昨日、11月23日、札幌のライブハウスPIGSTYにて行われた、HAPPYEND SUPER SESSIONというわかる人なら卒倒しそうなタイトルのイベントへ行ってきました。
メンバーは、はっぴぃえんど・ティンパンアレーの鈴木茂、頭脳警察のPANTA、そして布谷文夫。
目当ては鈴木茂だったわけですが、70年代ジャパンロック好きにはたまらないすごい豪華なメンツです。
鈴木茂は学生時代にかなり聴き込んでました。YMOを入口にはっぴぃえんどにのめり込んでから、その音の気持ちよさに惹かれ、関連するものを聴きあさってましたね。
特に鈴木茂のギターの音色とプレイが大好きで、ソロアルバム「BANDWAGON」は飽きるほど聴きました。ちなみに3枚持ってます(笑)。
好きなプレイは、BANDWAGONでのスライドギター全般と、はっぴぃえんどの12月の雨の日、かくれんぼ、花いちもんめ、夏なんです。ユーミンの卒業写真、恋人はサンタクロースでのディストーションかかったリードも好きですね。それと、5年前の小坂忠コンサートでの機関車、これは泣きました!。
ということで前置きが長くなってしまいましたが、昨日のライブはとにかく最高でした。
このイベント、10日くらい前に知りました。mixiのマイミクさん、函館のポールさんのブログで、このイベントが函館で開かれるのを知り、まさか札幌でも!?と期待しながら、鈴木茂やPANTAの公式ページを見たところ、何も書いていない!。イベント名で検索してようやく札幌・白石のライブハウスで行われることがわかった。前宣伝あまりしてなかったんでしょうか。
会場がまたえらくマニアックな場所にある。たどり着いたらまた味のあるところで・・・(^^;)。
地下のホールへ行くとかなり小さなキャパで、椅子が30個くらいあったんですが、始め5,6人くらいしかいませんでした。ステージは結構幅広でメンバーが大勢いても大丈夫そうでしたが。
天井のちっこいミラーボールに赤や青のライトが当たってあやしい雰囲気。。。
大丈夫か・・・!?。
まぁ、こんな間近で見れるんだから贅沢で良いが、この人数に出演者は絶句しないのか!?。
と思いつつ、開演を待つ。
メンバーが入ってきて始めたのが、R&B調のナンバー。おっ、うまい。今回のバックの皆さんの音はとても綺麗で乗りの良い演奏でした。
程なくして、ヨボヨボのおっさん(失礼)がフラフラしながら入ってくる。声でわかった。布谷文夫!!。大瀧詠一のナイアガラ経由で、よくよく存じ上げている伝説の人物!。
風邪やご病気のせいか、随分と声がかれていたが、あのシャウトが垣間見れる幸せ。MCや曲間の合図、歌唱・・・あまりの自由っぷりがツボにはまってしまった。
そして、途中で気づいたのだが、キーボードはなんと矢野誠!!。伝説のアレンジャーである。矢野顕子の最初の旦那さんですね。あたりまえだけどメチャメチャうまかったです。天才的演奏を間近で見れる、これは夢か現か?。
後半に早くも、鈴木茂登場!!。
しかも!!「びんぼう」「12月の雨の日」。
これを茂のギターと布谷さんの歌で聴けるとは。しかもwith矢野誠。すごいことだ、これは。しかも30人足らずの客しかいない。ある意味シークレットギグ。大体ここは札幌の白石だよ!?。
こういう夢を昔見たことがあるような気がする。ちゃっかりサインまでもらえてワーイ!とか思ってると朝目が覚めているという。しかし夢じゃないんだな!これが!!。
12月の雨の日でのギターがあまりにそのままなので大感動しました。布谷さんのびんぼうでの叫び「アーイ!!」も生で聴ける日が来るとは・・・やっぱ夢だったんじゃないのか?。なんか作り話書いているような気になってきた(笑)。
と、卒倒しながら第1部終了。
トイレに行こうと廊下へ出ると、布谷さんと矢野さんが談笑。バンドのメンバーや実行委員の方?もいらっしゃる。なんなんだここは!?(笑)。
第2部がもうすぐという頃、ギター持ったおっさんが調整してるなぁ?・・・PANTAじゃねぇか!!。
ありゃー本人出てきちゃったよ~、みたいな。前にキングクリムゾン見に行ったときもこんな事がありました。開演前にギターの調整をおっさんがやってるな~と思ったらロバート・フリップ先生だったという。。。
今回もそのままステージに入りました。ところが、ワイヤレスマイクの状態が悪く、PANTAが何言っても途中で途切れる。あまりの段取りのグダグダさに場が和む(笑)。
そこで始まったのが、ジョン・レノンのGOD。日本語版になってました。僕はビートルズなんて信じない、という歌詞はどうなるか、と注目してたら、ビートルズのところが頭脳警察に変わっていたようです(あまり聞き取れなかった)。
過激な歌詞で発禁連発という怖いイメージがありましたが、優しげなおっさんで、ウンコネタを連発するところも好感が持てました。
さて、第3部鈴木茂!。
とうとうこの日が来た、という感じでした。意外に冷静に待ってましたが、第1音を聞くと身震いしましたね。
1.スノーエキスプレス
うぉー!格好いい!!踊るように弾く茂さん。スライドギターの抑制された音量でありながら大迫力のサウンドには圧倒された。
2.さよなら通り3番地
はっぴぃえんどナンバー。ギターの音色があまりにレコードのまんまだったのでドキドキした。このソロずっとスライドだと思ってたけど違ったんですね。ジョージ・ハリスンも目の前で弾いてくれたらこんな音なんだろうなぁと思いました。
3.100ワットの恋人
来た!!これですよ、飽きるほど聴いたってのは!。これをわずか3m前で鈴木茂が歌っている。こんな事があって良いのか!?。スライドのソロがまた最高。このコード感がたまらん。ウルッときた。これを12年前の俺に聴かせたかった。
4.8分音符の詩
これのアレンジをした矢野誠氏がエレピを弾くという贅沢。このライブは大ホールでやるべきだ!と思う。チューニングが気持ち悪いとかで一度やり直してました。
5.ソバカスのある少女
ボサノバを…というMCを聴いてレディピンクパンサーだと思ったら、そうそう、こっちもありましたね。
この曲もコードチェンジが気持ちいい曲です。
6.氷雨月のスケッチ
うぉーきたぜ!。はっぴぃえんどにハマっていたときはあまり聴かなかったけど、最近では一番好きかも。大瀧パートを布谷さんが歌う(あんまり聞こえないけど・・・)。事件だ。矢野氏のオルガンもいいですねぇ。ベースの女性の方がまたツボを完璧にコピーしてくれていてこれもとても聞きやすくてよかった。
7.8月の匂い
この曲は茂が大瀧調に歌う曲ということからか、布谷氏がメインでボーカルを。この曲もBANDWAGON収録ということで耳に細部がこびりついてますがちょっと違ったアレンジになってました。
8.砂の女
この曲を始める前に短いギターのみのフレーズが入っていて、レイラみたいだなぁと思った。
鈴木茂作品ではこの曲が最も好きです。このイントロをわずか3mの位置で聴けるとは(しつこい)。ほんと、生きてて良かった(笑)。長いエンディングのギターソロも最高。永遠に続いて欲しかった。
これは山下達郎が歌うバージョンをラジオで聴いたのが出会いでした。
9.花いちもんめ
はっぴぃえんどで鈴木茂が発表した初の曲。初でこれなんだからよく喩えられるジョージ・ハリスンよりすごいです。この曲から感じられる70年代の空気感に18歳の俺は随分と憧れたもんでした。それがそっくりそのまま目の前で再現される。指の動きを間近で見れた。この幸せは筆舌しがたい。
ここから、布谷、PANTAが登場してのアンコール。
Gimme Some Lovin'とコミック雑誌なんかいらない。
そういえば、布谷氏は某シェゲナベイベーのような異様な迫力がありました。
3時間以上に渡るイベントは大盛り上がりの中終了。
そこで主催者からアナウンスが・・・
なんと、サイン会をやるので気軽にどうぞと!!。
こんな事もあろうかと、BANDWAGONの紙ジャケを持ってきていたのです!!。
タッタカタ~と足取りも軽くロビーへ行くとそこには・・・
積んであるCDの前に座っている布谷氏。
あれ・・・
茂さんは…?。
気軽に応じるPANTA氏。
受け入れ態勢完了の布谷氏。
そんなこんなで茂を待つ若者は帰っていった。
ありゃ~茂さんもう帰ってしまったかあ~
と思っているところへ…5分後くらいに茂登場!!。長かった~(ホッ)
BANDWAGONを差し出さねば!
と思ってるとはっぴぃえんど特集の載ってる雑誌を差し出す先客が。それを読み始める茂さん。
やっと俺の番になり、お願いします!とジャケを差し出す。すると前の客がペンを持っていってしまっていたらしく、ペンを探してくれる茂さん「マジックの余ってるのな~い?」と。
ものすごく丁寧に時間をかけてサインをして下さいました。
「今日は全曲聴きたかった曲で最高でした!嬉しかったです、ありがとうございました!」と感想を告げる。
「どうもありがとう」と笑顔で手を差し出してくれる茂さん。大きく暖かく湿った手でした。
直後、震えてしまった。
5年前に小坂忠にインストアライブでサインもらった以来でした。こんなに緊張したのは。あの時は「12月のライブに行きます!流星都市はやられますか?」と言ってしまい「ありがとう、流星都市好きなの?」と聞かれ、「好きです、あのアルバムが発売された年に生まれました」なんて言ったっけか。
とにかく自分が最ものめり込んでいた頃にはこうしたライブは夢の夢と思っていたが、、、少しずつ、鈴木茂がまた昔の曲を歌っている姿をTVで見たり、ライブをやっているなんて話が伝わってきたり、実現するかも知れないとは思っていたけれど、地元札幌で見れるとは…。
夢って意外と突然叶ったりするもんですね。
あとはポール・マッカートニーが自分たちをバックにマニアックな曲ばかりのライブをやるという夢があるのですが・・・(笑)
9年前、札幌のバンドのゲスト出演した細野晴臣を3mの距離で見、5年前小坂忠コンサート(細野・鈴木出演)に来ていた松本隆と近距離ですれ違い(固まってしまいサインもらえませんでした、ロビーで売ってた風街ろまんのLPを買った直後だったため…)、昨日は鈴木茂…あと一人ではっぴぃえんどのメンバー全員見れてしまう!!ここまで来たら叶えてみるか(笑)。
メンバーは、はっぴぃえんど・ティンパンアレーの鈴木茂、頭脳警察のPANTA、そして布谷文夫。
目当ては鈴木茂だったわけですが、70年代ジャパンロック好きにはたまらないすごい豪華なメンツです。
鈴木茂は学生時代にかなり聴き込んでました。YMOを入口にはっぴぃえんどにのめり込んでから、その音の気持ちよさに惹かれ、関連するものを聴きあさってましたね。
特に鈴木茂のギターの音色とプレイが大好きで、ソロアルバム「BANDWAGON」は飽きるほど聴きました。ちなみに3枚持ってます(笑)。
好きなプレイは、BANDWAGONでのスライドギター全般と、はっぴぃえんどの12月の雨の日、かくれんぼ、花いちもんめ、夏なんです。ユーミンの卒業写真、恋人はサンタクロースでのディストーションかかったリードも好きですね。それと、5年前の小坂忠コンサートでの機関車、これは泣きました!。
ということで前置きが長くなってしまいましたが、昨日のライブはとにかく最高でした。
このイベント、10日くらい前に知りました。mixiのマイミクさん、函館のポールさんのブログで、このイベントが函館で開かれるのを知り、まさか札幌でも!?と期待しながら、鈴木茂やPANTAの公式ページを見たところ、何も書いていない!。イベント名で検索してようやく札幌・白石のライブハウスで行われることがわかった。前宣伝あまりしてなかったんでしょうか。
会場がまたえらくマニアックな場所にある。たどり着いたらまた味のあるところで・・・(^^;)。
地下のホールへ行くとかなり小さなキャパで、椅子が30個くらいあったんですが、始め5,6人くらいしかいませんでした。ステージは結構幅広でメンバーが大勢いても大丈夫そうでしたが。
天井のちっこいミラーボールに赤や青のライトが当たってあやしい雰囲気。。。
大丈夫か・・・!?。
まぁ、こんな間近で見れるんだから贅沢で良いが、この人数に出演者は絶句しないのか!?。
と思いつつ、開演を待つ。
メンバーが入ってきて始めたのが、R&B調のナンバー。おっ、うまい。今回のバックの皆さんの音はとても綺麗で乗りの良い演奏でした。
程なくして、ヨボヨボのおっさん(失礼)がフラフラしながら入ってくる。声でわかった。布谷文夫!!。大瀧詠一のナイアガラ経由で、よくよく存じ上げている伝説の人物!。
風邪やご病気のせいか、随分と声がかれていたが、あのシャウトが垣間見れる幸せ。MCや曲間の合図、歌唱・・・あまりの自由っぷりがツボにはまってしまった。
そして、途中で気づいたのだが、キーボードはなんと矢野誠!!。伝説のアレンジャーである。矢野顕子の最初の旦那さんですね。あたりまえだけどメチャメチャうまかったです。天才的演奏を間近で見れる、これは夢か現か?。
後半に早くも、鈴木茂登場!!。
しかも!!「びんぼう」「12月の雨の日」。
これを茂のギターと布谷さんの歌で聴けるとは。しかもwith矢野誠。すごいことだ、これは。しかも30人足らずの客しかいない。ある意味シークレットギグ。大体ここは札幌の白石だよ!?。
こういう夢を昔見たことがあるような気がする。ちゃっかりサインまでもらえてワーイ!とか思ってると朝目が覚めているという。しかし夢じゃないんだな!これが!!。
12月の雨の日でのギターがあまりにそのままなので大感動しました。布谷さんのびんぼうでの叫び「アーイ!!」も生で聴ける日が来るとは・・・やっぱ夢だったんじゃないのか?。なんか作り話書いているような気になってきた(笑)。
と、卒倒しながら第1部終了。
トイレに行こうと廊下へ出ると、布谷さんと矢野さんが談笑。バンドのメンバーや実行委員の方?もいらっしゃる。なんなんだここは!?(笑)。
第2部がもうすぐという頃、ギター持ったおっさんが調整してるなぁ?・・・PANTAじゃねぇか!!。
ありゃー本人出てきちゃったよ~、みたいな。前にキングクリムゾン見に行ったときもこんな事がありました。開演前にギターの調整をおっさんがやってるな~と思ったらロバート・フリップ先生だったという。。。
今回もそのままステージに入りました。ところが、ワイヤレスマイクの状態が悪く、PANTAが何言っても途中で途切れる。あまりの段取りのグダグダさに場が和む(笑)。
そこで始まったのが、ジョン・レノンのGOD。日本語版になってました。僕はビートルズなんて信じない、という歌詞はどうなるか、と注目してたら、ビートルズのところが頭脳警察に変わっていたようです(あまり聞き取れなかった)。
過激な歌詞で発禁連発という怖いイメージがありましたが、優しげなおっさんで、ウンコネタを連発するところも好感が持てました。
さて、第3部鈴木茂!。
とうとうこの日が来た、という感じでした。意外に冷静に待ってましたが、第1音を聞くと身震いしましたね。
1.スノーエキスプレス
うぉー!格好いい!!踊るように弾く茂さん。スライドギターの抑制された音量でありながら大迫力のサウンドには圧倒された。
2.さよなら通り3番地
はっぴぃえんどナンバー。ギターの音色があまりにレコードのまんまだったのでドキドキした。このソロずっとスライドだと思ってたけど違ったんですね。ジョージ・ハリスンも目の前で弾いてくれたらこんな音なんだろうなぁと思いました。
3.100ワットの恋人
来た!!これですよ、飽きるほど聴いたってのは!。これをわずか3m前で鈴木茂が歌っている。こんな事があって良いのか!?。スライドのソロがまた最高。このコード感がたまらん。ウルッときた。これを12年前の俺に聴かせたかった。
4.8分音符の詩
これのアレンジをした矢野誠氏がエレピを弾くという贅沢。このライブは大ホールでやるべきだ!と思う。チューニングが気持ち悪いとかで一度やり直してました。
5.ソバカスのある少女
ボサノバを…というMCを聴いてレディピンクパンサーだと思ったら、そうそう、こっちもありましたね。
この曲もコードチェンジが気持ちいい曲です。
6.氷雨月のスケッチ
うぉーきたぜ!。はっぴぃえんどにハマっていたときはあまり聴かなかったけど、最近では一番好きかも。大瀧パートを布谷さんが歌う(あんまり聞こえないけど・・・)。事件だ。矢野氏のオルガンもいいですねぇ。ベースの女性の方がまたツボを完璧にコピーしてくれていてこれもとても聞きやすくてよかった。
7.8月の匂い
この曲は茂が大瀧調に歌う曲ということからか、布谷氏がメインでボーカルを。この曲もBANDWAGON収録ということで耳に細部がこびりついてますがちょっと違ったアレンジになってました。
8.砂の女
この曲を始める前に短いギターのみのフレーズが入っていて、レイラみたいだなぁと思った。
鈴木茂作品ではこの曲が最も好きです。このイントロをわずか3mの位置で聴けるとは(しつこい)。ほんと、生きてて良かった(笑)。長いエンディングのギターソロも最高。永遠に続いて欲しかった。
これは山下達郎が歌うバージョンをラジオで聴いたのが出会いでした。
9.花いちもんめ
はっぴぃえんどで鈴木茂が発表した初の曲。初でこれなんだからよく喩えられるジョージ・ハリスンよりすごいです。この曲から感じられる70年代の空気感に18歳の俺は随分と憧れたもんでした。それがそっくりそのまま目の前で再現される。指の動きを間近で見れた。この幸せは筆舌しがたい。
ここから、布谷、PANTAが登場してのアンコール。
Gimme Some Lovin'とコミック雑誌なんかいらない。
そういえば、布谷氏は某シェゲナベイベーのような異様な迫力がありました。
3時間以上に渡るイベントは大盛り上がりの中終了。
そこで主催者からアナウンスが・・・
なんと、サイン会をやるので気軽にどうぞと!!。
こんな事もあろうかと、BANDWAGONの紙ジャケを持ってきていたのです!!。
タッタカタ~と足取りも軽くロビーへ行くとそこには・・・
積んであるCDの前に座っている布谷氏。
あれ・・・
茂さんは…?。
気軽に応じるPANTA氏。
受け入れ態勢完了の布谷氏。
そんなこんなで茂を待つ若者は帰っていった。
ありゃ~茂さんもう帰ってしまったかあ~
と思っているところへ…5分後くらいに茂登場!!。長かった~(ホッ)
BANDWAGONを差し出さねば!
と思ってるとはっぴぃえんど特集の載ってる雑誌を差し出す先客が。それを読み始める茂さん。
やっと俺の番になり、お願いします!とジャケを差し出す。すると前の客がペンを持っていってしまっていたらしく、ペンを探してくれる茂さん「マジックの余ってるのな~い?」と。
ものすごく丁寧に時間をかけてサインをして下さいました。
「今日は全曲聴きたかった曲で最高でした!嬉しかったです、ありがとうございました!」と感想を告げる。
「どうもありがとう」と笑顔で手を差し出してくれる茂さん。大きく暖かく湿った手でした。
直後、震えてしまった。
5年前に小坂忠にインストアライブでサインもらった以来でした。こんなに緊張したのは。あの時は「12月のライブに行きます!流星都市はやられますか?」と言ってしまい「ありがとう、流星都市好きなの?」と聞かれ、「好きです、あのアルバムが発売された年に生まれました」なんて言ったっけか。
とにかく自分が最ものめり込んでいた頃にはこうしたライブは夢の夢と思っていたが、、、少しずつ、鈴木茂がまた昔の曲を歌っている姿をTVで見たり、ライブをやっているなんて話が伝わってきたり、実現するかも知れないとは思っていたけれど、地元札幌で見れるとは…。
夢って意外と突然叶ったりするもんですね。
あとはポール・マッカートニーが自分たちをバックにマニアックな曲ばかりのライブをやるという夢があるのですが・・・(笑)
9年前、札幌のバンドのゲスト出演した細野晴臣を3mの距離で見、5年前小坂忠コンサート(細野・鈴木出演)に来ていた松本隆と近距離ですれ違い(固まってしまいサインもらえませんでした、ロビーで売ってた風街ろまんのLPを買った直後だったため…)、昨日は鈴木茂…あと一人ではっぴぃえんどのメンバー全員見れてしまう!!ここまで来たら叶えてみるか(笑)。