何度も何度も書いてますが、かつてアニメオタクだった頃。
そのスタートは
「宇宙戦艦ヤマト」
から始まっています。
画像がなかったので、こんな感じで。
特に1作目テレビシリーズ、2作目の映画版が知られていて、高評価されていますが、私は昭和の全作品が大好きでして。
その放送開始から50年、ということで、先日スターチャンネルで特集番組が放送され、1作目の劇場版の4Kリマスター版が放送されていました。
(50年という数字に、我ながら年取ったなぁと実感もしたり)
4Kとして美しく蘇った作品。かつてファミ劇で見て以来、超久しぶりだったのですが・・・・・全く子ども向けではない。と改めて感じます。企画当初から「大人向け作品」として、強い思いを持って作られたんだなぁと。
今思うと、カット割りとか、セリフとか、渋い日本映画、って印象。
テーマも、戦争批判とか、人類愛とか・・・
今このような作品を作っても、興行的に上手くいかないって、後述のヒットメーカーの監督がおっしゃってました。
だけど、今の世界情勢を見ると、今の子どもたちに見せるべきじゃないか、なんてね。
単なる「勧善懲悪」ではないし、若者の成長物語、としても見ごたえがあります。
生放送での特別番組を、録画で見たのですが。。。
見終わった後の、コアなファンのコアなご意見、選んだ「好きなシーン」が面白くて。それをチョイスする?みたいな。
そうそう。ヤマトから、こういう「熱烈ファン」が始まったんだよ、きっと。
わたしもその一人。
ちなみに、私が好きなキャラは、真田志郎さんです。。
キャラクターの年齢設定って、だいたいおかしいんだけど、あの沖田艦長が52歳とか。年下じゃんなのに、あの貫禄。
ストーリーも好きだけど、SFでもあるし、戦争ものでもあるし、科学的なことや宇宙に興味を持つきっかけにもなりましたね。
ちょっと見るつもりが、結局全部見ちゃった。
というか、見始めると見入ってしまう。それが「ヤマト」。
くぎ付けにしてしまう、なんというかアニメなのに緊張感があるんですよね。
変な理屈とかない。力強さのあるストーリー。絵力。そして、声優ブームの前から活躍されてる、「役者」さんの力。多少整合性が取れてなくても、ツッコミどころがいっぱいあっても(笑)そんなものを打ち消せるくらい力のある作品ですよ。
富山敬さん、青野武さん、納谷悟朗さん、永井一郎さん、広川太一郎さん・・・・錚々たる役者さんたちですから。
それと、欠かせないのが、宮川泰さんの楽曲。あれなくして、ヤマトなし、と言い切ってもいい。
今、リメイク版が継続中ですが、否定するわけじゃないけど、セリフや伏線などで、訳わからなくて、昭和世代にはついていけず。。。
番組では、実写版を監督した山崎貴さんと、市川紗椰さん、そしてよゐこの濱口さんがゲストとして生鑑賞されてました。
専用アプリでコメントの交流がなされてたようで、参加したかった。
山崎監督も相当なコアファンなようで、もっと話聞きたかったなぁ。
あの実写版、こだわりが本当によくわかります。映画館で3回も見ちゃった。
市川さんも、随分若いのに、すっごいコアな話してて、しかも真田さんファン!という。一緒に語り合いたい。。。
で、チラッと聞こえたのが、あの庵野監督がヤマト展を開催とか。見に行きたいなぁ。
庵野監督もヤマトファン、そして、銀英伝ファンというのは知っています。
山崎監督以上にこだわりが強くて、オリジナリティに溢れてそう。
どうやら「シン・宇宙戦艦ヤマト」?が制作されるようで…リメイク版もそうだけど、個々のファンの思いの深い作品だけに、内容よりも芝居が好きだった私の愛した作品たちとはかけ離れていきそうだ。
でも、これを機に、50年前のこの名作が見直されることを期待してます。。。。。