このところ毎朝、感極まりながら読んでいた毎日新聞の連載小説「おもかげ」が終わってしまった。。。
浅田次郎さんと言えば「鉄道員」とは知っていたけれど、読んだことは無くて、今回の連載ですっかり惹きこまれていました。
ああ、終わらないで欲しかった〜〜〜 . . . 本文を読む
何かやってないかなーとテレビをつけたら、教育テレビに大平光代さんが出ていた。この方はご存知の方も多いと思うけど、大雑把に言うと、中学でいじめに遭い非行に走り、暴力団の組長と結婚、そして離婚後、水商売を経て更生を決意、中卒のハンデを乗り越えて司法試験に合格し弁護士になった女性。
著書『だから、あなたも生きぬいて』が2000年にベストセラーになって、テレビでもよく見かけていた。すごい生き方だなーと圧 . . . 本文を読む
三浦しをん著
著者が直木賞を受賞した7/13に速攻で図書館に予約を入れ、3ヶ月待ってようやく手にした。細かい事はともかくも面白かった。
非常に映像的で、すぐにも映画化、ドラマ化されるだろうなーと思った。
というか、して欲しいと思ったのかな。
大昔の『悪名』勝新太郎+田宮二郎
『傷だらけの天使』萩原健一+水谷豊
のような男二人の奇妙な友情と、そして現代の乾いた砂っぽい人間関係や家族関係。
一気に読 . . . 本文を読む
ずっと読書から遠ざかっていたのだけれど、あるとさんとkikuちゃんのおかげでたくさん本を読みました。
●エコノミカルパレス(角田光代)
ダメ男と同棲中の主人公の金銭的にも精神的にも肉体的にも?アブナイ日々が面白い。悲惨なのにじめじめ感が無く明るい感じすらするのがいい。
●博士の愛した数式(小川洋子)
映画を先にみてしまったので小説としての感想があまり持てなかった。でも、映画はこの本をよく映像化 . . . 本文を読む
昔は趣味=読書だったんだけど、最近はほとんど読まなくなっていた。
まず、目が疲れる、文章読解力が落ちてる、根気も無くなってるというわけで。。。
それでも新聞小説やコラム程度ならこなせるので読んでいるのだが、その中で角田光代という人の文章にとても共感を持った。
調べてみると2004年に「対岸の彼女」で第132回直木賞を受賞している。私は買ってしまうと本を捨てられないヒトなので、余程のことが . . . 本文を読む