
旦那は深刻そうな表情で食べていたが、こちらを見据えて
「ちょっと辛口な意見、いいかな」
と聞いてきた。
もちろん、忌憚の無い意見大歓迎である。
「ハッキリ言うと、リンゴのお好み焼き」
ズギャ!こ、こいつ。。。
本当に遠慮なく言いやがった!
その時点で、
「パンケーキとして第二の人生を歩む」
という可能性は断たれたのであった。
<後編に続く>
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