銀色Mac ProにSSDを増設する時、問題になるのがSATA3に対応していないこと。SATA2に転送速度500MB/sのSSDを繋いでも、250MB/s程度しか出ないようです。そこで利用するのがPCIeに挿すSATA3 SSD アダプターカードです。今回ポチったのはSamsungのSSDとSEDNAのSATA3 SSD アダプターです。
SEDNA PCIE SATA III SSD Adapter (Best for Mac Pro)にSamsung SSD 750 EVOを取付けた所
取付後、Macを起動すると、このダイヤログが表示せれるので
「初期化」をクリックするとディスクユーティリティーが開くので
Samsung SSDを選択して「消去」をクリック
これでSSDが使えるようになります。次にシステムレポートを開き「TRIMサポート」を確認
「いいえ」ならTrim Enablerをインストールして「ON」にします
再度、システムレポートを開き「TRIMサポート」が「はい」になっているのを確認
これで準備OKです。Blackmajic Disk Speed Testを使って転送速度を測ってみました。
HDDの速度
SSD+SATA3 SSD アダプターの速度
4倍以上速くなっています。次にMacの起動時間の比較です。
アップルマークからログイン画面が表示されるまで
HDD…約55秒 SSD…10秒
ログイン画面からディスクトップ画面が起ち上がるまで
HDD…約15秒 SSD…5秒
驚きの速さです。アプリもあっと言う間に開きます。また、懸念された「電源+オプション」の起動ディスク選択も、スリーブからの復帰もOKでした。
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