Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

WAN GAN KING

2007-10-20 00:03:55 | 音楽
湾岸キングことムーンライダーズの鈴木博文氏が良い。

今まで全然聴いてませんでしたが、カーネーションがデビューしたレーベルが鈴木兄弟のメトロトロンだったりかなり関係が深いので自ずと興味を持ちました。
また、来週末、カーネーションの直枝政広氏と鈴木博文氏による政風会のアルバムも発売されるため(23年越しのアルバムだそうです)、またそのジャケットがあまりに素晴らしいため、内容も良いはずだと勝手に決めて、予習として博文氏のライブベストアルバム「Dogdays」を東京出張の合間に購入(札幌では売ってませんでした…)。
これが思った以上に良かった。古いライブ音源のため音質は悪いものの、曲がとても良い。80年代後半にこういうのをやっていたんですね…。評論本に博文氏のソロはジョン・レノンの楽曲のようだ、特にヌートピア宣言の収録曲に匹敵する、といったようなことを書いてあって、大体ジョン・レノン風と書かれてそうだと思ったものは一つもなかったが、これは納得できた。Out The Blue大好き人間にとってはかなり溶け込んでくる曲があった。
「薬壜と窓」「水に棲む子供達」等相当なものです。いや、凄い。

カーネーションの「Sound Of Rock Love」も良かった。ライブ盤だが3人で作ったものを大人数編成で再構築、好きな曲を別パターンのアレンジで聴けるのが嬉しい。

その直枝氏と鈴木氏の合体だから悪いはずがない。今あるのは各自の作品とジャケットのみ。そこから凄い傑作を想像してます。とても楽しみです。

↓渋すぎるジャケット。運転席の直枝と助手席の博文