ハーブと野菜の成長記録 5月20日
さて、ここからは、私の大好きな畑の虫たち。
マクロレンズに持ち替えて、久しぶりに当農園の虫たちに挨拶をしました。視線を下げて、覗き込むと、普段と違った、虫たちの世界が広がります。
ずっと、気にしていたミツバチたち。数は少ないけれど、元気に飛んでいました。
残念ながら、今日はシャッターチャンスがありませんでした。
昨年の異常気象で、巣内の気温や湿度があがったり、ダメージで、満足に子づくりが出来なかったらしいですね。今年は挽回できればいいけれど…。
温暖化で平均気温があがり、北上する昆虫達もいれば、ダメージを受ける昆虫たち。
昆虫も、実は、とっても繊細な生き物なんだなぁ…。
フタホシヒラタアブ
しょっぱな、失礼!いつまでも二人の世界に入り込んでいた、フタホシヒラタアブ。器用に、この体勢のママ、空を自由に飛び回ります。二人のイキぴったり。飛ぶときは、どっちかがリードしているんだろうな…?メス?
キタヒメヒラタアブ
このスマートなのは、キタヒメヒラタアブのオス?アブは、たいてい、オスの目は左右が近く、メスは、間が開いている。あと、メスのお尻はとんがって見えます。
彼もまた、まもなくフィアンセを見つけ交尾を始めてしまいました。フタホシヒラタアブと体位が違うじゃん!!ハネムーン飛行のときは、ちゃんとフタホシヒラタアブみたいな体勢になるようです。
ちなみに、彼らの幼虫は、アブラムシを食べてくれます。だから、とってもありがたい畑の味方なんですね。
一方、近くで見つけた、ヒメバチの仲間の変わった蜂(とっても小さくて6~7mm)ぐらいだったと思います。ヒメバチは寄生蜂で、主に、他の昆虫の幼虫(青虫やけむし)に卵を産みつけます。
でも、ヒラタアブの幼虫に卵を産みつけるヒメバチ、その名もヒラタアブヤドリヒメバチ!
そんなヒメバチが、愛に愛しむヒラタアブのカップルたちのすぐ横で、涼しい顔をして、休んでいます。厳しい世界!人間に産まれて良かった。
ヒラタアブヤドリヒメバチ
ヒラタアブヤドリヒメバチ
ジガバチ
ジガバチも、頼もしい畑の味方。蛾の幼虫を探して連れて行ってくれます。
地面の巣穴に麻痺させた幼虫をせっせと運び、その横に卵を産みます。卵から孵ったジガバチの幼虫はすぐ横で、動けない生き餌をせっせと食べて成長する…。あの映画と一緒です!!
アワダチソウグンバイ
去年もアップした、アワダチソウグンバイ。この虫の小ささは、僕のテクニックでは、ちゃんと撮る事が出来ません!しかし、変なカッコ!!頭には風船付けてるし…。異様なフォルム!みんな並んでお尻を細かくふってダンスしています。
????理解できない不思議な虫です。
きょうは、とっても暖かい(暑い?)日ですね。
スナップエンドウの収穫と、まだ少し定植には早かったのですが、エアルームトマトを植えてみました。
エアルーム・トマト・ゲレ・ヴァン・ビピンディ
アフリカ・カメルーンの生まれの直径約3~5cm、約10~30gのイエロー・オレンジ。
スナックやサラダとして重宝する。
まだ、根はりが弱く、倒れてしまいます。まだ、この種の苗は半分成育中ですので、失敗したら、植え替えるつもりです。
採れたてのスナップエンドウは、甘くてとってもおいしい。来週いっぱいぐらいは収穫できるかな?
イエロー人参も収穫しました。でも、黄色くありません。普通のオレンジ…、若干色がうすいかな?昨年は、しっかり黄色の人参だったのですが、種類が違ったのかな?
本日、一番ビックリしたのは、ワイルドストロベリー!!!
一見、ヘビイチゴ!?とっても小さいし、まん丸な形。
でも、しっかりベリーの味がします。イチゴよりおいしい。
イチゴの味と、どこか違う香り。でもしっかり酸味もありとにかくおいしい!でも、こんな少しの収穫じゃ、どうしようも無いですね。
洗って、へたを取って、冷凍保存して、量が増えるのを待つことに。試供品のジャム瓶くらいのジャムなら作れるかな?
リーフチコリ・キオッシャだと思います。肥料を入れれば、もっと大きく成長するのかな…。
多分、昨年のこぼれた種から勝手に育った野生児!まさに、ワイルドベジ!!
さっそく食べてみましたが、ちょっと苦く、歯触りが草っぽかった。残念。
アーティチョークが順調に実をつけ始めています。今年はどうやって食べようかな?
土曜日にスナップエンドウの収穫とトマト苗、シュリンプビーン(つるありインゲン)の支柱立てに行きます。トマト、生きているかな…?