ムーヴ タービンブロー

2013年04月30日 | 乗り物いろいろ

GWのスタートは実に忙しい。

我が家の買い物車である、ムーヴ君のタービンがブローしてしまいました。

最近、ちょっと音がするなあ~と思いつつも、そこそこのペースでオイル交換は

しているので、まあ騙し騙し乗っていたのですが、ここ数日でものすごい白煙が・・・

こりゃ、バルブシールが逝ったとか、そんなレベルの白煙ではなかったので

真っ先に疑ったのはタービン。

ひとまず外してみることに。

 

もう周りがオイルだらけでベトベト

こりゃ終わってると、タービンシャフトを両側から手で触ってみます。

 

排気側が真っ黒ですね。

もう、シャフトシールはなくなっちゃったんじゃないかってくらい

ガタガタでした。(5mmは動く)

こんなの放っておいたら事故の元ですもんね。

 

さっそくタービンを注文。(中古ですが・・・)

実用オンリーの用途につき、いざ使えなくなると不便です。

 

ついでに、タービン周りのオイルラインなどを丹念に洗浄しました。

車の修理は趣味ではないですが、とにかく部品が重いなあ・・・


GSX750R カウル修理(その5)

2013年04月29日 | 乗り物いろいろ

天気が悪かったり、疲れが抜けずにゴロゴロしたりと

ちょっとカウルの修理が滞りましたが、やっと着色に入れました。

下地の調整に手間取りましたが、細かいひび割れなども丹念に拾ったので

表面はツルツル、中はガッシリといった状態になってます。

ナックルガードのラインが非常に難しかったですねえ。

ただ、こういった部分が一番目立つので、何回もパテでラインの調整をしています。

 

ベースとなる赤を塗りましたが、周りは暗くなって室内灯の灯りなので

実際の色よりオレンジっぽく見えます。

 

垂れるギリギリまで、一気に吹いているため、そこそこの艶は出ています。

これが乾いたら黒を塗って、いよいよラインに移ります。

これが難関だなあ~


GSX750R カウル修理(その4)

2013年04月08日 | 乗り物いろいろ

引き続きFRP作業してます。

破損の酷かったナックルガード周りは前回で裏打ち補強をしましたが

他にもヒビはあるわけで、それじゃって言うことで、全面補強することにしました。

 

重量を意識しなければならないレーサーなどのカウルですと

ちょっとした重量増加に繋がりますので、安易に補強も出来ませんが

公道を走る車両ですから、なるべく長持ちした方がいいわけで

それでも過剰な補強は、これFRPって意外にも重量増加するものですから

1プライの補強に留めておきます。

こんな感じにクロスを貼って、樹脂を塗りこんでいきました。

 

スクリーンの取り付け部分は、予想以上に風圧で力が掛かりますので

この補強でかなり、カチッとした感じになると思います。

ウインカーの取り付け穴だけは大きいので、半乾きのうちに

クロスだけ切っておきました。

これ、乾いてからゴリゴリやるのは、案外たいへんで

半乾きのうちですと、カッターで簡単に切除することが出来ます。

カッターなど樹脂の付着した道具は、アセトンで洗浄すればきれいになるので

繰り返し使用できますので、とにかく半乾きのうちに余分な部分は切除するのが

その後の作業をかなり軽減出来ます。

何と言っても、あの切粉は厄介ですから。

 

これで、補強作業は全て完了しました。

 

次回は、表面をパテで整えて、いよいよ着色作業に移る予定です。

 

 


GSX750R カウル修理(その3)

2013年04月01日 | 乗り物いろいろ

週末作業のみなので、3回も引っ張ってしまいました。

今週は土曜日が作業出来ずだったので、進みは少々です。

本格的に塗装作業へ移る前に、下地の最終補強を行いました。

ナックルガードの割れがどうしても強度不足というか

ややヒビが入ってしまったため、裏側からクロスによる補強をしました。

 

ちょっとピンボケてしまいましたが、ナックルガードの裏側を2プライで積層しました。

積層する前に、食付きを良くするため、80#の空研ぎペーパーで

思いっきり荒らしてあります。

あらかじめ、クロスは裁断しておきますが、だいぶ暖かくなってきたので

樹脂の硬化スピードも早く、作業時間的には20分程度しかなく、

出来ることは事前に揃えておく必要があります。

もっと硬化剤を少なくすればよいかもしれませんが、今までどうも硬化剤不足の場合

なかなかベタつきが取れないことが多かったので、極端に減らすことはしていません。

 

強度を上げるのに重要なのは、貼ってから内部の気泡を抜く事と

樹脂を塗りすぎないようにすることが大事です。

適切な樹脂量で積層すると、クロスの目がやや判るくらいの感じに仕上がります。

今回は十分な荒らしを行ったので、密着はバッチリです。

カウル全体で、かなり強度が上がった感じに仕上がりました。

 

後は、外周りの小穴をパテ埋めした後、仕上げのサフェーサー吹きをして

下地が完了となります。

ここまでで、そこそこ時間を費やしていますが

下地が完成すれば、7割程度の作業が終わったも同然といったところでしょうか。

 

その4に続く