それでも生きるために

「生きづらい」人びとのためにいくらかでも役に立つ情報を提供したり、共に生きるための提案や呼びかけをしたいと考えています。

精神科における薬物療法のこと

2009-05-31 | いろいろ
 精神医療における薬剤の過剰投与の問題が先日(5月29日)の日経新聞夕刊の記事に取り上げられていました。

 SSRIと呼ばれる抗うつ剤についても、他者への攻撃性の発現といった副作用が問題になっています。

 抗うつ薬の死角~転換迫られるうつ病治療~
クローズアップ現代 NHK総合TV 6月1日(月) 午後7:30~

自動車の所有と生活保護についての福岡地裁判決です

2009-05-30 | 生活保護
 身体障害者夫婦が軽自動車を所有していることを理由とする生活保護停止は違法とする判決です。
 車を所有使用しているからといって生活保護を受けることができないわけではありません。例えば、仕事のために必要、交通手段が乏しい地域に住んでいるといった場合です。

生活保護停止は違法=北九州市の処分取り消し-車利用の障害者夫妻勝訴・福岡地裁(時事通信) - goo ニュース

ホームレスの方からアクセス、生活保護を申請

2009-05-27 | 生活保護
 大阪市で住居喪失(ホームレス)状態になっている方から先日メールで相談がありました。昨日お会いして事情をおうかがいしてから、最寄りの某区役所で生活保護の申請をしました。窓口担当者の対応も比較的良好で、賃貸住宅を借りて受給ということで申請が受理されました。
 今日は釜ケ崎にある不動産業者(春の大相談会でお世話になった業者さんです)を一緒に訪れ、大阪市内の少し離れた地区の中古のワンルームのマンションを紹介してもらいました。業者さんによると最近、生活保護申請の顧客がふえて近くの物件が払底状態ということです。
 受給できるまでの生活の場である入所施設も満杯状態で、ご本人は釜ケ崎のシェルターを昨夜に続いて利用されることと思います。

 ☆ホームレスの方の場合は、生活費のほかに、賃貸住宅を借りるための保証金(敷金)や家具・布団や最低限の生活用品購入費も一定の限度内で支給されます。

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生活保護相談室(すほう行政書士事務所)


30代の自殺、仕事関係の悩みが増加

2009-05-17 | 「つながり」をつくる
<自殺者>30代、過去最多 昨年4850人、不況で拡大--警察庁まとめ 毎日jp

 08年の自殺統計によると、30歳代の自殺者が過去最多になったということです。「就職ができない」、「仕事がうまくいかない」、「失業」、「職場の人間関係」など、仕事に関連する悩みを背景とする自殺が増えているようです。

非正規労働者にこそ必要な労働組合

2009-05-07 | 労働
 働くナビ:労働組合の組織率低下の中、地域労組が各地で誕生し加入者を増やしている。 毎日jp

 ここ数年増加し続けている非正規労働者は、雇い主による違法行為の被害を受けたり、低レベルの労働条件で働かざるを得ないことが正規労働者より明らかに多いです。非正規労働者にとって労働相談に応じてもらえて、雇い主と団体交渉のできる労働組合の存在価値は大きいです。最近は個人加盟のできる労働組合(ユニオン)の活動が評価されています。

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レイバーネット日本  労働運動の情報が豊富です

奈良さわやかユニオン


私の事務所でも各種相談に応じております。

職場の困りごと相談室

労働組合結成運営相談室

「大失業時代」への対策

2009-05-04 | 労働
”35歳”を救え あすの日本 未来からの提言
NHKスペシャル 5月6日(水)午後7:30~8:43  NHK総合TV

 正社員になれない人、正社員の職を失う人が今後も増加すると予想されます。こうした実態にに対応するため、社会保障システムのあり方を再構築する必要があります。

 ニュースウオッチ9でも今日から3日連続で雇用問題が取り上げられています。