■桂枝雀 茶漬えんま*
こんばんは~、マリーで~す。
うちのおばはん、いつだってそうなのよねえ、もう本当にどうしようもないお天気屋なんだからまったく。昨日、キイキイ、カアカア騒いでたと思えば今日はもう、すっかり機嫌が直ってて、このところずっと懐かしがって聴いてる六代目三遊亭圓生の長~い落語「寝床」って言うやつみたいなんだけどさ、今日も熱心に聴いてるわよ。
講座の帰りにはケンタッキーのフライドチキンなんか買ってきて、そんな塩分と脂肪の多いものを食べていいのかって言ったら、これの肉だけ食べたら残りのガラに、にんじん、たまねぎ、ジャガイモ、オクラなんて冷蔵庫の野菜の残りを足して野菜スープにするから大丈夫だって、ほんとにスープ作ってたの。煮えたら今夜一晩はスープ鍋の底にガラを沈めとけばいい出汁がとれておいしくなるんですって。まったく何の風の吹き回しかしらねえ。家のおばはんの料理ってさあ、落語の「寝床」の義太夫そこのけなのよね。食べるのは当人だけだから被害も少ないからまだましだけどね。
あの人、今回の件はほんとはそれほどひどくは怒ってなかったみたいなのよ。がっかりはしてたけど、なんたって上野毛は通うのに遠すぎるんだわさ。足腰が調子悪くなって、渋谷での乗換えが大変だからこれはもうしょうがないかって思ったみたいよ。神様の思し召しは現実に可能なことの中にあるものだってのが今のあの人の考えなんだわ。夢見る夢子さんも少しは成長したってことかもよ。
それと今回、あの人、地の自分を出しちゃってこれもお父さん譲りの「赤裸々は男の美徳なり」嘘も誤魔化しも無しが好きっていうのを出しちゃって生活保護のことも表に出しちゃったから当人自身はすっきりした気分なんじゃないかしら。ほんとはさあ、赤裸々は男の美徳なり、の後ろには「猫かぶりは少女の芸術なり」って続くのよねえ。あの人、お父さん子だったから、お父さんのようになってきちゃったんだわ。おんなじ様な失敗はするし、お馬鹿の親子よ。あんまり成長してる感じじゃないや。
それでも当人が機嫌を直してやる気をだしてくれれば大丈夫よ。周りが何を言おうと、何を考えようと、あの人の人生はあの人が生きるんだからほかの人なんて関係ないわよ。まあ、食べていけなくなっちゃったのはまずいけど、なんとかなるさっていうのがあの人のモットーだもの。いざとなったら無理やりでもなんでも、しゃにむに何とかしちゃう感じよ。まあ、ちょっとは助けてやってくれるとありがたいけどね。布団や、着るものが買えないのって、ほんとに落語の世界の長屋の住人並みなのよ。それでも通信費は削るとこれも書けなくなっちゃうから、それじゃ意味がないってあの人も頑張ってるんだわさ。そんなのみんな知らないんでしょうね。仕方がないけど。
とにかく、なんだかんだって言いながら、なんとかやる気のほうは大丈夫みたいだし、当分放っておきながら見守るしかないんじゃないのかしらね。今日のところはこんなところでおしまいよ。ほんじゃまたね。
あ、いけない、9月の月曜日の講座、29日もありに変更ですって。昨日も言ったけど今週の水曜日の1時半からのマリア聖堂の祈りの集いもよろしくね。
うちのおばはん、いつだってそうなのよねえ、もう本当にどうしようもないお天気屋なんだからまったく。昨日、キイキイ、カアカア騒いでたと思えば今日はもう、すっかり機嫌が直ってて、このところずっと懐かしがって聴いてる六代目三遊亭圓生の長~い落語「寝床」って言うやつみたいなんだけどさ、今日も熱心に聴いてるわよ。
講座の帰りにはケンタッキーのフライドチキンなんか買ってきて、そんな塩分と脂肪の多いものを食べていいのかって言ったら、これの肉だけ食べたら残りのガラに、にんじん、たまねぎ、ジャガイモ、オクラなんて冷蔵庫の野菜の残りを足して野菜スープにするから大丈夫だって、ほんとにスープ作ってたの。煮えたら今夜一晩はスープ鍋の底にガラを沈めとけばいい出汁がとれておいしくなるんですって。まったく何の風の吹き回しかしらねえ。家のおばはんの料理ってさあ、落語の「寝床」の義太夫そこのけなのよね。食べるのは当人だけだから被害も少ないからまだましだけどね。
あの人、今回の件はほんとはそれほどひどくは怒ってなかったみたいなのよ。がっかりはしてたけど、なんたって上野毛は通うのに遠すぎるんだわさ。足腰が調子悪くなって、渋谷での乗換えが大変だからこれはもうしょうがないかって思ったみたいよ。神様の思し召しは現実に可能なことの中にあるものだってのが今のあの人の考えなんだわ。夢見る夢子さんも少しは成長したってことかもよ。
それと今回、あの人、地の自分を出しちゃってこれもお父さん譲りの「赤裸々は男の美徳なり」嘘も誤魔化しも無しが好きっていうのを出しちゃって生活保護のことも表に出しちゃったから当人自身はすっきりした気分なんじゃないかしら。ほんとはさあ、赤裸々は男の美徳なり、の後ろには「猫かぶりは少女の芸術なり」って続くのよねえ。あの人、お父さん子だったから、お父さんのようになってきちゃったんだわ。おんなじ様な失敗はするし、お馬鹿の親子よ。あんまり成長してる感じじゃないや。
それでも当人が機嫌を直してやる気をだしてくれれば大丈夫よ。周りが何を言おうと、何を考えようと、あの人の人生はあの人が生きるんだからほかの人なんて関係ないわよ。まあ、食べていけなくなっちゃったのはまずいけど、なんとかなるさっていうのがあの人のモットーだもの。いざとなったら無理やりでもなんでも、しゃにむに何とかしちゃう感じよ。まあ、ちょっとは助けてやってくれるとありがたいけどね。布団や、着るものが買えないのって、ほんとに落語の世界の長屋の住人並みなのよ。それでも通信費は削るとこれも書けなくなっちゃうから、それじゃ意味がないってあの人も頑張ってるんだわさ。そんなのみんな知らないんでしょうね。仕方がないけど。
とにかく、なんだかんだって言いながら、なんとかやる気のほうは大丈夫みたいだし、当分放っておきながら見守るしかないんじゃないのかしらね。今日のところはこんなところでおしまいよ。ほんじゃまたね。
あ、いけない、9月の月曜日の講座、29日もありに変更ですって。昨日も言ったけど今週の水曜日の1時半からのマリア聖堂の祈りの集いもよろしくね。
出かけるので省略していないものを置いておきます。こちらはさらに見事です。お時間のある方はどうぞ。
Swan Lake Ballet
Swan Lake Ballet
宮沢賢治の作品です。これもどこか「よだかの星」に通じるものが感じられる作品です。
ラジオドラマ「グスコーブドリの伝記」
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