ぴかしのホビーワールド

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ブローバイガス対策

2024年11月10日 06時20分00秒 | 日記

あまり聞いたことのない「ブローバイガス」ってナニ?

霧状にしたガソリンをエンジン内で爆発させますが、ピストンとシリンダのわずかな隙間から、クランクケースに漏れたガスがエアクリーナーを経由して再びシリンダ内に送り込まれますが、その時に出たガスがブローバイガスといいます。

再燃焼できなかった濃縮されたブローバイガスが液体となってドレンホースから排出されます。

このブローバイガスの液体が、アフリカツインは大量に出るのです。

アフリカツインに限らず、同じエンジンを搭載しているReble1100、HAWK11も同様にブローバイガスの液体が大量にでるそうです。

これはホンダドリームでも周知の事実で、本田技研工業に改善の要望が出されているそうです。

アフリカツインだと200km走って、ドレンホースに貯まるのが5cmほど溜まります。


例えばCB400SFだとドレンホースの長さは2cmです。


ツーリング仲間のCB400SBのドレンホースを見ても空っぽです。

それぐらい、アフリカツインのブローバイガスの液体が大量に出るのです。

最近はツーリングの2回に1回は、ブローバイガスの液体を抜くようにしています。

これを怠ると、エアクリーナー内がブローバイガスの液体でベトベトになり、空気が吸えなくなりますエンジンが吹き上がらなくなるのです。

ホンダドリームでも、よくこのケースで不調を訴える方が多いらしです。

このブローバイガスの液体を抜き取ることで回復するそうです。

エンジンの吹き上がりが悪かったり、エンジン周りが油みれになっていたら、一度、ブローバイガスの廃液を確認してみて下さい。

頻繁にブローバイガスの液体を抜き取るのも大変なので、ちょっと対策を考えてみました。

ドレンホースを延長してキャッチタンクを取り付けるのです。


ひとまず、チューブとキャッチタンク、ジョイントを用意しました。


こんな感じでキャッチタンクを取り付けます。


チューブを適度な長さにカットして、キャップの内側で抜け防止対策をしてエンジンガードに結束バンドで取り付けました。


クランクケースの横なので、接触しても高温にはならないので、大丈夫でしょう。

しばらく、様子を見ながら改良していきます。