先週の土、日は、豊橋にヤングアメリカンズのメンバーが来ての、ワークショップ&ショーでした。私は、国際交流協会からのこんなチラシで初めてその存在を知りました。
チラシには、「ヤングアメリカンズ:1962年、若者の素晴らしさを音楽によって社会に伝えようと、ミルトン・C・アンダーソンによって設立された非営利活動団体。音楽講演と教育が活動の二本柱です。17~25歳の「若者たち、約300名で構成されています。この夏来日するのは、厳しいオーディションを勝ち抜いた、音楽と子供たちを心から愛する若者たちです。」とありました。

なんだかすごそう、熱いエネルギーほとばしっているなあ、でもほんとにこんな風かしら・・・?まあ、うちのスペシャルな娘は、歌もダンスも英語も好きだし、人見知りもそんなにしないから、と申し込んでみました。
申し込んではみたものの、だんだん心配になってきた私。でも、行ってみて、無理そうだったら途中でやめて、最後のショーだけ見ても、十分その価値はありそうだったので、あまり考えず、当日を迎えました。
会場に行ってみると、小学生がとてもたくさん。そして中高生は少しという人数構成でした。前もって娘のスペシャル具合は伝えてあったので、無事スタートは切ることができました。
ヤングアメリカンズと日本の子供たちで、二日間で、1時間分のショーを一緒に作るという内容で、練習と言わず、ワークショップと言っているんですね。その様子は誰でも見学ができます。場所は指定されていますが。
そして自分の得意なものをアピールする時間があるんです。歌が得意なら歌、ダンスが得意ならダンス。その様子を見て、全体の流れの中で役割が決まっていきます。
小グループに分かれて、ダンスの練習をするとき、グループの別れ方が面白くて、ヤングアメリカンズの好きなメンバーのところに行って教えてもらってね、と自分でチョイスするんです。日本だったら番号順に決めるとか、人数を大体決めておくんだけど、全然そんなことはなし。大きいグループは10人以上、小さいグループは二人とか。こんなところでアメリカ的なものを見ました。違いを見ると日本が見えてきますよね。
指示は、英語、日本語まぜこぜ。ヤングアメリカンズには、日本人メンバーもいて、重要なことはちゃんと通訳してくれています。でも、小グループの時は、基本的に、英語、というか、やることを真似で覚えていくから、言葉はあまり意識には上らないでしょうね。
スペシャルな娘も、一生懸命頑張っていました。もともと動いてるのは好きだから、結構楽しそうにやっていました。ヤングアメリカンズのメンバーが気にかけてくれていて、ハイタッチをしたりとコミュニケーションもとってくれていました。

二日間、ずっとワークショップ。かなりの運動量だったと思います。娘もほんの少しソロパートをやらせてもらえました。
日曜日の18時から、まずはじめにヤングアメリカンズのショーが一時間ありました。このヤングアメリカンズは今年50周年を迎えたということで、昔からの懐かしい歌やダンス、また映画のテーマソングなどを素晴らしい歌とダンスで披露してくれました。ディズニーメドレーとか、ジョーズとかマイケル・ジャクソンなどほとんどが私は知っている曲だったので、それが一層楽しめました。ほんとにチラシにあったように熱く、エネルギーがほとばしる素晴らしいパフォーマンスでした。
そして19時からは子どとたちと一緒に作る、ショー。この二日間という短い時間の中で、ダンスを覚え、ソロのある子は自分のパートをマスターし、みんなに見てもらい拍手をもらう。みんなで一緒にショーを作っていく楽しさを満喫したのではないでしょうか?
また来年も豊橋に来るそうです。今度は駅の近くにある、新しいホールでやるそうです。今度はホームステイの受け入れもやるともっと楽しめるかな、と思いました。