終わっちゃいましたね、GW。
強風や雨が多くてねぇ。僅かながらの晴天日に洗濯・掃除をチャチャっと済ませて、あとはダラダラ。
納屋にテーブル置いて、お茶したのが、楽しい思い出かしら。
あとは、おなじみのテレビ三昧に、初の「生配信」!
「配信鑑賞」は歌舞伎の「泥棒と殿様」で経験済みですが、今回は生で、しかも無観客。
生観劇と同じように、ちょっと緊張感があって、しかも不思議な感じでした。
初挑戦は、宝塚。人気の「ロミオとジュリエット」。
10年前!雪組で生観劇しましたが、今回は初演から一番公演数を重ねている星組。
他の公演もテレビでほとんど見ましたが、久しぶりということもあって、新鮮な気持ちで臨みました。
正直、無観客で静まり返った劇場ということもあり、足音や息遣いが直に聞こえてきて、最初は残念というか、「無念だろうな」という思いで見ていましたが、それも気になくなるほどの熱演!
素晴らしかったです。
宝塚では、天海さんや水さんの、オーソドックスな演出版を見ていたので、だいたいストーリーは知ってたけど、このミュージカルを見てからは、「ロミオとジュリエット」の世界観、物語の深さを改めて垣間見ることが出来た感じがしていました。
そして今回、集中して見られたせいか、さらに、大人たちの見栄のために振り回される子供たち。彼らの葛藤、成長、愛、友情…そんなことを感じることが出来た、とても良い時間でした。
正直、「エリザベート」ほどハマらなかったのですが、今回の観劇で、だいぶくすぐられたかも😁
(以下敬称略です)
主演の礼真琴。こっちゃんは、これを演じるために生まれてきたような人だと、劇団内外から評価されただけあって、実力はもちろん、経験を重ねても若々しくて、繊細で、見ているこちらが「支えてあげたい」と思うほど。研3だったか、星組の「オーシャンズ11」で「このすごい人誰?」と思ってから10年。ずっと期待されて育てられた星組の御曹司が、その期待に違わずに実力を開花させたなぁと改めて実感(すごい上から目線)素晴らしかったです。
個人的に、皆さんが評価されてるあの髪型と衣装が、必要以上に「甘さ」を感じてしまって。彼女にはお似合いかもしれないけど・・・
ジュリエットの舞空瞳。比較するのは失礼かもしれないけど、可愛いだけでなく、力強さもあって、「将来愛希れいかのように大化けする」と勝手に思ってしまった。もちろん、すでに花開いてますが、もっともっと大人の色気が出て、コンビとしてだけでなく、自立した女性像を演じてくれそうな、そんな気がしました。それにしても、可愛かった~
最後のデュエットダンス。カッコよかったです。
群舞もそうですが、最近ああいう、なんというか、アクロバティックなのが主流なのですね。
王道のダンスが好きなオールドファンからしたら、「ケガないかな?大丈夫かな?」と心配になります・・・
B日程ということで、配役も若干違いました。
敵対する家のリーダー、ティボルトには今勢いのある瀬央ゆりあ。
いいですね~彼女。広島出身ということもあり、応援してますが、なんというか、本当に勢いを感じます。
脇でも主演でも、彼女の個性が豊かで、いろんな経験を積んで今がある、という安心感があります。
ロミオの友人、ベンヴォーリオには、花組から異動の綺城ひか理。花組時代「いい声だけど、ちょっと大人しいのかな?」と思ってましたが、星に来て、秘めていたものを発散しているのかな?
個人的にこの役は、雪組の未涼亜希がとても良かったのですが、彼女は若々しさがプラスされて、また違った意味で良かったです。
乳母役は、有沙瞳。
主演クラスの彼女がこの役をやる意味を考えましたが、歴代の中でもナンバー1だったのではないかと思う程素晴らしかった。作り込み過ぎないで、それでも懐の深さを感じさせるナチュラルさ。歌も素晴らしく、若い頃は「ちょっと力入りすぎ?」と思うこともありましたが、そこは経験を重ねて、素晴らしい役者さんになられました。(またまた上から)
ジュリエットの父役には天寿光希。
いつの間にか、こういう老け役を演じるようになったのですね。
申し訳ないのですが、あの役は一樹千尋さんが素晴らしかったので、どうしても比較してしまったのですが、色気はダダ洩れで、貫禄は感じられました。
そして、「死」ですよ。
愛月ひかる。一時SNSで話題になったという「愛ちゃんの死」を見たくて。
彼女は、こういう「血の通ってない役」というのか、硬質で色気のある役をやると、狂気すら感じるただならぬ雰囲気を醸し出しますね。一時期、彼女のダンスや表情ばかりに目がいってしまいました。
いや~彼女を見るだけでも、チケット買った意味があったかも。
神父には、完全に持ち役になっている専科の英真なおきさん。
雪組では奏乃さんだったので、生観劇はないのですが、温かい人柄と優しい歌声が心に響きました。
公演中断・無観客配信・・・こんな状況下だったから、星組の組子は元組長の存在は、きっととても大きかったにちがいないはず。
他にも、たくさんいましたが、書ききれないのでこの辺で。
非常に浅い感想ですみません
全体的に、過去と比べて若々しい、初々しい印象の「ロミオとジュリエット」でした。
役が少ないけれど、皆さん熱演でした。ありがとうございました。
地方にいると、プラチナチケット取ることはもちろん、交通費もばかにならないから、頻繁にはいけないので、家でライブを見られるのは、コロナ禍で唯一ありがたいと思ったことです。
もちろん、劇場でのライブ感、一体感はありません。それに、落ち着いて座って最後まで見るのは難しい
コロナが少し落ち着いたら、一体感の感じられそうな、映画館のライブビューイングに行きたいな。(本当は今月行く予定だったのに)
それより、いつになったら生の観劇ができるのかしら・・・
ありがとうございます。
本当に、恐らくいつも以上に熱のこもった公演でした。
初演からご覧なのですね!今となっては貴重ですね。後からビデオで見ましたが、あの成功があったからこそ、未だに再演される演目になったんですね。
本当にエンタメ界が元に戻るのはいつになるのでしょう。ジェンヌさんや、対策に苦心されてる劇団関係者の気持ちを思うと、辛いですね。
当分公演には行けそうもないので、止めようと思ってたスカステも、友の会も継続。配信の楽しさも知ったので(笑)極力見ることで、遠くから応援できればな~と私も思いました。
ロミジュリ配信のご感想、楽しく読ませていただきました。
無観客というのは切ないですが、出演者皆さまの熱演で
すばらしい「ロミオとジュリエット」でしたね。
私はこの作品の原点が2010年初演の星組なので、
”星組”のロミジュリが大好きなのです。
ことちゃんは星組イズム・・・もっと言えば柚希イズムかも?
を正当に受け継いでいる人だと思っています。
まだまだ不安な状況が続く中、幕が開けられないジェンヌさんの
気持ちを思うと心が痛みます。
1日も早く通常の公演ができるよう心からお祈りするとともに、
配信でも物販でも(笑)精一杯応援したいと思っています。