白狐が悪代官を斬った。けさの「暴れん坊将軍」は芝居がかっていた。
薬種問屋が、鬼火とともに現れた白狐の衣装を着た人物の押し込みを受けた。その奇抜さに江戸中が沸いた。一方、火消し「め組」には、お惣菜を作るおけい(伊藤美由紀)が自分で考えたという小魚の煮つけを売り込みに来ると大いに受けて、全部買ってもらう。かわいい笑顔がはじけた。
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一方、ふとした場面では訳ありそうな表情も見せるおけいだった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/80/c1e29fe2b5bce0598e56dbbc13b1bbfc.jpg)
実は、薬種問屋を襲ったのは、おけいとその夫。おけいは、九州・日向の大店の娘だったが、西国代官と組んだ薬種問屋が楠を切りまくって高く売れる樟脳(しょうのう)を作っていることを幕府に訴えようとした父が代官らに殺されたことを恨み、その復習を企てていたのだ。しかし、なぜ、白狐姿を選んだのかは説明がなかった。関係ないが、白狐を見掛けて追って来た「め組」の小頭の目をおけいの入浴シーンで切り抜けるというサービスカットもあった。
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とうとう、おけい夫婦は、江戸に戻っていた代官と薬種問屋を屋敷に狙いに行くが、夫が撃たれてしまう。
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殉職した左源太に代わる才蔵(五代高之)らの活躍もあり、
(右は相棒を組む疾風)
現場に駆け付けた吉宗だったが、一歩遅かった。
おけいから事情を聞いた吉宗は、
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御用地を収める代官の悪行を知り、自ら、白狐に扮して成敗に向かった。
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残念ながら夫は助からなかったが、彼の子を宿していたおけいは、結果的に目的を達し、笑顔で日向に帰って行った。
おけいの伊藤さん、当時28歳くらいと思うが、とてもキレイだった。