続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

得るもの捨てるもの。

2014-07-16 07:14:24 | 女の舞台裏。

暑い日が続くようになり、まさにプール日和!と言いたくなる朝が多い昨今。

泳ぐのは楽しいし、外の暑さに水が気持ちいいし、運動でもしかしたら痩身効果が得られるかもだし、
いいこと尽くめ☆に思えるプール通いだが、もちろん、物事に「いい面だけしかない」ということはあり得ない。

浮き輪でぷかぷか流れたり、キャッキャッと水を掛け合ったりするような遊び目的ならともかく、
区営の競泳用プールでは水質保持のために基本「メイク・日焼け止め厳禁」である。

ただでさえ暑いロッカー室での着替えが面倒なのに、その上クレンジングなんてとてもやってられないので、
私なんぞは最初から日焼け止めもナシのすっぴんでプールまでウォーキングして行く。
日傘も盗難や忘れるのが嫌さに持って行かないので、顔面や全身を強い日差しから守るのは
頼りなさ気な帽子のみである(この点は、先日の熱中症騒動で検討の余地ありだが)。
この季節はプールの天井が開けられており、壁もぐるっと窓になっているので日光が入り放題。
私のように半そで・半パンタイプの水着だと、ばっちり土方焼けである。

更に、同じく水を汚さないためのマナー&色落ちするので無駄ということでペディキュアもできず
必然的にサンダルではなく実用性重視のウォーキングシューズで洒落っ気もへったれもない。
この美白・ネイル流行りのご時勢に、すっぴん・ネイルなし・色気も当然ナシで頑張っているのである。

運動は体にいいのは当たり前であるが、時折「これでいいのか」という気持ちが湧いてくる。
日焼けは元より、シミやシワが数年後に出てくるのが怖い。
いや、それ以前に、ばあちゃん達と同レベルってどうよ?と思うのである。
シミやシワは、これまでの人生で「顔に日焼け止めを塗ったことが数えるほどしかない」ことを考えると、
もうどうでもいっか~と開き直れるのであるが、なけなしの女らしさがどんどん目減りしているのが切ない。
私が完全におっさんにジョブチェンジしてしまったら、我が家はおっさんしかいない大変にむさくるしい家になってしまう。

健康か美容か。
たいへん悩ましい問題であるが、元気があれば何でもできる!をモットーに、本日もプールへ突撃してこよう。
きっと旦那もあきらめてくれるだろう。
出会った頃の女性だったヨメはもういないのだ。
AKBに入って活動する主婦もいるというのに、本当にこれでいいのか。
いや、これでいいのだ。
今日も頑張って泳ぐぞー。


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