うそやん。。。
西田さん、早すぎるよ。
私自身、この日ちょっと体調悪くて、早退してしばらく休んでたので、夜まで訃報をしらなくて。
今日一番のダメ押し。
思いがあふれて、記事をあげてみました。
最近は車いすでのご活躍だったけど、先週も「人生の楽園」でナレーション聞いたばかり。
声は変わらずお元気だったのに。
おそらく日本人のほとんどが知る俳優。バラエティでも大活躍。
このタイトル、大げさじゃないですよね。
皆さんもそうだと思いますが、西田さんといえば!という作品がそれぞれあると思います。
最近だと「ドクターX」「釣りバカ日誌」だと思いますが、昭和世代の私にとってはやっぱり
「池中玄太80キロ」「西遊記」
「池中~」に関しては、人の感情「喜怒哀楽」が全て感じられる、情熱、愛情のこもったドラマだった。ほぼアドリブと思われるセリフのやり取り。
子どもながらに、なんと面白いおっちゃん(たち)なんだろうと。
長門裕之さんや三浦洋一さんたちとの本気?アドリブ?情熱のぶつかり合いが懐かしい。大喧嘩なんだけど、なんか見ていて楽しくて。子ども心に、仕事ってあんな感じなのかなって。(もちろんオーバーでしたが)
令和の時代、ああいう番組アウトなのかなぁ。本当に「見たいなぁ」と願ってたところだったんです。
日テレさん。
昭和の名作をほとんど再放送しなくなりましたね。
CSじゃなければBSでも、ネットでもいいので、どこかで放送枠を作ってくださいよ。。。
今はアウトかもしれないけど、実際に、ああいう情熱的な時代が存在したんだから。
半面「西遊記」はOKなのね。あれは、ほぼ漫画でしたよね。今見ても笑える。美形の三蔵法師も、ひねくれた沙悟浄も、飄々としたお馬さんも、そして二人のおとぼけ猪八戒も、みんな天竺に行ってしまった。一人残されたヤンチャでオシャレな孫悟空がさびしがってます😭
そして、シリアスな面では
大河ドラマ
「翔ぶが如く」「山河燃ゆ」「武田信玄」
「淋しいのはお前だけじゃない」
などなど。(渋いですか?)
どれもも結構なシリアス路線で、上に書いたような作品で見せる表情とは全く異なる豹変ぶり。
鳥肌が立つほど鋭い表情に、この人は本物の「役者」さんだな、と。
ニュースでの報道見てると、あれも、これも、忘れてる作品が山ほど。「特捜最前線」「白い巨塔」「葵 徳川三代」…どの作品思い出しても、全く違う顔。
井筒監督の「ゲロッパ!」見に行って、映画館でお腹よじれるほど笑ったなぁ。
主役はもちろん、脇でも際立つ存在感。
唯一無二の存在。
今でこそホンワカイメージだけど、昔はギラギラしてましたね~
セリフもアドリブなのか脚本どおりなのか。自由奔放だけど繊細な印象。
青年座ご出身で、新劇やミュージカルでもご活躍。舞台での姿も拝見したかったな。
人を楽しませるのが本当に好きそうで、バラエティなどで登場するだけで安心感と笑顔が出る、そんな方。
長年「探偵ナイトスクープ」では、局長として表情豊かに番組を見守ってくれました。
若かりし頃、松崎しげるさんと飲み屋で即興ライブをしていた話も、何度聞いても楽しくて。
本当にノリの良い方でした。
まだまだ書ききれない。
というか、頭が整理できてない。
あのホンワカした声と、にこやかな笑顔、そして豹変するお芝居。。見られないなんて、本当に信じられない。
というか、こんな記事上げてることが、まだ信じられない。
青年座入団が、なんと私の生まれ年。同じ年月、ずっと演劇に、エンタメに心血を注いで、生涯現役のまま。。
今BS11で、「いごごち満点」という、昭和のドラマを放送中。
全く未見で、西田さんをはじめ出演者がすっごい興味深々だったので、録画してて一気見しよう!と思ってたところでした。
この番組にご出演の赤塚真人さんも先日ご逝去。そして西田さんまで・・・。
見たら感想を書きます。
録りためたもので、いつでも懐かしむこともできるけど。
この方は、それだけでは収まらない。
あー本当に寂しい。
個性の塊、エンタメ界の宝がいなくなってしまった。大損失ですよ。
可能な限り(特に若いころ)数多くの作品の再放送を希望します。
一視聴者でも大きな喪失感。
共演者、スタッフなど一度でも関わった方たちにとっては、もっともっと大きな存在で、喪失感も半端ではないことでしょう。
劇団の先輩、北村総一朗さんのブログがとても染みました。
文章も気持ちもまとまらないけど。。。
今までありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りします。。。。。