ぴかしのホビーワールド

乗り物は何でも大好き!フルビッターのブログです。

事故にあったら、泣き寝入りが基本です。

2024年10月03日 06時20分00秒 | 日記
先日、自動車に轢かれそうになったので、もし轢かれて自転車が壊れた場合、どうなるのかなぁって調べてみました。

もし巻き込み事故に遭ってしまうと過失割合はどうなるのでしょう。

人>自転車>二輪車>自動車が優先順位なので、自転車と自動車では1:9が基本となります。

今回のケースは私(自転車)が先行して走っており、軽自動車が追い越しと同時に、巻き込み防止(大回り)を怠ったため、過失割合は0:10で一方的に軽自動車の過失になります。

巻き込まれて怪我を負い、自転車が大破すれば、軽自動車は治療費、慰謝料、自転車の補償が必要になります。

治療費と慰謝料は、病院の診断書によりおおよその金額が決まりますが、判断に難しいのが自転車の補償です。

ママチャリなら、新品を買ったとしても30,000円もあれば買えるでしょう。

難しいのがスポーツサイクルです。

スポーツサイクルというのは、ロードバイクやマウンテンバイクのことです。

安価なものであれば、100,000円程度でありますが、500,000円以上するものも多数あります。

私の乗っているTREK TopFUEL9.9SSLは、購入当時のハイエンドモデルです。

価格はイヤらしい話になるので、軽トラ1台分ぐらいと濁しておきます。

破損した場合の補償は、自動車と同様に原状回復が原則です。

原状回復が無理であれば、時価額になります。

普通車の減価償却期間、耐用年数は6年
軽自動車の減価償却期間、耐用年数は4年
自転車の減価償却期間、耐用年数は2年

例えば普通車、軽自動車、自転車を200万円で購入したとしましょう。

2年間経過したときの残存価格(時価額)は
普通車の耐用年数は6年なので133万円
軽自動車の耐用年数は4年なのでは100万円
自転車の耐用年数は2年なので0円

これが補償される基準額になります。

異議を申し立てると、故障する前に中古車として売った場合の査定額が補償される場合もあります。

しかし、自転車を中古買取してもらっても、超安値です。

私のマウンテンバイクと同等の完成車を買うとすれば、最新モデルでこんな価格になります。

これだけの価格でも、2年すれば残存価格は0円っておかしくないですか?

時価額を超える補償や修理代は、法律上発生しないのです。

ゴネたところで、法律で補償や修理代は時価額までと決められているので、基本的に泣き寝入りです。

レトロカーを500万円出してレストアしても、時価額は0円です。

加害者側が対物超過修理費用特約に加入していれば、50万円までか無制限に修理費用を出してくれます。

ただ、法律上は時価額までの保証なので、対物超過修理費用特約なんて加入する必要はないのです。

結局は、耐用年数以上に乗っている人への補償は望めないってことなんです。

私のTopFUEL9.9SSLは2011年モデルなので13年前、ハイエースは2016年モデルなので8年前。

両方ともに耐用年数を越えていますので、時価額は0円です。

ぶつけられたら、損しか有りません。

泣き寝入りするのはゴメンなので、ぶつけることも、ぶつかることも細心の注意を払っていきたいと思います。

実際に自転車で事故に遭われた方は、どの様な補償を受けられたんでしょうかね?


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