240年の歴史を伝える宿

感動した。
柱もなでた。
床に埋め込まれている歯車にも見入った。
「千と千尋の神隠し」のモデルとなった歴史の宿「金具屋」
もともと鍛冶屋を営んでいたそうだ。
渋温泉災害復興の際に温泉が出て、宿屋に転じたという。
それが、240年前というから驚きだ。
8代目の今まで、その宿を大切に受け継いできた主人や女将さん達に
ありがとうと言いたくなった。
そこを訪れる人は、その歴史を味わい心を温かくして帰っていく。
私もそうだった。
国の重要文化財に指定されたこの宿。日本のよさを伝える宝だと思う。

足を踏み入れるなり、チョー美人の女将さんに見とれてしまった。
気取らず、やさしい笑顔から、真心が伝わってくる。
お部屋の担当の方もそうだった。
私も働いてみたいな・・・千みたいに・・・。
ひとつの旅館の中に3つの源泉があり、千と千尋の油屋みたいに
たくさんお風呂があるんだよ！！！！

南はみかん、北はりんご

九州が故郷だから、みかんの花の香りや木になっている様子は
小さいころから見ていた。
9月末の運動会の頃になると、青いみかんが出始める。
青くても甘い。
いつもの風景だ。
またこの季節が来たと感じる瞬間だ。

信州に旅行に行った。
大きくて赤い堂々としたりんごが、木に盛り上がっていた。
こんなに大きな実が良くなるもんだとまじまじ見た。
信州の人は、いつもの風景なのかな。
一度木からもいで食べてみたいな。

学生の頃、スキー場で食べたりんごの味が、いつまでも思い出されて、
りんごへの思いは特別なんだな・・・。

台風を背負って

思えば9月の6日。
今回の出張出発の日は、台風だったな。
次の日の出発も危ぶまれて、スケジュールが詰まってしまうと心配した。
あれから、8日目。
とりあえず、元気です・・・。
今日は、神戸で思いもよらず山手のホテル29階で、
大阪や港などビル絨毯のような景色を見ている。
今夜はきれいな夜景で一杯やると思う。
画像が取り込めなくてちょっと残念。

日が暮れた。
やっぱりだ。
素晴しい夜景が広がっている。
うっとりとして、電気を消して二次会だ。

明日は、山手をもう少し探索しよう。