一期一会日記~「今」の記録

多言語、ウサギ、本、お勉強、テレビなど私が今楽しんでいること、ものについてつづっていきます。

講演会 2コマ目

2011年03月07日 | 多言語
土曜日は2コマ目の講演会でした。まずまずの天気でいい気分。オレンジ色が何かと目につきました。はるくんのトレーナー、のぶのシャツ、ウィライのバッグにヒッポのテキスト、自分のお財布もオレンジ色でした。オレンジが目につっくってことは明るいってこと。いい気分の中講演会はスタート。

講師は豊田から来た、キャンディ。このキャンディというヒッポネームの中に実は彼女にとって重要な出会いがあったことを知りました。キャンディの話は一貫して音を、家族、ヒッポの仲間たちと楽しんでいくことで話せていくことを伝えていました。体験の中で面白かったのは4人目の子がまだ赤ちゃんで、「ままま」とか「ぱぱぱ」と言っているころに韓国交流に行った時のこと。日本だったら赤ちゃんが「ままま」と、言えば「まんま?」「ママっていってる!」となるし、「おっ!パパって言ってる」と喜ぶお父さんなんでしょうが、韓国に行ったら「オンマ(お母さん)!」や「アッパ(お父さん)」になっていて、周りによって意味が見つけられていくのを目の当たりにし、感動したそうです。

それから、韓国語のストーリーCDを聞いた時、語尾に「~ジー」とつくところが徳島弁と似てると驚いたそうです(キャンディは徳島出身だそうです)。後で聞いたところによるとジーとつくところは、キャンディの家から少し離れたところ、キャンディの家の近くでは語尾が「~ジェウェー」となるそうで、そんな音が日本語に存在することに驚きました。私のブルンジから来ている友人が教えてくれた、「私は~です」がジェウェニトワ~だったので、徳島弁とブルンジのキルンジということばがつながったような気分でした。

キャンディがスウェーデン語を歌っていたのがとても心地よく、またスウェーデン語やそのほかの言葉を歌ってみたくなりました。講演会を聞くといつもCDが歌いたくなります。

新しい方の参加もあり、和気あいあい楽しい講演会でした。

むーちゃんと駐車場まで歩いているとき、高校生くらいの女の子が二人遊歩道の端にいて、「ライブやるので、聴いてください」というので、「どれくらいかかる?」と聞いたら2分半くらいというので、立ち止まって聞いていました。一人がヴォーカル、もう一人はギターを弾いていて、ちょっとはにかみながら一生懸命な姿がかわいかったです。最後まで聞き終わったら、「最後まで聞いてもらえたの初めてです。うれしかったです。」と言われ、こちらがうれしくなりました。ヒッポで交流から帰ってきた青少年たちが一生懸命話すのを、こちらも一生懸命聞くのだけれど、その同じ気分でライブをやっているのを聞いたら喜んでもらえました。自分の心が知らない高校生の女の子たちにも開けていたんだなと、うれしくなりました。
コメント
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