猫女神さまのおかげ

今日も咬まれてます
    ~四十雀

ぶちがおの ぶっちくん 150。

2022-01-17 22:22:22 | ぶち顔のぶっち君
 
女将の店に匿われて(決してヒモではない) 初めての冬がきた。

おかげで毎日暖房付き 快食快眠快便の生活。

近頃は このやたら柔いお立ち台が餌場になっている

ぶにぶにして落ちそうになるが 贅沢は言わん。


 
 

なるべく気にせず食うことにしている。

食えば闘える。 食えなくなったら終わりだ。

バランス感覚なら 足首を一本無くした時からずっと鍛えてきた。

今 餌場の下には カリカリ拾いの鬼が… 

 「美味いカリカリはいね~が~!」

と 鼻息荒くうろついている。

途中で俺が逃げないよう 女将が撒き餌をしてやがるんだ。

気を引き締めて食わねばならん

何度も地獄を見てきたからな 雄猫なら倒せる。

だが 女は古株になるほど妖怪に近づく。あの目は怖い


 

まあ美味いもん食えりゃ良し。

まだあちこち体が痒いが 体調はいい。

女たちが 安全と遺伝子求めて寄ってくることもないし!

それにしても この餌台。でかい女将の一部なんじゃねーかと

なんとなく気になってはいる。

女将の触手が 毎回ぐるりと俺を囲むからな。


 
 

だ…大丈夫だ ここにいれば 女将が守ってくれるだろう。

俺を最後に食うつもりかもしれんが いざとなったら。


 
 

猛禽の目の姐さんを カリカリ一つで

あっちにやったり そっちに走らせたりするんだからな 

なかなか大した技だ! 尊敬してやってもいい。


 

振り向けば ニヤニヤしている。何考えてるかわからん女将だが 

俺はここでも 生き延びられる。そのはずだ



 。。。。。。。。。《戦場のぶっちダイアリー》でした…(笑)。。。。。。

 もうケージに戻りたいらしい

       いつでも里親募集
コメント (8)
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