自衛隊について思っていることを書いておく

2011-02-14 12:03:02 | インポート

知り合いの甥子さんは航空自衛隊にいる。颯爽としていて実に格好いい。

別の知人は自衛隊一家だった。結構そういうお宅もあって、親子で自衛隊とか、ご夫妻そろって自衛隊とかいろいろあるのだ。なんとなくその昔の職業軍人を思い出すが、昔は士族がそのまま職業軍人になったケースが多かったのだろう。ちょうど明治維新で士族階級は職を失っていたのだから。

良い悪いはとにかく昔の職業軍人はその分、武士の気概も誇りも持っていたわけだ。今はトップがトップだし、そうもいかない。本当は大変な任務を負っているのに邪魔者扱いする政治家もいるし、普通の若者が職業として選ぶにはなかなか厳しい状況かもしれない。

南極観測も自衛隊の後方支援があってこそ無事になりたっているのだし、災害時の救援活動しかりだ。一番大変な裏方の仕事は殆ど自衛隊に任せているのに、悪者扱いはないだろう。せめて自衛隊に入った若者が自分の職務に誇りと自信が持てる様にして頂きたいものだ。

軍備がなければ戦争も初めから起こらないなどというのは妄想でしかないのだ。戦争のもとになるものは人間の心の中に潜んでいるのであって、武器や軍隊そのものではないのだ。政治家はその辺ももっとよく学んで欲しい。いわゆる平和運動家も同じだ。