Tuku-Chao!

(つくっちゃお!)
無農薬無肥料の自然栽培!
東京からクルマで30分。
川越で楽しむ
ワイルド・ベジガーデン!

1日で見つけた畑の生き物達

2010-09-25 16:16:29 | 畑の生き物たち
畑は、今、ムシ達のパラダイス!(近隣のみなさん、ごめんなさい。)
9月20日に、撮影した畑の仲間達を大公開します。(笑)



バジルの蜜がお気に入り?!夢中に蜜を集めるミツバチ。このミツバチは、西洋ミツバチの様です。胴体の付け根がオレンジなのは西洋ミツバチ、黒ければ日本ミツバチ(たぶん)



オンブバッタのうら若きメス。彼女達も、葉っぱをぱりぱり食べる害虫とされているけど、可愛くて、つい許してあげてしまいます。



これは、まだ赤ちゃんのオンブバッタ。この葉っぱ全部食べちゃったのかな?



ハイビスカス(ローゼル)のうえで、休憩中のオンブバッタ。「この葉っぱ、食べてみようかな?」と考えているのかな~?お澄まし顔で雄を待ってたりして…。



ちょっと恥ずかしがり屋さん



彼女には、どんな世界が見えているのかな?そもそも、どこを見ているんだろう?



ハエみたいだけど、カメムシの仲間のヒメナガカメムシ(多分)色んな植物の実の汁を吸います。チョット見はほとんど同じでも、頭がもう少し小さいヒメハナカメムという、名前までそっくりなカメムシは、アザミウマという小さな害虫や、アブラムシ、ダニを食べてくれるありがたい虫。今回は、見つかりませんでした。



さっきのヒメナガカメムシと、ほとんど同じに見えるけど、翅の下に、平べったく縞模様の胴体がはみ出しています。スカシヒメヘリカメムシというそうです。

考えてみると、肉が嫌いで、野菜好きは、迷惑な悪者、野菜が嫌いで肉ばっかり食べていると、ウェルカム!大歓迎と…。虫達もいい迷惑。ちょっと可哀想な気もする。食べてもいいけど、あんまり食べちゃ駄目!!肉食系昆虫に比べて、草食系昆虫の繁殖力の方が圧倒的に強い。間引きされるのを計算されているんですね。だから、「見つけたら、捕殺するくらいで、ちょうどいい」と、自分に言い聞かせて畑の中では殺生を繰り返しています。



オオタバコガの幼虫です。まだ、小さいけれど、ナスやトマトの小さな実に、穴をあけて、住み着きます。居心地が悪くなると、引っ越しを繰り返すみたい。空家が3/2位あります。キレイ好きで、フンは、家の外に出します。今年は、随分悩まされました。猛暑、日照りの年に大発生するそうです。今年は、当たり年だったみたい。



ハマキガの幼虫。葉っぱを丸めて、中に住んでいる引きこもり系芋虫。部屋の中は、散らかしっぱなし、フンだらけ。







ハスモンヨトウ蛾の幼虫。大食漢で、終齢期には、4cmくらいの大きさに成長します。さぞ、大きなガになるのかと思ったら、成体は、開張3~4cm、胴の体長は、2cm程度。アメ車並みの大食漢!



ナカアオフトメイガというガの幼虫。ちょっと、触りたくない模様!この芋虫も、葉を丸めて隠れています。葉っぱを広げてみて、この鮮やかな危険色が現れると、ちょっと、焦ります。





大食漢といえば、このキアゲハの幼虫も凄い食欲。5mm位の小さなてんとう虫の幼虫みたいな状態から、モリモリ食べて、10日もたつとこの大きさ。大きくなると、前脚で、持って、一生懸命食べる姿が結構可愛くて、捕殺するには、大きすぎるし、いつも困っています。赤い角から出す匂いは、腐った果物に、カメムシの匂いと、蟻の蟻酸を混ぜた様な匂い。天敵どころか、人間も苦手な匂いです。



ササグモの仲間だと思いますが、特定出来ませんでした。とげとげの剛毛の手足は、ササグモの特徴なのですが、黄色く点が4つ、丸めのお尻のカタチの該当が見つかりませんでした。(殆どが、細長いフォルムの腹)畑に、いったい何種類の蜘蛛が住んでいるんだろう。巣を作らないタイプは、地面に近い場所にいるので、動く姿は確認出来ても、すばしっこくて、カタチを確認出来ません。アズチグモ、ハナグモも沢山います。





もう、アキアカネが、沢山飛んでいます。いつも、気になるのですが、トンボの頭と、首って、いったいどうくっついているのかな?後から、覗くと、ロボットみたいですね。付け根の空洞、どうなっているんだろう。



アマガエルには、辛い夏だったのだろうな…。暑い日差しの中、日陰で、カラダを小さくしてじっと夕方を待っている姿をよく見かけました。

という事で、初秋の畑の1日でした。




9月11日の畑

2010-09-24 14:00:45 | Tuku-Chao!(農園)


猛暑は続きますが、そろそろ野菜達も秋を感じ始めているようです。
今年は、日照りもあったせいか、キュウリ、シュリンプビーンが終わりました。
西瓜とメロンも終わり。
キャベツ、小松菜、カリフラワーは、日照りと、害虫で失敗。
オクラも間もなく終わりに近づいています。
今年は、夏後半から、害虫の被害が結構ひどくなりました。

そろそろ、秋植え野菜の種まきをはじめないと!



これは、ビーツの種。(黄色いタイプ)赤と黄色2種類をまきました。



これ、なんの実だかわかりますか?前回、花を咲かせて採種した練馬大根の種です。つまり、バードック農園の2世大根!しっかり育ってくれるといいけど…。



ターニップ・Viola
見た目はイタリア大根?でも、ターニップはカブ。どちらかというと、ラディッシュが大根にちかいのかな。大根みたいなカブができるのかな?詳しい情報が見つからないから、出来てからのお楽しみ。地面の下は白く、地面から出ている所は赤くなるそうです。



これは、ラベンダー・フラノの蕾。このタイプは、更にこの丸いのが開いて花が咲きます。



この暑さのなかでひと際元気な空芯菜。もう何度か収穫しましたが、どんどん新しい芽が出てきて育ちます。(育ち過ぎは、固く、見極めが難しい)



ナスもまだまだ元気。白ナスは、苗で育てたものと、種を蒔いたものとあるのですが、種で育てた方が、やっと立派な実を着けるようになりました。



立派に大きく育ったサンベリー。実を沢山付けているのですが、熟成度がバラバラで、採取が大変。粒が小さく熟すと、ぽろっとすぐ落ちちゃう。完熟すると、小型のヒメナガカメムシらしき虫(体長が、通常5mm程度なのだが、こちらは半分以下の2mm)が沢山発生。よっぽど気に入っているようで、幼体、成体入り交じって、ジュースを飲んでしまいます。
サンベリーって、ブルーベリー以上の味と書いてあったが、ぼくには、種屋さんのコメントも、この極小のカメムシ達の気持ちも理解出来ません。





これが本日の収穫!

西瓜のジュレとシソジュース

2010-09-23 21:03:46 | 畑の生き物たち
今年最後の西瓜は、少し小振りで色が薄かったのですが、切ってみると、よく熟して、みずみずしい最高のできばえでした。4/1を使って、西瓜のジュレを作ってみました。



今年最後のフレンチ西瓜(シュガーボール)

西瓜のジュレの作り方は簡単!
西瓜4/1をミキサーにかけ、お湯で溶かしたゼライス(少なめに)、砂糖適量、
クエン酸少々を良く混ぜ、冷蔵庫で、冷やせば完成です。生クリームをトッピングしてできあがり!



種は取ってからミキサーにかけましょう。



ゼライス、砂糖とクエン酸を適量加えたら容器に移して冷蔵庫へ!



冷たく冷やして召し上がれ!


ついでに、今年の夏のマイブーム、シソジュース!



シソジュースは、作るのがとっても簡単。しかも、アレルギー抑制効果、ベータカロチン、ビタミンCとEとKや葉産、ミネラルが豊富。ポリフェノール色素のアントシアニンがたっぷりで抗酸化作用や、眼精疲労、疲労回復、血液サラサラ効果、美肌効果…、とってもカラダに良いそうです。

畑の赤じそは、すべて野生?勝手に生えてきたものを抜かずに育てました。
適当に収穫して、よく水洗(後半ハスモンヨトウの幼虫が、大量に発生!)大きいのも、小さいのも凄い生命力。大きなボールに水を張りシソを浸すと、水面に逃げ出してきます。太い枝を取り除きながら、残党がいないか、入念にチェックが必要でした。紫蘇の葉を大鍋で、煮だすと、濃い茶色の濁ったエキスが採れます。砂糖を多めに加えて、クエン酸(お酢でも可ですが、お酢の匂いがどうしても残ります。)を味見しながら加えて行きます。クエン酸を入れるとサッと、澄んだ鮮やかなマゼンダレッドに色が変わります。出来上がったジュースは、ペットボトルにいれて、保存します。

フレンチメロン・フレンチ西瓜の成長記録

2010-09-04 16:10:13 | Tuku-Chao!(農園)
この夏、一番期待していたメロンと西瓜。両者とも、フランスの種から育てました。特にメロンは種の発芽温度が高く、手製の栽培器まで作成し苗作りをしました。



うっかり伸びすぎてしまい、豆苗みたいに…。心配しながらも定植。マルチをして、トンネル出来るように準備万端!





さて、こんなヒョロヒョロの苗、ちゃんと育ってくれるかな?





これが2週目。思いのほか、順調にすくすく成長してくれました。
この時点で、やらなくてはいけない作業があったのですが、うれしくて忘れてしまいました。それが、運命の分かれ目に!
親づるから、左右2本子づるをのこし、親づるの頭を摘み、子づるに実をつける様にしなくてはいけなかった…。



まるでいも畑!(笑)





つるが隣の畑、通路まで伸びてしまい、大変な事に!あわてて伸びた蔓をバチバチ切り取り、整理しました。



メロンの赤ちゃん



西瓜の赤ちゃん







どんどん成長し始めます。





この頃から、メロンのツルが所々枯れ始めました。

それでも、一番成長が早かった一つが、マスクメロン(?)のようなりっぱな姿に成長しました。



収穫して包丁を入れると…。固い!!!カボチャみたいな堅さ。しまった!早すぎた。熟してくれないかと、ラップをして、冷蔵庫にいれましたが、2週間たっても駄目で、廃棄処分、残念。このあと、どんどん、メロンの生長が悪くなり、とうとうすべて、つるが枯れてしまいました。





成長途中の比較的大きな実も痛んで変色しはじめ、おそるおそる切って味見しましたが、全然甘みがなく、メロン栽培は、大失敗という結果に終わりました。



西瓜の1つ目の収穫は、まだ早く食べられませんでした。翌週、収穫した西瓜(2個)は、(上の写真)ついに、甘く、おいしい西瓜に成長しました。あと、2個?明日収穫、多分その翌週に最後の収穫ができるかな?今シーズンの西瓜は、多分5~6個。雨が降らない日照り続きの中、よくも、こんなにみずみずしく育ってくれたものだと大満足です。



ちなみに、先週(8月28日) の収穫野菜です。





白い部分が日本の西瓜より分厚く、一見繊維質に見えます。
食べてみると、糖度が高く、繊維は全く気になりません。とてもみずみずしいおいしい西瓜です。

中目黒のカエル

2010-09-04 13:22:07 | Shi-Chao!
事務所のある中目黒界隈も二昔前は、田んぼ、畑、牧場と、東京の田舎だったそうです。恵比寿には荷馬車の運送屋があり、大鳥神社の方には、競馬場。中目黒駅のそばには、今でも馬頭観音が祭られ、碑文谷はタケノコの名産地、駒場にはケンネルたんぼという研究施設…。江戸の殿様の鷹狩りの場、関東大震災後、一気に宅地化されて行ったらしい。当事務所のすぐ裏から始まる諏訪山には、縄文時代の遺跡が出る。そんな時代の風景を見てみたい…。

で、今回は、当事務所(上目黒)のカエルの話。

隣に、烏森神社という小さな神社に隣接しているせいか、とにかくカエルが多い。
今年も、何度か踏んでしまった。ちっちゃいのが、玄関までの通路の途中、ぴょんぴょん跳ねる。そして、そのうちの何割かは、大きなヒキガエルに成長する。
しかしである。この辺には、池はないぞ!「どこでガマ合戦」をやってるんだ?

この間、大家さんのご主人が、この辺の地下に地底湖があるらしいと言っていた。[ほんとかよ?!]と疑っていたのだが、先日、クサガメまでノソノソ歩いていた。本当に秘密の地底湖があるのかもしれないと、信じ始めている。



ちなみに今年目撃した事務所の両生類は、アマガエル、シュリューゲルアオガエル、ヒキガエル、クサガメ。川越の自宅よりも生き物が多い!?



アマガエル





2つともシュリューゲルアオガエル



ヒキガエル

事務所の建物の裏には、古井戸が健在で、覗くと4M位下に水がたまっており、雨が降った後は、濁り水が出る。隣の神社にも、狐の口から、ちょろちょろわき水が流れている。200M先には、蛇崩川跡の緑道!さて、地底湖はどこだろう。