いのち かさねて。

せみ　うるさいです。

公園の木は満員なのか　狭い住宅地の庭のあちこちで

時には午前２時や５時にいきなりジャージャーと　大合唱。

近くの電信柱の街灯が　明るすぎるからでしょうか。

目が覚めてちょっと迷惑だけど　これを見たらイラッとしたことも忘れます。



先週からぼとぼと　道路にも落ちてる亡きがら。

写真の玄関前のセミは　鳥かなにかに羽根をむしられ　朝はまだ生きていました。

一生懸命鳴いて　飛んで　狩られて　地面の下に卵残して

慌ただしく　死んでいく虫たち。

うるさいから　額に衝突してきたからといって(痛かった)憎む気には　なれない。

血を吸うものも　気持ち悪いものも　すべて何か役割があり。

でも蚊とゴキは・・・ごめん　少し憎いです殺します (；一_一)



私の一生も　時間を縮めればこんな感じ。

地球時間でみれば　今朝落ちていた虫に等しく

あっというまに　生きて　朽ちて　消える。

猫はもっと短くて朝顔なみで　鳥なんか一瞬の稲妻みたいなもの。

それが偶然重なった。　そういうわけで貴重ですから。



ごめぇん　産んであげたいけどカルシウム不足で。　

しかもあなた　かわいい雛が出てきたら女はポイの　ロリコンの変態だし



「妹猫は可愛かったのにー　取り替えてもらいなさいよ」

なんて言う母に　こんなめぐりあわせの妙を聞かせても　きっと馬耳東風。

そりゃ妹猫たちは可愛かったけど

ヒノキさんだって　３か月前は可愛かったじゃないの。



そ　そうよっ　ますますかわゆいでしょうが。

それにもう　バーゲンとかと一緒で返品きかないの！

こんなに伸びきった服(?)　取り替えられるわけないっしょ。



命がどうとか　偶然がどうとか　ではなく

おばちゃん達にはそれが　一番早い説明だったりして