「ダウントン・アビー」の映画を昨日、観てきました。
確か、NHKテレビで放送していたのではないかと思うのですが、
あまりテレビを観ていなかった私には分かりません。
でも、面白そうだなと思い、近所の映画館で観てきました。
今、近所の…と書きましたが、引っ越してきてから、本当に、近所になりました。
昨日、時間を計ったら、三十分なかったです。
やれ、有難や。
私は、元の自宅にいる時は、ここ以上に、素晴らしい所はないだろうと思っていましたが、引っ越してはみるもんですね。
今の駅前生活が、本当に有り難く感じます。
映画館まで、徒歩圏内になるなんて…。
でもその分、あんまり歩かなくなったので、体力が落ちたんじゃないかと心配しています。
その「ダウントン・アビー」。
なかなか面白かったのですが、
家族の継承、ということがテーマになっていました。
伝統あるイギリスらしい思想ですよね。
主義主張よりも、家族が大事とはっきり謳っておりましたよ。
これは日本でも当てはまる考え方だと思いました。
私、現代に相反する考えかもしれませんが、やはり同じように、家族が大事と思っているんです。
特に、実家の相続問題に触れてからはその思いが強くなりました。
日本社会がここまで崩れたのは、やっぱり家族形態が崩れたからだろうと思っているのです。
父母だけではなく、祖父母を交えての三世代家族で住むのが一番いいとかんがえているのです。
住むのが煩わしかったら、近所に住む、でもいいんですが…。
とにかく、近くに身内がいるというのが、伝統とか文化とか、家族の歴史を伝えてゆくには一番かなと思っているのです。
先祖との繋がりが切れてしまったから、日本人の寄る辺なさは始まってしまったのではないかと。
もちろん、私だって、昔の農家の嫁のように、人権がないような事をやれと言っているのではありません。
ここはもう現代なのです。
現代は現代らしい、家族のあり方があってもいいと思うのです。
祖父母を交えて。
ファミリーで考えていって欲しいものです。
そういう私も、家族からは独立しましたが、それでも子供が結婚したり、孫ができたりしたら、全面的に協力していくつもりです。
そういった力も必要だろうと考えています。
まあ、関係ないですが、そんな事を思ってしまいました。
あと、かなり前になりますが、
「パラサイト」と「私の知らないもうひとりの私」も観てきました。
「パラサイト」はアカデミー賞も取りましたが、正直言って、それはないだろうという映画でした。
あま〜いって感じの映画です。
ポン・ジュノって、詰めがあま〜いんですよね。
その詰めの甘さを感じました。
「私の中の〜」はジュリエット・ビノシュ。
この映画に関しては私、一家言ありますよ〜。すごく語れるかも。
歳を取った女に対する世間の見方の厳しさを感じました。
でも、もう少し違う描き方もあるはずだと、いつも思うんですよね。
ああいう映画を観ると。
なので、私もがぜん書きたくなりましたよ。
このテーマで。
それと、イプセンの「人形の家」がここでも出てきましたが、これに対する評価は、私も揺れています。
その時々の見方や自分の立ち位置によって、いくらでも変わるんですよね。この本の評価。
なので、私流の考え方を作っていきたいと思います。
けれど、それの真の評価が出るのがおそらく、死ぬ間際なのではないかとも思っていて…。
死ぬまで、女の人生は分からない。
昨日、「マレフィセント2」を観たのですが、
こうやって、女を母親役ばかりに押し込めようとするディズニー映画の欺瞞にもうんざりかな…。
まあ、映画は面白いですね。
色々と考えさせられる事ばかりです。
まあ、楽しんで〜…って感じですかね。
まあ、楽しんで。
☆それでは今日も良い一日を。