Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

少し古い話題ですが…

2006-06-04 20:35:50 | ビートルズ
少し前の話題になってしまいましたがポールが離婚してしまいましたね。

自分のひいきにするアーティスト、臭い書き方だが、楽しいときやつらいときも いつも聴いていた音楽、時には励ましてもらったこともある、その音楽を作った人がつらい気持ちで毎日を過ごしていることはこちらも残念だ。

もうすぐ、ポールが若いときに父の世代を歌った”When I'm Sixtyfour”の64歳になるわけで、本当なら華々しく幸せな時を送っていたはずと思っていた。 この歳になって寂しい毎日を過ごさなければならないなんてあまりに かわいそうだ。

そんななか、ファンの中でもあまり興味がない、という向きもあるようだ。ゴシップ的なことには興味がないということなのかもしれないが、それにしてももう少し言葉がないものか。それでいて早く創作活動を、とか、ツアーを、とは言えないはずだ。

ファンに直接関係あることといえば、今回の一件は創作活動にも響いてくるだろう。
逆境に強いポールと言われてはいるが、それは支えてくれる人が周りにいてのこと。ビートルズの仲間、ジョンもジョージもいないし、死別した前妻リンダもいない。とても心配です。

21世紀に入ってからのポールにとって、別れた妻ヘザーの貢献はとても大きい、と端から見てもわかるものだった。リンダが亡くなってからというもの、しょぼくれてどんどん老けていって、大丈夫か?と思ったものだが、ヘザーとつきあい始めてからはまず見た目が若返り、声も力強く、そして全世界をツアーして回ったり大活躍だった。

ファンの間では否定的な声が多々聞こえる2001年のアルバムDrivingRainには、名曲が多々含まれている。否定的な声があるのは、あまりよくない曲も1/3程含まれているからだと思うが、高水準の曲が何曲も収録されているのだから充分ではないか?。そういう耳で聴けば、リンダの闘病生活の中作られたFlamingPieなど半分は駄曲だ。荒いアレンジや録音も、リンダと死別し、孤独の中から裸一貫の再出発に感じられ、思わずエールを贈ってしまう内容だと俺は思う。

それからわずか5年。ポール一家にとって哀しい結末となってしまった。
我々としてはとにかく待つしかないですね。