考えさせられた一日

こんばんは～、マリーで～す。

今日のうちのおばはん、もうまるで駄目よ。くたびれ過ぎちゃったみたいでめっためたなの。朝5時前から起き出して8時に家を出てさ、現地に着いたら長い行列に並んで2時間くらい立ちっぱなしだったの。足腰の具合だってよくないのに、そりゃあ、くたびれるのはあったりまえでしょう。まったくさあ、なんというべきか、こういうことをしでかすのはやっぱり、一種のおっちょこちょいなんじゃないの？　へっとへとのへとで帰ってきてから、ご飯やお菓子を食べてお茶を飲んだだけで、後はパソコンの前でぐったりよ。

借りてきてあるDVDも見ないで、tumblrで遊んでただけ。クリスマスに合いそうな絵をさがして、facebookにリンクさせてるだけで半日終わっちゃったんだわさ。もう夕方のこんな時間よ。

朝から出かけて、あの人もそれはそれなりにたくさんの収穫もあったのよね。今日は時間まで待ってる間、台湾から来たかなり珍しいグループの人たちや、姫路生まれだけど、アトピーがひどくて治療のために沖縄に移り住んだらすっかりアトピーが消えて、今では沖縄に住んでいるけど暮れだから本土に帰ってきている女性とも一緒に話してたの。台湾は1940年の敗戦までは日本の領土で、原住民の高砂族の人たちなんかは日本人として教育を受けたし、日本人としてアイデンティティを築き上げて、戦争中は日本人として戦ったし、日本人として特攻隊に出撃して大勢戦死しているのに、そのことがすっかり忘れ去られて、台湾がまるで中国のもののようにしか語られていないのはおかしいという、高砂族の方や、後押しして、いろいろと問題を再提示したいグループの方にも出会ったんだわ。

今さあ、領土問題で沖縄とアメリカと日本と中国で、ややこしいことになってるじゃないの、家のおばはんだって、オスプレイは事故が心配だけど、それでも沖縄にアメリカ軍がいなくなったら、沖縄だっていずれ台湾と同じような道をたどると思ってるの。あれ、こんな話していいのかな？今の日本は良くも悪くも平和ぼけだから、日本が戦争しないって言ってれば戦争なんて起こらないと思ってるのよね。世界の歴史を見たってそんなわけないじゃない。永世中立国のスイスだってちゃんと自分の国が侵略されたときには国を守るために軍隊を持っているのよ。

今の時代はとても怖い、危険な時代なのは確かよ。なんだかそんなときに台湾の話や沖縄の話を聞かされるなんてすごく不思議な感じじゃないの。平和って一口に言っても、平和、平和って唱えてれば平和が守られるわけじゃないのよね。かと言って机の上の作戦計画ばかり練ってるような人たちが現実無視のやたらなことをしたりすると、またとんでもないことになりかねないし、これからの時代はなんと言うか、覚悟が必要になってくる時代なのかもしれないわよ。どの立場の誰のための平和なのか、だんだん、その辺が問題になってくるんじゃないのかなあ。それに、重要なのは自然災害って言うのは、実はものすごく大きな社会の変動要因なのよね。食料問題が起こるほどの自然災害を今の人たちはほとんど経験していないから、いざというときのことはあんまり考えてないのよね。そんなことをあの人、今日は考えさせられちゃったみたいなの。

そんなんであの人、二重にくたびれたみたいなの。今日はもうこの後、面白いドラマのDVDを見てから、明日に備えるつもりみたいよ。あたしも今日はここまで。

ほんじゃ、またね。