という番組が放送されました。
テレビ放送が始まって70年。時代の伝え手であるアナウンサーは、それぞれの現場で何を思い、どう言葉を紡いできたのか。そして、テレビをとりまく環境が大きく変わる中、アナウンサーに求められる役割はこれからどうなっていくのか…。「アナウンサーとはいったい何者か」、この問いに、ふだんは局の看板を背負う“ライバル”たちが、NHK・民放の垣根を越えて語り合います。アナウンサーがアナウンサーについて語る82分。(番組HPより)
CMがないNHK。
民放各局のエース級がNHKに揃う、という時点で、企画の勝利ですね。
それに、報道の立場、個人の仕事に対する考え方を、ユーモアを交えつつ、真剣に語り合うという、見る側にも、とても有意義な番組でした。
個性的なメンバーを仕切るのが、3月まで「スッキリ」の司会だった加藤浩次さん。硬軟取り混ぜて話を聞き出せるのは、今は彼が適任!
やはり、キャスティングの妙ですね。
TBSの安住さん、テレ朝の大下さん、フジの伊藤さんはほぼ同世代。
比べるのもおこがましいほど業種も立場も全く違いますが、生きた時代が同じなので、それぞれの考え方や思いが他の世代の方と近いというか。
「会社員」なので、会社の主義主張が第一。それに沿うべきなのか、自分の考えを通すのか。どんな仕事でも、考えさせられるところです。
ましてや、「コンプライアンス」とか「ハラスメント」という言葉が先行し、がんじがらめの昨今。
多くの人が関わって制作されるとはいえ、表に立って報道する立場だからこそ、余計に難しいものですよね。
とはいえ、情報を伝えるだけ、というのも違う。
先日から大きな地震が続き、各地で被害が出ていますが、その報道のあり方にも、お伝えしているアナウンサーの方から疑問を呈されていることにも興味がありました。
指示されるがまま、少ない情報同じことを繰り返し伝えることが正しいのか。
真剣に仕事に向き合っている方たちの葛藤。見ている側も、内容の着地点が気になりました。
で、皆さんが感じていたのは
AIの普及で、アナウンサーという仕事がなくなる
という危機感。
最近、よくニュースで目にするAI。
それがテーマの映画もあったし、前から聞いてはいましたが、ここにきて急激に「現実化」していくように。
chatGTPなるものまで現れて、文章が勝手にできるなんてね。ありがたいような、怖いような。
それを感じたのは、NHKでAIでのニュースの自動放送が始まった時。
間違いもないし、一見違和感はないように感じますが、なんというか、熱量がない。
情報・ニュースに熱量は要りませんが、何か伝わってこない感じ。
こういうのも、慣れてくれば違和感なくなるのかな?
企業や役所のHPなどでもよく見かけるようになったし、気がつけば、文字入力にもAIボタンが。怖くて使えないけど💦
語りのプロ、アナウンサーさんがAIに取って代わられる時代になったら、いや、その前に事務なんてお仕事はあっという間に抹殺されますね事務しかしてこなかった私なんてかなりヤバいですそしてますます、窮屈な感じ。
こういうアイテムが必要な方もいるはずなので、そういう方に対して有効に使われればいいけど、必要ない人が悪用することが一番怖いですね。
何が本物で、何が偽物なのか、多分素人にはもうわからなくなりますね。
むしろ、AIが作った方が評価されたりしてね。
そうなると、人間っているのかしら?という話になりそうで。
いろんなことを考えさせれる番組でした。
きっと、収録ではカットされた内容もあったと思います。ぜひ、ノーカットで再放送を希望します!
私も観ました!
各局のカラーと役割の違いが判りました。
安住アナの存在感が大きいのは知っていましたが、
ほとんどNHKしか観ないので、他のアナが新鮮でした(笑)
テロップがほとんど出なかったのがNHKらしかったです。
スッキリして画面に集中出来た気がしましたぁ。
事務も色々ですよぉ。
私なんて未だに超アナログな事をやっていて、PCでは完結しないことばかり…。
まだまだAIには任せられません!(笑)
ご覧になりましたか!結構見た方多いみたいですね。
安住さん、TBSというより、アナウンサー界でも傑出した存在だと思います。ニュースからバラエティまで、硬軟取り混ぜた語り口。しかも良い声で、聞き取りやすい。
他の方も個性豊かでした。
やはり、トークを聞くには、CMや余計な効果音は無用ですね。本当に集中して聞けました。あのようなシンプルな番組がもっと増えてほしいです。
私も未だにどちらかといえばアナログ派です。昭和に戻ればいいのに、という考えで😝
でも、AIの加速度的進化も怖いなぁと。
どんな世の中になることやら💦