昨日の京都の事件、結局やはり癲癇の発作が原因だったらしい。加害者も亡くなり今朝は写真もでていたが、30歳のまだ若い男の子だった。この若さではいろいろな面で恐さということがまだわかっていなかったのだろう。亡くなったり怪我をした被害者の方々もお気の毒だが、加害者のご家族もこれから大変だ。
実は癲癇という病気のことも、これが人間だけでなくて動物にも起こることもつい最近まで何も知らなかった。つい最近、ペットの癲癇の話を知って、人間の癲癇についてもちょっぴり調べてみた程度の知識しかない。しかし、癲癇の方の運転で起きた大きな事故の記事を読んだりすればやはり誰でも、やたらに運転免許を出してよいのかと考えてしまうと思う。去年の子供たちを巻き込んだ大事故も今回も、どうも油断とか自分だけは大丈夫だろうという安易な思いが最大の原因だったような気がする。
癲癇の患者さんを差別するな、とかすべての癲癇患者が運転をやめなければならない危険な症状を持っているわけではないといっても、危ない患者さんと危なくない患者さんを自己申告だけで当人に任せる今の制度ではやはり今後の再発を防ぐほどの力はないのだろう。
患者さんの人権、プライバシーは勿論守らなければならないが、同時に事故に巻き込まれて亡くなった子供や大人の皆様方とご家族、そして事態が今のままだったら将来も起こりえる事故に巻き込まれかねない普通のすべての生活人の安全も守られないと困るではないか。
この先は司法や行政の問題だと思うが、とにかく何とか考えていただきたいものだ。
追記) 先ほどNHKオンラインで見た18時47分現在の時のNHKのニュースによると、もしかするとこれは癲癇発作ではなく、意図的な事故、つまり大量殺人の可能性もありえるという、ますますあれよあれよというようなことになってきているようだ。秋葉原の二代目?? 真実はどこにあるのだろう、嫌な事件だ。