一期一会日記~「今」の記録

多言語、ウサギ、本、お勉強、テレビなど私が今楽しんでいること、ものについてつづっていきます。

成長という言葉に違和感

2010年10月05日 | 多言語
どうもなかなかブログが書けません。始まることより続けることのむずかしさを感じる今日この頃です。週に1回でも続けていきたいですね。

先週の土曜日のファミリーではインドネシアの男性を受け入れしたむっちゃんが面白い体験を話してくれました。インドネシアのヨンギさんと一緒におにぎりを作っていた時のこと。ヨンギさんが突然、お料理まさか!といったのでむっちゃんは、インドネシアでは男性は料理をしないのでお料理をまさかするとは思っていなかったと思い、「ごめんなさい」とあわててあやまったところ、そうではありませんでした。料理のことをインドネシア語ではマサカンといいます、ということでした!

また、あとで煮豆を一緒に食べていた時のこと。ヨンギさんに「かーちゃん」と突然話しかけられたと思ったむっちゃんは「はい!」と返事をしたら、また違っていました。豆のことをインドネシア語で「カッチャン」というということをヨンギさんは教えてくれていたのでした・・・

きのうは名古屋のヒッポルームに行きました。10月10日が中部全体のスペシャルワークショップでその準備ワークショップでした。ヒッポの自然について投票し、ベスト3を決めようということになっていました(すごい無謀とも思えることですが)。その中で各ファミリーでどんな話が出たのかをみんなでシェアーしていた時、サーニンが面白いことを話していました。ファミリーの楽しさを数式で表すというもの。楽しさをyとするとy=tx  t:CDを聞いた時間 x:ファミリーに参加した人数 でもこれだと、tがゼロだとyがゼロになってしまい、おかしい。そこでもう一項追加しました。それはt’x 
t’はファミリーで多言語が飛び交っている時間。そうすれば家でCDを聞いてこなくてもファミリーの楽しさがゼロになることは防げます。 y=tx+t’x  ちょっと自然って感じ!

WS後には各フェロウから出された各ファミリーごとの集計を全体で集計していました。その時一つの項目に違和感を感じました。それは「成長できる」というもの。確かにヒッポに入って色々な人に会ううちに人にきちんと向き合えるようになったり、人前で話すのが楽になったり、世界情勢に興味を持つようになったり、平らな目で世界を見ることができるようになったりもちろん多言語が話せるようになったり数えあげればものすごーたくさんのものを学ばせてもらいました。

一方で人格者が言葉を話すのが得意かというと、そんなことは全然ありません。どんな人が得意?それはもう、自明のこと。赤ちゃんや小さな子供たちがすごいです。じゃあそれをどんな人と表現できるでしょうか?素直、無邪気、好奇心の塊、面白がる、今を生きてる、よく笑う・・大人がヒッポに入って最初に苦労するのは今までに身につけてきた大人の常識、知識、恥ずかしさなどをどうやって取っ払っていくかです。

成長という方向とともに童心に帰っていく。人間性の回復とでもいうのか・・いい言葉が見つかりませんが成長とともに、殻を破り素直に無邪気になっていく。それがヒッポのかけがえのない魅力。いつも自由を求めているわたしにとってもヒッポは心地よい空間・時間です。


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インドネシアの男性と話しました

2010年09月27日 | 多言語
スラマ・シアン!毎回ご無沙汰ですって感じですみません。書きたいネタはいろいろあれども次々出会うと書ききれず、結局週1くらいになってしまいます。ああもったいない・・・

この土日でむっちゃんがインドネシアの男性のホームステイ受け入れをしました。最近は受け入れづいているむっちゃんです。今回は20代の男性でCKCで研修中の人です。土曜日の夜はむっちゃんの家で持ち寄りでした。私はサンドイッチとアボカドのサラダを作り、6時からという時間に間に合うように準備して待っていたのですが、剣道の試合で学校からでかけた息子がちっとも帰ってこず、結局むっちゃんの家に着いたのは7時過ぎ。息子は疲れたというので留守番でした。

 むっちゃんの家に入っていくと、ニッコリ笑顔の男性が。自己紹介をインドネシア語でして、まずは満足。お会いできてうれしいです、というフレーズがなかなか聞きとれず苦労しましたが、スナン・ブクナラン・ドゥンガ・アンダというらしいところまでゲットできました(家に帰ってインドネシア語のCDを聞いたらスナンが何回も出てきました。うれしいという意味です)。

色々食べ物を食べながらインドネシア語を話して過ごすのは楽しかったです。サヤ・スナン!テリマ・カシ。いろいろ教えてもらったりしたけどどれくらいおぼえているかなあ?

10月の終わりには私もインドネシアの女性の受け入れを申し込んでます。楽しみだな。
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勝間和代さんの講演会

2010年09月12日 | 多言語
夏休み中に娘と精文館本店にいったときのこと。娘が「リトルチャロ」のテキストを買うためにレジに行くと、レジの前に、今勝間和代さんの「マナベル」を買うと講演会に行けます、みたいなことが書いてあって「学び」+「トラベル」=「マナベル」という文字が本の帯部分に見えたので、面白そう!と衝動買いしました。勝間さんの手帳は以前使ったことがあってよかったし、最近はテレビでも顔を見る人なので、勝間さんの実物を見てみたいという気持ちもありました。

昨日は昼間は子どもの体育祭で、朝お弁当を作り(毎朝作っている人は本当に偉い!)、子どもの活躍(?)を見に行くので疲れて夜の講演会に行けないかもしれないなあ・・・あまり気合は入っていませんでしたが、子どもの応援を短時間にして家で休養してたら元気になったので、行くことができました。

会場はカリオンビル。6階の多目的室がいっぱいになっていたので100人くらい入っていたと思います。もちろん大人だけ、年代の平均をとると30代か40代かな?勝間さんが部屋に入ってきたとき、テレビで見た雰囲気とそれほど違いは感じませんでした。炎の祭典を昨日はやっていて、そんな花火のお祭りのときに来てくださり、ありがとうございました、というようなことからスタートです。

勝間さんは普段は東京の港区で暮らし半径5キロ位のところで暮らしているので、そこがだけが日本と思ってしまいそうになると言っていました。東京の人でいますよね、東京以外の子とほとんど知らない人・・でも勝間さんは観察が好き、その違いをみつけると「そのこころは?」と考えることが好きだそうで、私と同じだ!と親近感を覚えました。ここ豊橋を「マナベル」出版記念講演会に選んだのも、都会ではない、地方に来てみたかったからだそうです。今日は米子だそうです。なるほど。

旅行に行った時、観光地ばかりでなく現地の人が行くところに行くとすごく面白いですよということを言っていましたが、いつもホームステイをやっているヒッポの人にはそうそうその通り、と思いッきりうなずけるところだと思います。人との出会いもその国をよく知るために欠かせないもの。りんごの外側から見ているのが観光だとすれば、皮をむいてなかを食べてしまうのがホームステイかな・・・・

早口で1時間弱の時間の中でいろいろ面白いことを話してくれましたが、その中で特に面白いと思ったこと。一つ目は日本はなぜここまで発展したか?という謎に対し、勝間さんは地理的な条件ですべてが説明できると話していました。これだけの面積を持つ温帯の島国であるということ。ニュージーランドもそうだけど、南半球にあるため、ほかの国と遠いために不利だからと話していました。確かに大陸で地続きだと、攻めたり攻められたりと戦争が絶えず、防衛費にお金を多く使うために産業の発展は遅れがちになる。その点日本はすごいですよね。幾度か危機はあったにしろ、外国の侵略はなかったんだから。「だから日本人優秀論は間違いです」と言い切っていました。私はほかにも、日本は島国で農耕民族であり、人々が協力する習慣があったということ、それから4代文明の一つ、中国が近くにあり、色々な文化が伝わってきたこともあると思いました。日本語の中にどれだけ中国語や韓国語が入り込んでいるかは多言語をやっているともう常識。言葉は人が伝えてくる。文化・文明も一緒に入ってくるはずです。

それからもう一つは日本の食べ物はとてもおいしいということ。日本にだけいると気がつきませんが、外国に行った時その味やら盛り付けにぎょっとすることはままあります。勝間さんはオーストラリアでやはりそれを感じ、原因を考えていました。人間にまず必要なもの衣食住のうちオーストラリアは住にお金とエネルギーをかけている。土地が安く、自然も豊か。広い家、広い庭があればおのずと手入れしたいと思うのは人情でしょう・・日本はと言えば、土地は高く、小さい家、お金とエネルギーをつぎ込むには十分ではない・・。日本にあるもの、豊富な海産物やら農産物。そして現代ということで考えるとたとえば500万の資金をもったやる気のある若者が新規参入しやすい産業といえば食べ物関係となるそうです。農業をやろうとしても組合があるため、容易には始められない。漁業をやろうと思い船を買おうとしても組合があるためにやはり容易ではない。今さら自動車産業にそんな小額で参入もできない。その点食べ物関係は規制が少なく、新規参入がしやすく頑張ったら頑張った分だけ儲かるという自由競争になっているから面白い。それで日本の食べ物はおいしいんです、という話でした。

そう、アメリカもオーストラリアと同じなんですよね。そりゃ同じような国のなりたちだから・・。息子がとってきたアメリカの食べ物の写真は、最低限とりあえず食べ物という感じで、見栄えもいまいち、味もいまいちだったそうです。その代わりアメリカの家はとても広く、子ども用のtoy room があったり、ビリヤード台があるうちがあったり、庭も広くてツリーハウスがあったりトランポリンがあったりプールがあったりなどなど日本からするととてもうらやましい限り。住にお金とエネルギーをかけているんですね。

でも大体アジアは食べ物がおいしいです、と勝間さんは言っていましたね。血縁を大事にする地域。要は食べながらのコミュニケーション。マレーシアもおいしかったし、韓国もおいしかった・・・

昨日は話を聞きながらいろんなことを考えるきっかけにすごく面白かったです!






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天国と地獄

2010年08月22日 | 多言語
ひなちゃんが、カンザスから帰ってきました。昨日は、その話を聞きにのんちゃんファミリーへ。

ひなちゃんはアメリカ1カ月ホームステイという大冒険を終えてきたのに、全然普通の表情。すごいなあ・・でも写真を見ながら話し出すと次々に色々出てきて表情も輝いてきました。

アメリカに飛ぶとまずはじめに、2泊3日のサマーキャンプ。時差を直すためもあるキャンプは、同世代の子がたくさんで、乗馬をしたり、ゲームをしたり、クラフトをしたり、それは楽しそう。そのあと、いよいよホームステイです。

ひなちゃんのホストは今年から中学生になる女の子。高校生のお兄さん、セールスマンのお父さんと専業主婦のお母さんの4人家族です。別荘はログハウスで、部屋も何部屋かある立派なもの。プールに行ったり動物園に行ったり、毎日がとても楽しそうでした。家にいるときは、ゲームをしたりしていたそうです。うちにウィーがあってゲームをやっていて、やりすぎるとお母さんにおこられて、ゲームをとりあげられてたそうです。同じだ・・・うちと。

写真の中には極彩色のシリアルやらポップコーンが写っていました。私も学生の時にアメリカのホームステイの時に、やはりその色の人工的なのにとても驚いたし、ケーキの甘さに閉口したことを思い出しました。世界1の大国アメリカのおおらかさなのかな・・?

今日は世界最貧国バングラデシュの最下層のストリートチルドレンを描いた映画「アリ地獄のような街」を観てきました。観終わったとき、もう、言葉がありませんでした。普段日本で暮らしていると人間の尊厳について考える機会はほとんどありませんが、この映画を観終わったとき、ほんとうに人間の最低限の尊厳は守られるべきだとこころから思いました。

私に何かできることはあるのだろうか?国から国へお金がわたっても、最下層の子どもたちのところまではお金は回っていかないだろうし、たとえお金がわたったとしても、なくなったら元の黙阿弥。依存する体質を変える、人々の意識を変える。頑張ればいい生活、いい人生が送れるんだ、そんなモデルになる子どもたちを育てる施設「アカデミー」をバングラデシュの人たちで建てるサポートをするんだと言っていたNGOエクマットラの渡辺さんの言葉を思い出します。
 
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交流お出かけ組が帰ってきました

2010年08月07日 | 多言語
夏休み。青少年交流も家族交流もあります。今日は交流から帰ってきたてのゆうたくんといくちゃんがぺこファミリーに来てくれました。ゆうたくんは中学1年生。韓国に12日間出かけてきました。知らない家、それも韓国の家にホームステイするなんてすごいことと思えばすごいことだけど、帰ってきたゆうたくんは全然普通。

ステイしたお家はお父さん、お母さん、お姉さん(ドゥナ・・・ヌナではなくてドゥナと聞こえたそうです。ナヌン・モヤがダヌン・モヤと聞こえるように)とホストです。ゆうたくんよりだいぶ体が大きくて、家に着いたらゆうたくんが小さくて細いものだから向こうのお父さんにいきなり体重計にのせられたそうです。

韓国の家は25階建てのアパートの20階。ゆうたくんがねたベッドは窓際にあって、網戸と鉄の簡単な柵だけがあるだけだったので、すごくこわかったそうです。

でも最初から全く緊張することもなく、ホストと楽しく過ごしてきました。遊園地に連れて行ってもらったり川で遊んだり。一緒にキンパを作ったりほんとうに楽しかったようです。よかったね!お土産の朝鮮ニンジンテイストのチョコレートは微妙においしい!?

いくちゃんは約10日間のチュニジア交流から帰ってきました。ステイ先はセレブなお家。大統領に土地をあげるくらいのセレブです。

3階建ての家の2階部分がいくちゃんの占有スペース。広いリビング、バスルーム、そしてベッドルームがある優雅な空間。でもその部屋でゆったり過ごすことは全くなかったそうです。待ってくれていたのはドラゴンママ(中国の占いで見てもらうとドラゴンになるパワフルなママ)。ドクターだそうです。ステイ中の予定はすべてフルに決めて待ってくれていました。

チュニジア風あかすりにいったり、買い物に行ったり、結婚式に行ったり、おばあちゃんの家に行ったり。元気ないくちゃんがふらふらになるくらいのスケジュールでした。それくらいいくちゃんが来るのを楽しみにしてくれていたということ。

ゆうたくんの話やいくちゃんの話を聞いていると、またどこかに出かけてみたくなりました。今行きたいのは、イタリア、フランス、ドイツ、インド、メキシコ、アメリカ、カナダ、オーストラリア、かなあ・・・チュニジアも面白そう。

ヒッポの交流で出会うと一人ひとりの心の中に、愛、友情が生まれて来ます。一人ひとりのつながりがあれば戦争なんておこりえない。もっともっとたくさんの人がヒッポをやって世界が平和になるといいなあ・・・

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ガラパゴス化なんて、私の周りでは関係ありません!

2010年08月04日 | 多言語
今朝の中日新聞の中日春秋で「ガラパゴス化」という言葉を初めて知りました。ガラパゴスと言えば進化論で有名な島ですよね。携帯電話のように日本国内だけで独自の”進化”を遂げる半面、国際標準からは取り残されてしまうことを指すそうです。

今の若い人は二人に一人は海外勤務を希望しないという調査結果もあるそうです。今の若い人はあまりお酒も飲まない、車もほしがらない、という話は今までに聞いたことがあるけれど、海外に行くこともあまりよしとしないんだ・・・。見えてくるのはこじんまりとした人物像。

今日は久しぶりにタカちゃんファミリーに行きました。昨日、ゆうたくんが青少年交流で韓国から帰国したし、たかちゃんといくちゃんがチュニジアから帰ってきたからその話を聞きに行きました。ホームステイだから同じ国に行ってもひとりひとりの体験が全然違っていて、そこがまた面白い。

ほんと、世界にはいろんな人がいるよな・・・人の話を聞いているとまたどこかの国に行きたくなります。ヒッポの中で育った子供たちも当たり前のようにホームステイに出かけていく。しゅかちゃんは来年いよいよ韓国に行きます。もう今からちゃんと気持ちが入っている準備がスタートしてる。それくらい楽しみでまた自然なこと。

考えて見ればすごいこと。だってしゅかちゃんまだ小学校4年生。

ヒッポにいれば「ガラパゴス化」なんて言葉は無縁なんだけど。
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自由研究には多言語を!

2010年07月31日 | 多言語
オジュルドウィ ムイ・カロール!オーチン・ジャールカ・・・暑いですね

今日のファミリーには、むっちゃん、りょうこちゃん、ひろしくんが来てくれました。りょうこちゃんは夏休みの自由研究に多言語を取り上げました。いろんな国の言葉でありがとう、こんにちは、はじめまして、ごめんなさいをCDの中から探してそれをまとめています。

で、まだみつけていなかったスワヒリ語やらタイ語やらベトナム語のフレーズを今日一緒に見つけていたのですが、ベトナム語の「はじめまして」が”チャワン”という音でみんなで笑ってしまいました。ベトナム語のさようならは「タンビエン」(スペイン語にある音です)だし、ベトナム語、面白い!インテレサンテ!

それから、今図書館で「フランスの色」という本を借りているのだけれど、その中に緑色のきれいな色のミント水が、マンタローということが載っています。お寿司屋さんで万太郎さんがあるものだからなんだか面白くって。マントというミント・グリーンの色と関係があるようです。もしかしたらオーが確かフランス語で水だから、ミントの水みたいな感じかしら?

そして家に帰ってから聞いていたヒンディー語の中にトサマンタローなんて音があってまたおかしくなってしまいました。
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講演会

2010年06月25日 | 多言語
今日の午前中はアイプラザ豊橋で講演会でした。私は受付を頼まれていたのですが、準備をしていたら遅くなってしまい、アイプラザに着いたのが10分前でした。遅くなってミヤネヨ~!

講師は静岡の山之内クロッチェ。参加者はほとんどが若いお母さん。クロッチェのとても穏やかで柔らかい話し方に、みんなが心を寄せて聞いていました。

私はクロッチェの話の中で、特にドイツにグループフェロウとして参加した話に共感してしまいました。ドイツのステイ先はご主人ドイツ人、奥さんはみずえさんという日本人。ヒッポの中では初めて会ったんだろうがどんな時でも相手には、ドゥ、を使ってしまうのだけれど、みずえさんは「あって2日目の人にドゥは使わないわ」とクロッチェの言葉に対し、厳しい言葉を返したのだそうです。めげそうになり、日本語で過ごしてしまいそうになったんだけれど、クロッチェはどうしてもドイツ語を話したかった、ドイツ語の赤ちゃん体験がしたかった。それで色々思うところがあるから夜中に目が覚めるのだそうです。そして、明日こそドイツ語でみずえさんに話しかけようと決心し、朝になってから「グーテン・モルゲン、ミズエ」と呼び捨てにするところから始めました、と話していました。

私も交流に行った時夜、ふと目が覚めて、どうしよう・・どうしてこんなところに来てしまったんだろうと思うこともありました。そこから気持ちをどう立て直すか・・・私だけじゃない、そして交流に出かける子供たちもこんな風に思うこともあるんだろうな、でもそこから色々なことを見つけていくんだろうな、と思います。日本でのんびり毎日を過ごしていたら絶対に味わうことのない感情。決して無駄ではないと思います
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アラビア語のお誕生日おめでとう

2010年06月22日 | 多言語
この前の土曜日、ファミリーがあった日は娘の誕生日でした。いくちゃんから、アラビア語の「お誕生日おめでとう」を教えてもらいました。

アルフ・マブルーク!
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一人ひとりがエネルギー

2010年06月20日 | 多言語
土曜日の午前中は私のファミリー。広々した和室でだれか来るまで、ちょっとドキドキしながら待っています。少し時間が過ぎても誰も来なかったら、今日は誰も来ないかも、と最悪を一度覚悟すれば後は気楽に待てるようになります。でもこれは長くやっているから少しは慣れたんだけど。

昨日もそんな日でした。11時になろうとしていても誰も来ないしもしかして今日はゼロかもそんな気持ちでいたら次々に来てくれました。ガラス戸の向こうからにぎやかな声。いくちゃんとウィライ、しゅかちゃん。いくちゃんは申し込んであったチュニジア交流がやっといけることが決まったとうれしそうに入ってきました。しゅかちゃんは来年韓国交流に行くことを決め、本格的に準備をはじめています。もうすぐ講演会のウィライは昨日は浜松の講演会に行き、キーヨの話を聞いてきたそう。

たまちゃん、こうくん、りょうくんは年末に台湾交流にお出かけします。のんちゃんももうすぐ講演会を控えて、元気に動いています。がんちゃんも最近は来てねメールを送らなくても来てくれるようになりました。ほかのファミリーにも出てくれるし、新しいイチローのCDを買おうかなと考えてくれています。

私もアメリカ人の子の受け入れを決めてから、前よりエネルギーが出てきました。日常で同じことを繰り返していてももちろんそれはそれで大切な経験だけど、そこから一歩前に踏み出してみるとそこには広ーい世界が見えています。多言語を話したい、それは義務感からは湧いてこない気持ちです。自分が本当にわくわくした時、エネルギーに満ち溢れた時それは起こります。そしてファミリーという場はみんなのわくわくに支えられているんだなあと昨日はしみじみ感じました。
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