それでも生きるために

「生きづらい」人びとのためにいくらかでも役に立つ情報を提供したり、共に生きるための提案や呼びかけをしたいと考えています。

「いじめ」の現実

2010-10-26 | いじめ
 学校での「いじめ」は教師の目の届かないところで起きることが多いものです。「いじめ」の件数の統計が発表されますが、その数値は氷山の一角と言えるかもしれません。
 先日も、ある小学生が継続的な「いじめ」被害により、自死にまで追いつめられたことが伝えられました。私自身、小学六年生の頃、同じクラスの複数の男子から集中的にいじめられていた経験もあり、心が痛みました。
 現在、「いじめ」は学校だけでなく職場でもさまざまな形で広がっています。少し前にも、私の事務所に「同僚の継続的ないやがらせによって服薬治療を余儀なくされている」という相談がありました。
 さまざまな場所で起きている「いじめ」や社会的排除により「生きづらさ」を強いられている人たち、そうした人たちへの想像力は失うまいと思っています。

 学校での「いじめ」、「職場いじめ」についてメール相談に応じていますので下記のページをご覧ください。

学校での「いじめ」相談室 (保護者対象)

子どものためのいじめ相談室

職場での「いじめ、いやがらせ」相談室

東京都墨田区の廃棄物処理条例

2010-10-15 | いろいろ
 東京都墨田区で10月1日から、資源ゴミの「持ち去り」を禁止する条例が施行されています。ここでも、住居がなく野宿しておられる方などがアルミ缶などを回収して生活しておられます。そうした方々をビデオ撮影して名簿化するといったことが行政当局によって行われているということです。
 なお、条例の正式名称は「墨田区廃棄物の減量及び処理に関する条例」です。

山谷ブログ-野宿者・失業者運動報告-

「生きづらさ」をかかえた知的障害者や高齢者が・・・

2010-10-14 | 「つながり」をつくる
 知的障害者や高齢者は、福祉サービスや就労へとつながる支援を受けられなかったり、人とのつながりが切れてしまったりして、生活上の困難をかかえることが少なくありません。そのため、犯罪(といっても軽微なものが多いのですが)を繰り返してしまうケースが多くみられます。そうした方々を支える手だてを考えていかなければと思います。知的障害者や高齢者に限らずに、失業や社会的孤立などで生活上の問題をかかえている方が増えている時代ですから。

<追跡・累犯>/1 揺れる「更生」/出所しても…(その1
) 毎日jp

「働くこと」と「生きづらさ」

2010-10-09 | 労働
 生活の中で大きな位置を占める「働くこと」。いま、「生きづらさ」が「働くこと」から生じているという人たちが多くなっています。

働くことがツライです NHK教育テレビ(ハートをつなごう)
10月25日(月)、26日(火)午後8時~8時29分
再放送 11月1日(月)、2日(火)正午~12時29分

 職場での困難な状況、仕事が原因のメンタルな不調、失業、働くことの意味などがとりあげられると思います。

 視聴者からの体験談も募集されています。
NHKハートをつなごう