photo life 秋田

秋田が分かる「かもしれない」ブログ

富士フイルムの新型発表

2014-09-10 | 機材
 今年は二年に一度のフォトキナ開催年でありますので、カメラ好きの方には新機種発表が堪らない、お金も貯まらない魅惑の年であります。
 開催に合わせて各社目玉製品を発表するのですが、富士フイルムからも気になる製品が発表されました。


 X-T1 グラファイトシルバー
 黒一色だったX-T1にシルバーVerが追加。さらに限定アクセサリーも付いて159,890円(キタムラ)。色違いには興味はありませんが、最新アップデートがものすごいことに。気になったのは
 ①AFエリアダイレクト選択
  これは待望! でも押しにくい十字キーでの選択だそうで、全く使わない前後コマンドダイヤルの方がよかったです。
 ②MF時のフォーカスエリアサイズ変更と位相差AF
  MF時でもAFボタンを押すと一発でAF合わせてくれたのですが、かなり大きな長方形サイズでした。さらに位相差AFはナイス!
 ③マクロモードダイレクト選択
  中望遠としても60mmマクロを愛用する私には結構嬉しい。ダイレクトってことは、ファンクションボタン押す度に変わるんでしょうか(今はボタン押してから選択式)。
 ④測光エリアのフォーカスポイント連動
  K-3では当たり前のようにできている機能が遂にX-T1にも。便利なときは非常に便利ですよ、これ。

 まだ改善してほしい点はあるんですが(低速シャッター限界を1/焦点距離に自動化、フラッシュ調光補正をファンクションに割り振りたい)、それにしてもかなりの内容。12月が待ち遠しいです。


 50-140F2.8レンズ
 所謂、大三元の望遠ですね。K-3用に50-135F2.8というモロ被りのレンズを持っているのですが、MTF曲線を見ると、こちらの方がかなり良さそう。でも価格が・・・。重さが・・・。大きさが・・・。典型的な大三元レンズです(笑)


 既存の56mmF1.2にボケ重視のAPDバージョンが登場。換算85mmはお祭りの時に重宝するのですが、★55mmで十分です。あっちは雨にも強いですから。

 ということで、X-T1とK-3の性能差が小さくなってきました。ただまぁ、動体はK-3の方がちょっといい感じですし、暗所でのAF食いつきはK-3が得意分野すぎるのでまだ2マウント体制が続きそうです・・・。、