はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

このブログについて

ようこそいらっしゃいました !(^^)!
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。

少年であり、大人であり・・・

2024-11-21 08:02:00 | 気になる:人

もうこれ以上、落ち込むような訃報はないでしょ・・・なんて勝手に思ってたけど、残念ながらまた飛び込んできました。

火野正平さん

ニヤッと笑って「ジョークだよ」ってふと出てきそうな、そんな気がしてたけど、(失礼かもしれないけど)カッコいい遺影を見て、事実なんだなって。

 

わたくし、昔から同世代よりも大人の人に憧れる気質でして。
(特に昨今の同世代が、いろいろ残念な人が多くて、さ。)


特に役者さんはそうでした。正平さん(と書かせていただきます)は、まさにその中の一人。

 

若かりし頃は、ワイドショーをにぎわせてた記憶があるけれど、今思うと、逃げも隠れもせず、言い逃れもなく、ぶっきらぼうなようで照れくさそうに対応していたのが思い出されます。

 

若い頃のドラマの中も少し似ていて。
おっちょこちょいで、ヤンチャ。だけど、人懐こくて、ほっておけない、かわいいところもあり。

 

私にとって一番印象的なのは、今でも繰り返し放送している、里見浩太朗さん主演の「長七郎江戸日記」。

いわゆる正統時代劇だけど、正平さん演じる辰蔵がコメディリリーフ的な役で、登場シーンは見ていて楽しかった。
逆に、辰蔵のシリアスな回では、抜群の演技力でその場を持っていくほどの力があったような気がします。


そんなキャラクターのイメージを個人的に一変させたのが、知る人ぞ知る刑事ドラマ
 
 
でした。
明るく楽しいテンションはどこへやら。
いぶし銀の、ボソボソとしゃべる、一癖ある中堅の刑事。
今までとのギャップに驚き!なんかセクシーで、声も渋くてねぇ・・・
で、この役で、見事にハートを射抜かれた感じ
 
明るいのも、真面目なのも、悪役も、一癖も二癖もある役柄。
登場すると目が離せない、そんな存在。
 
 
もちろん、すべて役柄から感じた印象ですが、どれも、正平さんの人柄の一面を垣間見ていたような気がします。
それに、どの役にも、優しさがあり、どこか一本筋が通っている、そんな感じ。
 

近年は、やはり「にっぽん縦断 こころ旅」ですね。
あの、正平さんが、自転車で旅する?! それだけで話題でしたが、お便りをもとに、その場所を訪ねるというコンセプトがとても素敵でした。
「この歳で自転車で旅って!」って愚痴こぼしながら、まじめに取り組まれていた姿。そして、どんな町、どんな人にもすぐ溶け込む人柄。また新たな一面を見た感じ。
最近拝見してなかったものの、ほんのちょっとだけ番組に関わったことがあるので、もう見られないと思うと…
 
そう、あのお歳で自転車で旅してる、元気なイメージだったので、あまりに突然の訃報でした。
 
 

時代劇に欠かせないおひとりでした。
新たに始まった、松本幸四郎さんの「鬼平犯科帳」に欠かせない彦十役で、また違った一面が見られて、これからも期待していたのに・・・・
幸四郎さんも大変落ち込まれていたようで、コメントをとてもつらい気持ちで拝見しました。
 
 
永遠の少年のようで、飄々として、オシャレでダンディな大人の雰囲気を漂わす不思議な人が、風のように去って行った。
らしいといえば、らしいのですが・・・・
西田さんといい、正平さんといい、唯一無二の芝居巧者で、人を惹きつける「人間力」豊かな方たちの訃報が続いて、寂しくなる一方。

ちょうど、時専チャンネルで「長七郎~」が初回から始まったばかり。
ご冥福をお祈りしながら、懐かしく楽しんで拝見したいと思います。
 
 
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春を待つ 。

2024-11-19 07:59:17 | 雑感

11月半ばだというのに、まだまだ紅葉もせず、冬も始まってないですが
春に向けて、庭に花を植えてみました。


これは、勿忘草。
そのまわりに、チューリップの球根を植えています。








こちらはパンジー。
このまわりにも、球根が植わっています。
 
春、チューリップが咲くまで、この花々がプランターを彩ってくれてます。
 
 
ま、私がやったのはこの日だけ。
あとは、母が頑張って整えてくれてました。
母が手掛けてきた庭に、あとから手伝ってるだけなので
 
これから寒い冬がやってくる。
冷えとの闘いが続きますがチューリップたちカラフルな花が咲く春を待ち遠しく思いながら乗り越えないと、ね。
 

最後に、秋の空。
どんよりした雲りや雨の日が続き、こんなカラッとした天気も少ない、今年の秋でした・・・
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懐かしドラマ、また発見!「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ」

2024-11-17 08:05:00 | 気になる:テレビ番組

昔のドラマ好きにはたまらない、BSの番組。
特に、キー局以外のBSチャンネルは、よく探してきたな、という感じの番組が盛りだくさん。

BS松竹東急さんは、結構観ちゃうのですが、またやってくれましたよ。
ご存知ですかね?

超音速攻撃ヘリ エアーウルフ

40年くらい前までは、各局で海外(欧米)のドラマをよく放送してました。
それも、ゴールデンタイムに。中高生時代、よく見てたものです。
この「エアーウルフ」もその一つ。

確か、日本テレビで放送してましたよね?

ベトナム戦争で心に傷を負ったヘリパイロットが、ひょんなことから米軍の秘密兵器ヘリを駆使して事件を解決していく

ざっくりいうと、そんな感じのストーリー。

 

何かが始まる、起こりそうな、緊迫感のあるテーマ曲。
一見勧善懲悪?的なヒーローもののようで、背景にベトナム戦争の重い影が感じられる。
そして、哀愁を感じさせる主人公のカッコよさ。親父的相棒のコミカルさ。
ガッツリはまって見てました。

当時、「ナイトライダー」とか、「特攻野郎Aチーム」とか、痛快なアクションものも放送中でした。
そんな中で、一味違う印象の作品。


吹き替えも豪華で、富田耕生さん、家弓家正さん(わかる人にはわかる!)、若かりし頃の戸田恵子さん・・・・
そして、主人公ホークを演じたのが、磯部勉さん。
今や、役者さんとしても、声優としても大ベテランの方ですが、当時は、誰?という感じ。(ゴメンナサイ)
でも、声がカッコよくて、主人公を演じていたジャン・マイケル・ヴィンセントにピッタリ!磯部さんの声を聴くために見ていたようなところもあり

その後は、お顔もわかるようになったので、ドラマ・舞台、そして吹き替えと、とても気になる存在になりました。
いい声に惚れるのは、今も昔も変わらず


NHKやテレ朝で放送されてた海外ドラマは割と再放送があったものの、このエアーウルフって、その後あんまり見る機会もなく、忘れかけてたところに、このニュース!
もちろん、毎回録画ですよ


で、今回の放送に伴い、ご本人が番組紹介のナレーションを務めてらっしゃる!
BSでの放送、ナレーションについて、ご本人のインタビュー記事を見つけました。(昔の)吹き替えファンとしては、読みごたえがあって、とっても楽しかった

 

細かいストーリーは完全に忘れてるので若かりし当時を思い出しながら、毎週楽しみに見たいと思ってます。

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鬼が笑う?来年の観劇希望作品!

2024-11-14 08:56:00 | 記録:観劇

来年の話をすると「鬼が笑う」と言いますが、もう11月も半ばだから。
すでに発表されてる公演、地元(近く)に来るじゃないですか!
自分自身が来年どうなってるかわからないし、チケットもゲットできるかどうかわからない。
けど、コロナ乗り切った時のように、「行きたい」意欲を持って日々生活する大切さは大事ですよね?

 

屋根の上のヴァイオリン弾き

来るんですよ、いつも飛ばされる広島に!
少し前の東宝系の大作ミュージカル、生とか映像とかで割と見てる方なんですが、「屋根~」と「ラ・マンチャの男」は残念ながらその機会はなかった。
それが、見られるチャンス!
内容は・・・暗いという印象なのですが(薄くてゴメンナサイ)、市ちゃんをまた生で味わえる機会、そうそうないかもしれない。
そう思ったら、今からワクワクしちゃって。
来年の5月か6月、だそうで、それこそ先過ぎてわからないけど何とかして見に行きたい。


 

東京サンシャインボーイズの復活公演。

『蒙古が襲来』

三谷幸喜が「東京サンシャインボーイズ」復活宣言!馴染み俳優陣と30年ぶりの新作発表(2024年7月12日)

メンバーの梶原善さんご出身地、岡山でも公演があるんですよ!
正直、劇団の活動休止の頃は、まだ演劇のこと知らなくて、サンシャインボーイズの作品もちゃんと見たことがなかった。
劇団メンバーも数人は知ってたけど、今回の発表で、あの人も、この人もここ出身だったんだ!と改めて知りました。
これこそプラチナチケットになりそうだけど、チャンスがあれば、今回こそは生で、遠出してでも見たいですよねぇ。

 

来年まで、まだ先は長いなぁ・・・と思って、近々で何かしら公演ないかな?と検索してみたら・・・

M&Oplaysプロデュース『峠の我が家』

ちょっと興味あったけど、忙しくて見過ごしてたら、12月の公演なのにもう売り切れ。
そりゃあ、演劇興味なくても、出演者だけで行きたくなりますよね。残念。

 

来年のチケット争奪戦、頑張りますか。
それまで、体力・気力を充実させとかなくちゃ

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久々の「鉄旅」 。

2024-11-10 08:05:00 | 記録:旅

先日、鉄旅してきました。
県外へは、昨年5月、淡路島への旅がありましたが、鉄道の旅は2022年以来2年ぶり。

 
目的地は三重県。1泊2日の予定。
バスツアーで伊勢神宮に行ったことがあるくらいで、全く土地勘なし。
ネットで検索して、名古屋から近鉄で行った方が早いとは思ったものの、重い荷物を抱えての乗り換えを考えたら、やはりJR一本で行った方が楽かと。
 
2年前同様、突然のことだったのですが、前回の経験を踏まえ、ネット上でチケット予約。
窓口の券売機で買うとこまでは、最近鉄道乗り慣れてない人にしては、ま、上出来でしょ。
 
午後から出発。
こだまはまだ500系が走る山陽新幹線路線。
これって、見る人が見たら喜ぶのかな?↓


途中、のぞみに乗り換え、窓側でしばらく一人旅。(ネット上では通路側を取ったつもりだったのに、すでに間違ってる
景色眺めながら、となりがオジサンでなければ良いな、と願ってたら、途中から相席。女性だったので、ま、良しとしよう。
ところが、
「できる系」の方のようで、食事ののち、PC開いて仕事始めたので、名古屋まで全く席を立つことが出来ず。
以前よりも、パソコン開いてる人が増えた気がする。
席を立ちづらいのもあるけど、結構、目線が困る、というか、内容はわからないにしても、どうやっても画面が見えちゃうんですよね。
それも新たな経験。

 
2年も経つと、新幹線の車内音楽も変わってました。
ニュースでは聞いてたけど。
馴染みがなくて、ピンと来なかった。あれ、何の曲?(「Be ambitious」の頃によく乗ってたもので。)
 
それと、途中から警備員が巡回。
こだま路線の田舎ものなので、のぞみに乗ると、こんな緊張感なのか…と軽く驚き。
昨今、いろんな事件があるからなのかな?
 
 
用事を済ませ、宿へ。
一人だったので、ビジホへ宿泊。
もちろん、ネット予約。こういうところは便利になりました。
 
正直、「狭っ!」と思ったけど、一人のことを考えれば十分かな。
部屋は狭かったけど、ベッドも大きかったし。ゆったり。
(写真撮ったけど、帰り間際で部屋もあまり片付いてなかったので、掲載せず

朝食はバイキング。
サラリーマンたちがにぎやかにお食事中。
普段は気にならないかも、だけど、ちょっと今日は嫌だなぁと思ってたら、テイクアウトもできる!
適当に取って、部屋に戻りました↓
 
容器に対して美しく盛れてないけど
和洋そこそこメニューが充実。
野菜不足を感じたので、青汁やフルーツドリンクも。
 
 
旅に出ると地元のテレビを見るのですが、朝は全国ネットの番組が多いので、BSをつけてみたら、こんなのやってました↓

わかります?
「スクールウォーズ」です
 
朝から誰が見るんだろう?と思いつつ、思わず見ちゃいました
懐かしい顔、今では不適切?な設定。たまには良いですね、朝から懐かしドラマ
 
 
さて、帰路。
往路はネットで簡単に往復乗車券と、片道特急券を変えたので、もちろん帰路も買えるでしょ。
乗車する便の予約まで進んで、発券駅を選ぼうとしたら・・・・乗車予定の駅名がない!

JR西日本とJR東海では「互換性がない」というか、互いの路線の乗車券の発券ができない、ということがわかり、大慌て
結局、早朝乗車駅に行って券売機で購入することに。
田舎者には、このトラップはわからないよ~
JRは全部同じ会社じゃないんだ、ということを改めて教えられました。
 
更に予定変更が生じたので、結局名古屋について「みどりの窓口」で対面変更。
ホテルはもちろん、交通機関の予約もできたし(安価に買えたかどうかは別として)、まだネット社会に辛うじてついていけてる、と思う反面、やっぱり対面の方が安心だな、と思う自分もいたり。
 
ま、なんでも経験。
いろいろあったけど、滞りなく購入できたので、良しとしますか。
 
 
 
さて帰路。
予約できてるから席の心配はないものの、平日の昼間の新幹線🚄だから空いてると思ってたら大間違い!
なんと、ほぼ満席
しかも、1/3?いや半分くらいが、欧米を中心とした外国人だらけ男性も女性も、みんなごっつい人たち。東京発のはずだし、旅行だとしても、なんで新幹線移動なのと聞きたくなるくらいの人数。。。
みーんな、どデカいスーツケースを荷物棚に載せてるから、小さな土産袋ですら置く場所がギリ。
こっちが、海外のエキスプレスに乗ってる気分ちょっとドキドキした。
最近の新幹線って、こんな感じなの?と思ってたら、ほぼ全員が新大阪で下車。。
その後は席もがら空き。そうだよねぇ。荷物もラクラク置けました。
団体客だったのかな?インバウンドを肌で感じた時間でした。
 

自分の席は、というと、今回はちゃんと通路側(それしか取れなかった)。
今度は自分が車内で食事スマホばかり見てるサラリーマンの横で、ようやくありつけたパンをかじる。往路のことがあったので、気を遣って、早々に食べ終わりましたわ。
 
隣席がどこかで降りた後は一人。
ただ、斜め前の若作りオジサンが早速靴を脱いでPCで仕事してた。なんでおじさんって、すぐ靴を脱ぐんだろうねぇ。

 
最初の方で、警備員の話題を書きましたが、実は帰路、のんびり旅のこだまで、警察官に遭遇。
いつもそうなのか、もしかして、予告でもあったのか。
鉄旅って、混み具合とか運転疲れとか気にせず、のんびり景色を見ながら行けるので好きなんだけど、最近物騒な事件も多いことだし、今回はくつろぐ、というより少し不安な思いで乗ってました。
 
 
慌ただしい1泊2日でしたが、久々の「鉄旅」、良くも悪くもいろいろ発見があって、良い経験でした。
やっぱり、身を持っての「実体験」は深く記憶に残りますね。
ただね、年々三半規管が弱くなり、「乗り物乗ってる」フワフワ状態がしばらく止まらなかったあとは、荷物を持つ体力がほしい

コロナを以前ほど気にしなくても良くなったし、小さなコミュニティだけにとどまりたくない。
もろもろの葛藤を抱えつつ、やっぱりまだまだ遠くへ旅に出たいな、と、放浪欲が復活してきた今日この頃です。
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レコード 。

2024-11-07 08:05:00 | 気になる:音楽

昭和歌謡が流行ってる、と何度か書きました。
確かに、そういう特集をよく目にするようになりました。
BSとかでは、歌番組も増えて、懐かしい曲に触れる機会も増えてきました。

若い子がそれを聞くのは、スマホ配信はとか、カセットテープとかだそうで。

で、先日「レコードを発掘する」番組を見ていたら、出演されてたヒコロヒーさんがレコートのかけ方がわからない。
そりゃそうでしょ。レコードどころか、プレーヤーを見つけるのも大変だもの。
一緒に出演されてた野口五郎さんと佐野史郎さんが大慌てで教えるという。
ちょっと笑っちゃった。

↑こんな感じでしたよね。
うちにも、父がこだわって購入した結構豪華なステレオがありました。
レコードも山ほど。
ほとんどがジャズや映画音楽だったような・・・記憶。仕事でほとんど家にいなかったのに、いつ買い集め、いつ聞いてたんだろう😁

そのうち、お小遣いを溜めて購入した私のお気に入りレコードもそのステレオで聞き入ったものです。

その後はご存知の通り、テープ、CD、MD・・・と急速に時代が変化し、レコード針の製作終了のニュースを聞いた時点で、父もステレオとレコードをあっさりと処分してしまいました。
今思えば、レコードだけでも取っておけばよかった。
まさか、また脚光を浴びる時代が来るなんて、思ってもなかったから。
先見性もなにもないので、なんでもすぐ処分したがる我が家

 

上に書いたその番組、今でもレコードありますか?と個人宅に聞いて回る、というものだったのですが、結構持ってる方多いんですねぇ。また、歌謡曲だけじゃなく、ロック、洋楽ポップス、ジャズなどなど、なかなか渋い楽曲が見つかったりして。
MCの野口さん、佐野さんは大盛り上がりでした。お二人ともミュージシャン、マニアック的に知識があるし。なかなか楽しかった。
同じ楽曲でも、レコードを通してと、デジタル音ではだいぶ違って聞こえる。
雑音も一つの味わいで、深みと優しさがある感じ。

 

ふと思ったけど、今、レコードかけてみて?と言われたら、問題なくできるのかな?と思ってしまった。
学生時代にはカセット、CDが主流だったので、レコード、どうだろう???
ヒコロヒーさんのこと、笑えなくなっちゃった

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広島の顔、あっちゃん 。

2024-11-04 10:00:00 | 気になる:人

全国の方はご存知ないと思うのですが、恐らく30代以上の広島県人で知らない人はいない、いわゆるローカルスターがいます。

西田篤史さん。通称あっちゃん。

昨日、亡くなったというニュースが突然飛び込んできました。

近年は活動を控えていたようでしたが、最近ラジオで復帰されてたし、まさかこんなニュースを聞くとは。
まだ、68歳。

広島人にとっては大切な人なので、書き記したいと思い、記事にしてみました。

あっちゃんは、学生時代から、ラジオのアシスタントとして活躍。
パーソナリティの柏村武昭さん(お笑いマンガ道場の司会でお馴染み?!)によく突っ込まれてたなぁ。
その頃中高生?だったので、そんなラジオを聴きながら一応勉強していたので、思い出が蘇りました。

その後は、フリーでテレビ、ラジオで大活躍。長寿番組も多かった。
本当に、広島に住んでる人にとっては、知らない人はいない、ローカルスターのはしりのおひとり。

人懐こい笑顔が特徴的で、優しくて、明るく楽しい人だった。どの番組でも広島弁。面倒見が良くて、多くの後進を育てた。一方で、社会活動やボランティアに積極的に参加し、優しいけどメッセージ性の強い発言もある、一本筋の通った人だった。

優しい兄貴的存在。ご時世には合わない言葉かもしれないけど、ある意味「男気」のある印象でした。

局アナでも、有名芸能人でもない人が、地方とはいえ、ラジオパーソナリティや、音楽番組、バラエティ、情報番組などのMCを長年務める。当たり前のようで、今考えると、実は先駆者だったな、と思う。それだけ、凄い人。

 

顔も広く、広島にツアーで来られるアーティストや芸能人の方たちとも交流を深められていたようです。
ラジオでも、村下孝蔵さん、浜田省吾さん、吉田拓郎さんやさだまさしさんたちのエピソードを聞いたなぁ。

さださんも、SNSでコメントを出されてました。
そのお話によると、最近はご病気と闘いながらの仕事だったようですが、全くそんな感じは見受けられなかった。
なので、我々にとっては、突然の訃報だったのです。

2年前に、同じく広島のラジオパーソナリティ、一文字弥太郎さんがコロナで亡くなった、という記事を書きました。
あの時と同じくらい、本当に突然。。

病気を悟られないように、懸命に頑張ってきたのかな。

 

訃報が続いています。
思い出の一時代が、また過ぎ去った気持ち。

あっちゃん、お疲れさまでした。
ゆっくり休んでください。
ご冥福をお祈りします。

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宝塚宙組「Le Grand Escalier 」 配信視聴 &全国ツアー「大海賊/Heat on Beat」観劇

2024-11-02 12:16:22 | 記録:宝塚

先日、宝塚宙組の全国ツアー

大海賊/Heat on Beat

を観劇してきました。

コロナ明けの、久々の全国ツアー観劇。2015年の雪組以来のようで。
様々な思いを持ちながらも、めっちゃ楽しんできました。
その感想は、後半で。

 

まずは、6月に視聴した宙組再開の公演から。
「Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-」

  

いろんなご意見があると思うし、実際少し見ましたが、人それぞれ。
私は私の想いがあるので、再開した限り、他の組同様応援していくつもり。
スタッフとして、今まで見たことないくらいのOGが参加していて、少し安心感もあり。
 
そんな感じで見る側も、複雑な思いを抱えつつ、いざ視聴。
 
公演できなかった期間。
きっと、稽古・トレーニングを続けてきたのでしょう。
他の組と比較しても、圧倒的に歌唱力がある。
「歌劇」のカンパニーだから当たり前だけど、他の組を見れば、そうじゃない人も多いので。
幕開きから、あの人も、この人も、元気そうな姿を見て、一安心。
 
特別公演なので、ショー形式でしたが、その曲のチョイスがなかなか素晴らしく。
著作権の関係でビデオ化できていない作品の楽曲(「マンハッタン不夜城」)、懐かしい名曲の数々。
聴きながら、懐かしい思い出がよみがえって、ワクワクしました。
とにかく、楽しく、素晴らしい舞台でした。
 
5年前まではよく見てた宙組。
最近お久しぶりだったので、トップ娘役の春乃さんのこと、あまりよく知らなくて。
前トップ潤花さんが、あまり華やかだったので。
この公演で、この人が一番垢抜けた、そんな気がした。潤花ちゃんがいる?と目を疑ったような。見映え、身体から溢れるオーラ?
休演期間、きっと、腹を据えた、決意を新たにした、そんな時間だったのかもしれない。
 
 
千秋楽。恒例の挨拶。
こちらもいろんなご意見があると思いますが、何を言っても批判されるんでしょうから、淡々と。あれで良かったと思います。
本当はもっと明るい、チャキチャキした人なのに。
でも、アンコールでのこみ上げた涙が、本心だと思います。
無事終わって、本当に良かった。
 
 
 
そして、全国ツアー。
若手の注目株たちが、別公演で抜けてたのが残念だけど
 
 
 
 
 
正直、お芝居の「大海賊」はあんまり興味なく(ゴメンナサイ)
’01月組の紫吹淳さんお披露目、’15星組の北翔海莉さんのプレお披露目で上演されたのは知ってますが、見たことなかった。

海賊に両親を殺され、故郷を追われた貴族の青年が、たどり着いた島で出会った海賊の仲間となり、復讐を誓う。
ざっくりいうとそんな感じ。
 
往年の宝塚作品、という感じでしたが、個々のスキル、レベルはやはり高かった。
ボンボン貴族の青年が、次第に海賊のリーダー格になっていく。そんな過程を堅実に演じていた芹香さん。お見事でした。
彼女の好演が、この作品を見ごたえのあるものにしていったと思います。
歌、芝居、存在感、圧倒的でした。

2番手格の桜木さんは、海賊の若手リーダー格。
それよりも、敵役の瑠風さんの方が見せ場があったなぁ。存在、歌。役柄もあるけど、貫禄があった。
わたしの宙組イチオシ、鷹翔さん。敵役の№2的存在。声も姿もカッコいいねぇ。
 
春乃さんは、貴族の娘。
あまり出番がなく、主人公ともほとんど絡みがないので、この二人、どうなっていくの?と思ってたけど。
品と輝きが増した気がする。
 
ベテランの松風組長、そしていい味出してる若翔りつ君。流石でした。
 
気になる若手は別公演に行ってたものの、他の若手も頑張ってて。またまたキラキラした子を見つけちゃったよ!
海賊仲間は個性豊か。そうそう、宙組は歌もいいけど芝居の巧い子も多いんだよね。そこが月組と似てる。
すごく目立って見えたのは、真白悠希さん。去年、大抜擢で急に注目を浴びた存在でしたね。いいねぇ。タッパはないけど、押し出しがいいよ。
敵キャラで、貫禄のある人がいるな、と思ってたら、まだまだ若手、注目株という泉堂成さん。
人数少ない分、ほぼ全員に役が付き、見せ場があった。若手に至るまで芸達者。みんなこれからが楽しみだ。
 
 
そしてショーの「Heat on Beat」。
’09月組、瀬奈じゅんさんの退団公演、観に行ったなぁ。
正直、テーマ曲しか覚えてないけど
スーツの似合う、ダンサーあさこさんの魅力全開。カッコ良かった。
さて、それをどうアレンジするか。
 
やはり、全体的に歌が上手い。
最近、ダンスのレベルはみんな高いだけに、それだけで、勝ちだと思う。

やはり、芹香さんは圧倒的な存在感、歌。オーラが違う。
春乃さんも、ますます輝きを増してきた。
 
ここでも、正直、瑠風・鷹翔コンビ?が目立ってたなぁ。
こんなレベルの高い2人を、未だに2個イチで出してるなんて、もったいなさすぎる。
また、和希そら状態(主役レベルなのに、上が詰まって進めない)にならないかと心配。
特に、鷹翔さんはもったいなさすぎ。歌の弱い組、スター候補が少ない組に組替えしてもいいんじゃないかと・・・・

今の宙組は、他の組よりも20人は少ない。
その中の半分、30人程度のでの公演だったけど、そんなことを感じさせない熱気。
あとでパンフを見れば、みーんなとっかえひっかえ、出ずっぱり。
特に2・3年目の子たちは、ラインダンスはもちろん、群衆ダンス、そして個々の技量が目立つ燕尾服でのダンス・・・普通ではほぼ入れないような場面まで、衣装替え含めて、本当によく頑張ってる。これは今後に向けて、絶対にいい経験になるはず。
他組だったら、すぐスター候補や重要な役に抜擢されそうな子ばかり。それだけ全体的に高い実力と豊かな個性を感じる。これから楽しみな組の一つだ。

 
地方のせいか、会場は老若男女(というより、年配が多かったな)で、熱気ムンムン。滅多に見れない宝塚ですから。
おばちゃん(おばあちゃん?)もそうだけど、おじさんが結構楽しそうにしてて、ノリノリで手拍子したり、手を振ったり。見てるこっちまで嬉しくなっちゃって。
全国の宙組ファンが詰めかけてるわけじゃないと思うけど、妙に盛り上がって、歓声まで湧いちゃって。楽しかったなぁ。
エンタメはこうでないと。
 
 
いろいろ言われたけど、答えは舞台で出す。
そういう意気込みをひしひしと感じた、そんな舞台でした。
 
パンフ一式に、こんなのが入ってました。
初めてな気がするのだけど↓
さて、この舞台を見て、また入団者が増えてくれればいいな。
コメント

「本物志向」と「娯楽作」 。

2024-10-30 08:24:00 | 記録:歴史・時代劇

何度も書いてますが、真田広之さんが好きでして。
アメリカに行かれてからは、あまり作品を見る機会もなくなったのですが・・

 
ご自身がプロデュースした「SHOGUN」がアメリカテレビドラマの最高峰、エミー賞を受賞
 
経験も実力も日本では抜群なのに、それを投げ打ってハリウッドで下積みを重ね、ずっとこだわってきた、日本の伝統を正しく伝える。
その信念を貫いての、この快挙。
嬉しいし、頭が下がる思いです。
 
予算をかければ何でもできる。そんなことを言う人もいるけれど、かつての日本映画界だって、娯楽作も、シリアスなものも、セット、衣装、セリフ…本物志向だった。
あとは、熱意があるかないか。そんな気がして。
 
今年公開の新キャスト版「鬼平犯科帳」もそうだったけど、最近制作される時代劇は「本物志向」なものが多いんです。


素晴らしい。素敵なことだけど、そうなってくると、個人的にはちょっと敷居が高い、と言いますか、見るのにも気合がいる、という感じ。
 
その一方で
 
 
・・・とか。
偶然、同じ時期に視聴したのですが、結構楽しかった。
こういう、肩の凝らない娯楽作も、もっと見たいんだけどなぁ。
 
 

「ホリディ」は、放送時に見られず、ようやく時代劇専門チャンネルで。
主人公より、脇役?が豪華すぎて、もう眼福。
(以下順不同、敬称略)里見浩太朗、高橋英樹、高嶋政伸、内藤剛志、本田博太郎、上川隆也、中村梅雀、小林稔侍、名取裕子、戸田菜穂・・・
時代劇経験豊富なこのメンバーだけで映画できるでしょ。良く集めていただきました!って感じで。
 
ストーリーも、1950年代の長谷川一夫主演「江戸っ子祭」をモチーフに、将軍家光が一心太助の弟子になる、という奇想天外なもの。
見たかったのは、まさにこういうの!
元になった映画も見ましたが、天下の二枚目(死語?)長谷川一夫さんが演じる一心太助が新鮮で。
 
そんでもって、低予算・上映館も数館だった「侍タイムスリッパー」がここへ来て話題に。

海外でも評価されるまでに。で、日本で再評価。
日本人って、いいもの作ってるのに見向きもしないで、海外で褒められると手のひら返し。情けない。
それに、評価してる多くの方が、出演者がわからないって言ってるのが残念至極ですが。
「剣客商売」で脚光を浴び、その後も時代劇や舞台で活躍中の山口馬木也さん主演。冨家ノリマサさんや東映剣会の面々がご出演とのこと。時代劇ファンとしてはぜひとも拝見したい!
 

決して「本物」「大作」でなくても、「ホリデイ」や「侍タイムスリッパー」みたいに、明快な娯楽作がいろんな視点で描かれていけば、時代劇ってもっと復活する気がする。
権力争いなんて今も昔も変わらないし(いや、昔の方が命かかってるからなぁ)、すっかりなくなってしまった「人情噺」を見ると心が癒されるし。
若いイケメンと美しい生活、もしくは心理的にゾッとするばかりのドラマは興味なく。むしろそっちの方がリアリティないし。
ごく普通の老若男女が出てくる、だけど感情豊かなドラマに目が行きがちです。
コメント

辛口コメント 。

2024-10-27 14:57:21 | 気になる:人

ピーコさんが亡くなった。

表舞台?から去ってしばらく経つが、その間も、様々なうわさが絶えず、心配&寂しさを感じていたところの訃報。
残念でならない。

ピーコさんと言えばファッションチェック。
このブログでも、何度かその事に触れている。2012-1 2016-3

どちらも同じことを書いていた。

「オシャレは我慢」

美しくいる、見せるためには多少の我慢が必要と。

そうなんですよね。
最近、その努力を完全に怠っている

 

プロだろうと、素人だろうと、歯に衣着せぬコメントが大好きだった。
それは、おすぎさんも同じ。
映画の評論は厳しかった。師匠筋?の淀川先生の流れを汲んでいる、正直なコメント、という感じでしたね。聞いてて清々しいというか。
おすぎさんは元気でいるのだろうか。

 

実は一度、ピーコさんのシャンソン&トークショーに行ったことがある。
変わらない毒舌はもちろん、病気を経て感じた思いなどなど、人間臭さ、温かさを感じる、とても楽しいショーだった。
シャンソンって「人間性が出る曲」という感じで、歳を重ねるごとに円熟味を増す、という印象ですが、いろんなものを背負って生きてきたピーコさんの歌声は、聴かせる巧さというより、心に響く、という記憶があります。

 

本音を隠し、一見、穏やかで優しいことが美徳とされ、ちょっとでも失敗すると叩かれる世の中。
ネット上で「間違い探し」が正義、みたいな。
本当に生き辛い。

人生をさらけ出し、本音を隠さず、我が道を行く「生きざま」はカッコ良かった。
こういう方たちの方が、人間味があって、本当は優しい人なのだと思うのだけど。

 

どんどん、世の中が淋しく、殺伐としていて、あの世がにぎやかで華やかになってる。そんな寂寥感がつのる昨今。
ご冥福をお祈りします。

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