畑に元気に咲くヤロウを使って、石鹸を作りました。
収穫したヤロウの葉と花を煮だし、ヤロウウォーターを作り、精製水の代わりに使いました。
ベースは、バージンココナッツオイル、サンフラワーオイル、ホホバオイル。
ヤロウは、殺菌、肌の再生、育毛、消炎効果と、優れた薬効を持ちます。あのアキレスが、怪我の治療にヤロウを使っていたとか。
ニームオイル、ブラックシード（ニゲラ）オイル、ヘンプシードオイル…。どれも、日本にはまだなじみが薄いオイルですが、アーユルベーダ医学では、古くから使われているすばらしいオイルです。
ニームオイルは、特に優れた抗菌・殺菌効果があり、マラリアから歯周病治療まで、広く使われています。また、アトピー等のアレルギー症状の抑制効果が期待できます。
コールドプロセスの石鹸は、オイルと水を苛性ソーダで反応させ、熱を加えずに、時間をかけてつくる石鹸です。鹸化が終わり、使えるまでに、4週間以上の熟成期間が必要になります。しかし、製造過程で自然にグリセリンが生まれ、肌に優しいすばらしい石鹸が出来上がります。
5月10日に種まき。
6月13日に、込み合っている所を間引きして持ち帰りました。
肥料なしでも、10日遅れくらいの成長なのかな？！
仁丹より小さな茶色い丸い種。地面に落とすと見分けがつかなくなる大きさです。でも、立派に育ちました。考えるととても不思議！！
今年もハチ達がいっぱい訪問してくれています。
蜜を吸いながら花粉だらけになっている姿を見ているととてもかわいく思えます。
トックリバチ
カラダもトックリ状ですが、泥を固めた巣もトックリ型です。
親は蜜を吸い、産卵すると、幼虫の餌として蝶や蛾の幼虫をせっせと捕まえ、巣に持ち帰ります。受粉してくれるわ、害虫退治してくれるは、畑の頼もしい味方です。ラズベリーの花蜜が、お気に召したようです。
ヒラタチビコハナバチ
イエローヤローの花に来て、お腹と後脚を花粉だらけにしながら蜜を吸っていました。6mm位かな？
コハナバチ→小さい花蜂に、チビまでついている位の小さな花蜂です。
ハラナガツチバチのメス
何しているのだろう。一生懸命お腹を丸めてめしべを囲んで、グルグルし始めました。受粉のお手伝い？雄は触覚が長く、メスは短い。
コガネの幼虫に卵を産みつける寄生蜂でもあります。マロウが大好き。沢山来てくれます。
やっと、畑っぽくなってきました。
相変わらず、雑草は凄い勢いで生えてきていますが、何とかコントロールできています。
一時は、草の発芽に追いつかずに、危機状態だった、小松菜ももう大丈夫！！どんどん成長しています。
キュウリ、トマトも結実し、あとは天気次第。適度な雨とお日様が注いでくれれば…。
トンネルは小松菜、隣はリーフチコリ
落花生と、ベタかけは枝豆
ラズベリーが今取り放題！
ヤロー満開。今度収穫したら、コールドプロセスの石鹸を作る予定
ツユムシの幼生？
ユズの赤ちゃん
ワイルドルッコラ
ラズベリー
ビーツ
アップルキュウリ
すでにウリハムシがブンブン！
赤たまねぎが元気ない…。調べてみると、何と、タマネギ苗の下がモグラの秘密基地に！完全に空洞になっていました。
ほったらかし状態が長かったせいか、あっちこっちモグラが縦横無尽に、トンネルを造っています。
タマネギ畝も、空洞を埋めて、浮いてしまっている苗は、根を痛めないように慎重に、植えなおしました。
これで元気になってくれればいいけど！
同じアジア圏で、漢方に並ぶ二大伝統医学なのに、アーユルベーダって、今ひとつ日本になじみが薄い。
僕も、せいぜい、ごま油を頭に垂らして、気持ちよさそうなエステっぽい絵しか浮かんでいませんでした。
何故か、西洋のナチュラルハーブのサプリや、化粧品に知らないアーユルベーダ由来ハーブが結構あります。
どうやら、1960年後半のヒッピー達。
社会体制と価値観からの離脱を目ざす対抗文化countercultureの運動の中、音楽、ドラッグ（ＬＳＤ、マリファナ）、東洋の神秘主義思想（禅や道教）などにより意識の変革を志向した。その中で、ヨガやアーユルベーダも浸透していった。
日本は、ファッションと音楽が中心で、流行でしかなかった…という事なのかな？
結果的に今日でもあまりなじみがないのでは。
