だからツーファイブで山に行ってきますね ♪

グランパGuitar弾きが、のんびり生活しながら日々のアウトドアライフや日常を書き綴っています。

う~ん、残念だ!

2009年07月18日 | Weblog
北海道大雪山系遭難トムラウシ山(2,141m)と美瑛岳(2,052m)で多くの遭難者が出た。
年齢は50~60歳n中高年の方たちだ。
ガイドも同行、事前に天気は把握していたと思うのだが・・・。


体感気温は風速1mで1℃下がると言われており、体温が3度か4度(33~34度)下がると低体温症になってしまう。30度以下になると凍死である。
低気圧が通過した後の、トムラウシ山あたりの気温は、16日午前9時で6~7℃とされている。
まして2,000mの高所だし、強風20~25mと言うことは体感気温は零下か?
北海道の2,000m級の山の気温は、本州アルプス3,000m級と同じかそれ以下。
北海道の寒さは、イヤと言うほど体験しているので、この山の状況だと真冬と同じだろう。

私も南アルプス北岳からの縦走の時に、急な天候の変化で強風と雨で動けなくなり危なかった思い出がある。

兎に角、風はやばい!歩っていて体の芯まで冷える。農鳥岳の日本海側が辛かった。
幸い、信州側は風の直撃を受けず、一時避難し無事大門沢下降点から下山できた。
3回目の正直だったけど、これまでに北岳縦走は2回悪天候で途中で下山している。
時には、勇気ある撤退も必要である。

今回の遭難の状況はまだ不明だが、残念なニュースである。